1 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 21:46:04.77 CLnvJLtSo 1/317

ほのえりです。
のぞにこまき、ことうみ、りんぱな要素あります。

お付き合いいただける方はよろしくお願いします。

2 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 21:51:19.33 CLnvJLtSo 2/317

にこ「え~ごほん!本日はにこの為にお集まりいただきまして誠にありがt」

「かんぱーい!」


カンパーイ!!


にこ「ちょっ!?まだ話の途中なんだけど!?」

真姫「どうせ誰も聞いてないし」

「そうそう!それより早くご飯食べたーい!」

にこ「…流石に泣くわよ?」

「やーい!泣き虫にこっちー!」

にこ「子供かっ!」ビシッ

「にこちゃんはいくつになっても子供だにゃー!」プー

にこ「うっさい!あんただって全然変わってないじゃない!」

「すみませーん!タコワサのから揚げくださーい!」

にこ「聞きなさいよ!!」


ギャーギャー!!


海未「……ふふっ。なんと言いますか、みんな相変わらずで安心しました」クスクス

ことり「だよね!あれからもう随分時間が経っちゃったけど…」

花陽「私達ももうお酒が飲める歳だもんね…あ、すみません!純米酒おかわりで!」

ことり「ほ、ほどほどにね?」

花陽「うんっ!」グビー

3 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 21:55:01.85 CLnvJLtSo 3/317

穂乃果「…」

絵里「?」

絵里「どうしたの?やけに静かじゃない」

穂乃果「絵里ちゃん…」

絵里「もしかしてお酒苦手?それなら無理しなくてもいいのよ?」

穂乃果「ううん、そうじゃなくてね。なんか……いいなぁって」

絵里「?」

穂乃果「こういう時間、好きだなぁって思ってたの」エヘヘ

絵里「…」

絵里「……なにそれ。珍しく感傷的じゃない」クスクス

穂乃果「ぶー!私にだってそういう気分になる時くらいあるもん。じゃあ絵里ちゃんは好きじゃないの?」

絵里「まさか!私も好きよ。大好き」

穂乃果「えへへ…よかった~」






花陽「」


ほのえり「………ん?」

花陽「だ、だ、ダメですよ2人とも!!」アワワワワ

絵里「ちょっ…な、何が?」

花陽「あ、あ、あ、アイドルが恋愛なんて!まして同グループ内でなんて!!禁断中の禁断ですぅー!!」


シーン

4 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 21:58:38.01 CLnvJLtSo 4/317

にこ「ちょちょちょちょぉぉっ!?何何何!?あんた達ってそういう…そういう!?」

「そういえば昔っから怪しかったもんね!ね!」キャー!!

真姫「ふ、ふ~ん…べ、別に興味はないけど……」クルクル

海未「穂乃果!?聞いてませんよ!?」

ことり「酷いよホノカチャン!!」

穂乃果「えええっ!?な、なんで?絵里ちゃん!?」

絵里「わ、私に聞かれても…そもそもどうして急にそんな……?」

花陽「だって好きとか大好きとか言ってたよね!?私にはしっかり聞こえました!!」グビグビ

絵里「おもいっきり誤解じゃない!とにかくまず飲むのを止めなさい!!」


ヤンヤヤンヤ!!
ワーワー!!




「…」

「でも」

5 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 22:02:12.43 CLnvJLtSo 5/317

「ウチらってもうアイドルじゃないわけやし…そういうの、気にしなくてもいいんじゃない?」


8人「…」


海未「で、ですが今まで誰もそのような浮ついた話は…」

「それってそういう事だよね」ズーン

真姫「べ、別に私は…」

にこ「…」ジー

真姫「……無かったわよ!なんにも!!」

にこ「ぷぷぷっ!」ニヤニヤ

真姫「…」ギロッ

「ちなみに、にこっちもなんにも無いんよ?アイドル云々関係なく」

にこ「ちょっ!?そ、それはあんたもでしょうが!!」ウガー

真姫「!! へ、へぇ……」

海未「ことりは…ことりは私を1人にはしないですよね?」ガクガク

ことり「海未ちゃんこそ…」ガクガク

花陽「みなさんアイドルの鏡です……それに比べて!」グビグビ

穂乃果「だから違うんだって!アイドルでも無いし!!」

絵里「その前に飲むのを止めてって言ってるわよね?ねぇ??」

6 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 22:06:41.25 CLnvