あやめ2nd

次の日

杏奈「百合子さん･･･ゲームしよ」

百合子「いいよー！ふふふ、昨日の勝負がそんなに悔しかったのかな？」ﾌﾌﾝ

杏奈「････」ｶﾁｶﾁ

百合子（あ、あれ？杏奈ちゃん昨日より強くなってる！？）

百合子（ま、まずい！これは結構･･･）

杏奈「百合子さん、昨日の約束･･･覚えてる？」ｶﾁｶﾁ

百合子「へ？あ、えーっと･･･」

杏奈「百合子さんが･･･負けたら、何でも言うこと･･･聞く」ｶﾁｶﾁ

百合子「え！？そういえばそんなこと言ったような･･･」

杏奈「杏奈、勝つから」ｶﾁｶﾁ

百合子（あ、やばいやばいやばい！杏奈ちゃん一日で強くなりすぎ！）

杏奈「･･･勝った」ｸﾞｯ

百合子「ま、負けた･･･結構普通に負けた･･･」

百合子「もう一回やろう！杏奈ちゃんがこんなに強くなってるなんて思わなかったから！」

杏奈「良い、けど･･･罰ゲームしてから･･･ね？」

百合子「うっ･･･お手柔らかにお願いします。」

杏奈「じゃあ･･･>>6」

杏奈「じゃあ･･･デートしよ」

百合子「デート？」

杏奈「･･･杏奈、お買い物行きたい･･･です。」

百合子「買い物？いいけど、そんなことでいいの？」

杏奈「･･･うん。行こ？」

百合子「そうだね、行こっか！」

百合子「そういえば杏奈ちゃん、何買うの？」

杏奈「･･･ん、可愛いもの。」

百合子「決まってないんだね、じゃあ小物屋さんでも見に行こう！」

杏奈「･･･はい」ｷｭｯ

百合子（杏奈ちゃん可愛いなぁ･･･妹がいたらこんな感じなのかな･･･）

杏奈「･･･百合子、さん？行こ？」

百合子「あ、うん行こう！確かあっちの方に･･･」

百合子「ふー！結構回ったね！」

杏奈「･･･疲れた。」

百合子「そうだね、何か甘いものでも食べよっか」

杏奈「あそこ･･･クレープ」

百合子「いいねー」

杏奈「今日、杏奈･･･リア充。」ﾎﾞｿｯ

百合子「え？」

杏奈「なんでもない･･･です。」

百合子「ふー！結構良い時間になったねー」

杏奈「杏奈、足･･･」

百合子「私もー･･･あっ」

百合子「ゲームやろ！さっきのリベンジ！」

杏奈「･･･覚えてた」

百合子「当たり前！今度から私が勝ったら杏奈ちゃんにも言うこと聞いてもらうからね！」

杏奈「･･･負けないから」

百合子「やった！勝った！」

杏奈「･･･」ｷﾞﾘｯ

百合子「さすがにね！油断しなかったら負けないもんね！」ﾌﾌﾝ

杏奈「もう一回やれば･･･杏奈、勝つ。」

百合子「ふふ･･･、その前に杏奈ちゃんにも言うこと聞いて貰うよ！」

百合子「じゃあ杏奈ちゃんには>>15をしてもらうよ！」

百合子「そうだなぁ…、じゃあ杏奈ちゃんが私にキスする！とか？」

杏奈「ん」チュ

百合子「へ？」

杏奈「…はい。次…やろ？」

百合子「え？いや、あの」

杏奈「…早く」

百合子「あ、はい…（ええぇぇぇ）」

百合子（杏奈ちゃんがキス…私にキス…）

杏奈「…」カチカチ

百合子（杏奈ちゃんの唇……ダメよ百合子！落ち着くのよ！）

百合子（あぁぁぁぁぁ手元が覚束ないぃぃぃ）

杏奈「…行けそう」カチカチ

杏奈「あ」ｶﾁｯ

百合子「あっ」

杏奈「････杏奈の、ミス」ﾑｽｰ

百合子「あはは･･･勝っちゃった」

杏奈「次、なに？」

百合子「えっ？」

杏奈「杏奈、何をすれば良い･･･の？」

百合子「あっ、あそっか、どうしよ･･･」

百合子（うーん･･･キス、じゃなくて･･･うーんと、うーんと･･･）

百合子「うーん･･･キス以外･･･キス以外･･･」

杏奈「･･･百合子さん、そんなにキスしたい･･･？」

百合子「ふぁっ！？い、いい今声に出てた･･･？」

杏奈「･･･うん。今日の百合子さん、ちょっと･･･怖い」

百合子「あぁぁぁごめん、ごめんね杏奈ちゃん！変なこと言っちゃって･･･」

杏奈「･･･でも、なんでもする･･･から」ｸﾞｲｯ

百合子「あっ、あ！杏奈ちゃ･･･」

杏奈「ん･･･、んむ･･･」

百合子「あっ･･･」

百合子（わー！わー！どうしてこんなことにー！）

杏奈「･･･終わり。」

百合子「はー･･･はー････」

杏奈「キスした･･･から、リベンジ。」

百合子「あっ･･･そうだね、リベンジ･･･」

百合子（ほんと、ほんとにどうしてこんなことに･･･）

杏奈「杏奈、恥ずかしかった･･･から。もう絶対、負けない」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

百合子（あ、あれ？杏奈ちゃん燃えちゃってる！？）

百合子「ま、負けた･･･結構大差で負けた･･･」

杏奈「百合子さんの･･･クセ、分かってきたかも･･･です」

杏奈「えへへ･･･、何をお願いしよう･･･かな」

百合子（な、何をされちゃうんだろう）ﾄﾞｷﾄﾞｷ



P「うおーーーーーーーい！！！！！」ﾊﾞｰﾝ


杏奈「！！」


百合子「ひゃあ！？」

P「こんな夜遅くまで劇場に残って何やって････ゲームかよ！早く帰りなさい！あとお前らは勉強しなさい！」

杏奈「･･･」ﾁｯ

P「え？今おれ舌打ちされた？」

杏奈「ね、百合子さん･･･。杏奈の家で続き、しよ？」

杏奈「あ、無理なら大丈夫･･･これはお願いじゃなくて、提案･･･」

百合子「う、うん！大丈夫だよ！じゃあお邪魔しちゃおっかな！」

杏奈「えへへ、じゃあおうちに連絡する･･･ね」

P「あれ？なんかおれ蚊帳の外じゃない？あとこいつら何か雰囲気変わった？」

百合子「ご、ごちそうさまです！」

望月母「お粗末さまです」

杏奈「百合子さん･･･お部屋でお喋りしよ？」

百合子「うん！（といいつつゲームするんだよなぁ）」

杏奈「あ」

百合子「ん？」

杏奈「その前にお風呂、一緒に･･･入ろ？」

百合子「！！！？？？」

百合子「い、いやいや！それは流石に！杏奈ちゃん先に入っていいよ！」

杏奈「一緒の方が･･･早いし」

百合子「ほら、私ちょっと太っちゃったし！人に見せれるような体じゃ！」

杏奈「アイドル･･･なのに？」

百合子「うっ･･･！」

杏奈「百合子さん･･･いや？」

百合子「うぅぅ･･･裸は、裸はちょっと･･･」

杏奈「･･･じゃあ」

杏奈「ここで何でも言うこと聞いて貰える権利、使う･･･ね」

百合子（あー！！忘れてたーー！！！）

百合子「し、失礼します･･･」ﾁｬﾌﾟ

杏奈「･･･どうぞ」

百合子（う、うわわわ。杏奈ちゃん肌きれいだなぁ･･･）

杏奈「･･･百合子、さん」

杏奈「太ったって･･･どこが？」

百合子「え？その、お腹とか」

杏奈「･･･とか？」

百合子「二の腕とか･･･」

杏奈「その他は･･･？」

百合子「え？その他？どこだろ･･･」

杏奈「･･･ふーん」

杏奈「百合子さんの、うそつき」ﾎﾞｿｯ

百合子（杏奈ちゃんが何故か不機嫌になってしまった･･･）

杏奈「･･･ゲームやろ」ﾎｶﾎｶ

百合子「そうだね！」ﾎｶﾎｶ

百合子（杏奈ちゃんにパジャマを借りてしまった･･･。杏奈ちゃんって家でもこんなに可愛いパジャマ着てるんだ･･･）

杏奈「･･･？」

百合子「いや、やっぱりこういう格好は私には似合わないなぁって」

杏奈「百合子さん･･･は、可愛い･･･です。」

百合子「あ、あははは･･･ありがと。」

杏奈「百合子さんいるし･･･今日は、徹夜。」ｶﾁｶﾁ

百合子「えぇっ！？」

杏奈「･･･勝った」

百合子「･･･普通に負けた」

杏奈「百合子さんと対戦･･･楽しい」

百合子「うー、もう一回！もう一回やろう！」

百合子「･･･ハッ！でもその前に杏奈ちゃんのお願い聞かなきゃ！」

杏奈「え、まだそれ･･･続いてた、の？」

杏奈「じゃあ、もう一回･･･お願いします」

百合子「･･･え？ゲームすればいいの？」

杏奈「･･･うん」

百合子「そ、そっかぁ･･･」

杏奈「･･･」

杏奈「･･･」ｺﾁｮｺﾁｮ

百合子「ひゃあっ！」

百合子「な、なに･･･？」

杏奈「百合子さんが、何かして欲しかった･･･から」

杏奈「一分間ｺﾁｮｺﾁｮする･･･ね？」ｺﾁｮｺﾁｮ

百合子「えっ、なっ･･･やっ！」

杏奈「･･･」ｺﾁｮｺﾁｮ

百合子「あはははははっ！や、やめ！」

杏奈「･･･」ｺﾁｮｺﾁｮ

百合子「ああっはっ！ははっ、ひっ！」

杏奈「･･･」ｺﾁｮｺﾁｮ

百合子「ひんっ！･･っ！･･っふはっ！」

杏奈「･･････････」ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ

百合子「･･･ッ！！･････ッッッ･･･！」

百合子「はー･･･っ、はー･･･っ」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

杏奈「･･･やりすぎた」

百合子「ひどいよ杏奈ちゃん･･･もうお嫁にいけない････」ｸﾞｽﾝ

杏奈「･･･じゃあ、ゲームしよ」

百合子「スルー！？」

百合子「いいよ、もう！今度は私が勝ってお願い聞いて貰うから！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

杏奈「･･･」ｶﾁｶﾁ

百合子「うぅ･･･勝てない･･･」ｽﾞｰﾝ

杏奈「･･･百合子さんも、相当･･･強い、から」

百合子「ありが･･･と、ふあぁっ」ｱｸﾋﾞｰ

杏奈「百合子さん、眠たい･･･の？」

百合子「ん、ごめんね。ちょっと目が疲れちゃったみたいで」

杏奈「じゃあ、一緒に･･･寝よ？」

百合子「うん、そうだね･･･え！？」

百合子「いや、いやいやいやいや！私は床で寝るから杏奈ちゃんはベッドで！」

杏奈「そしたら杏奈も･･･床で、寝ます」

杏奈「･･･勝った人の言うことは、絶対」

百合子「え、ええぇぇぇぇ」

百合子「･･･」←結局一緒に寝てる

杏奈「･･･」

百合子「目がさえちゃった･･･杏奈ちゃん、起きてる？」

杏奈「･･･ん、杏奈も･･･」

百合子「私、寝相悪かったらごめんね？」

杏奈「大丈夫･･･です。」

杏奈「杏奈･･･楽しかった。百合子さんに、沢山イタズラ･･･できた。」

百合子「あー！やっぱり楽しんでた！すっごく恥ずかしかったんだからね！」

杏奈「えへへ･･･ありがとう･･･、です。」

杏奈「また･･･一緒に、ゲーム･･･」ｳﾄｳﾄ

百合子（あ、杏奈ちゃん寝そう）

杏奈「･･･して･･･ん･･･」

百合子（杏奈ちゃんは寝顔も可愛いなぁ）

杏奈「･･･大好き」ﾁｭ

百合子「･･･」

杏奈「･･･」

百合子「･･･」




百合子（ええぇぇぇ！！？なに！？何今の！？）

杏奈「･･･」zzZ

百合子（寝てるー！！！！え、寝ぼけてる！？え！？どういうこと！？）

杏奈「･･･」zzZ

百合子（おおおお落ち着け、落ち着くのよ百合子！こういうときは素数を数えて･･･）

杏奈「･･･ん」ｷﾞｭｯ

百合子（落ち着けるわけない！！！！うわあああぁぁぁぁ！！！！）

次の日

杏奈「･･･ん、おはよう･･･」

百合子「おはよう･･･」ｸﾞﾃｰﾝ

杏奈「百合子さん、眠そう･･･杏奈、寝相悪かった･･･？」

百合子「いや、全然大丈夫だったよ･･･ほんとに･･･」

杏奈「･･･？」


おわり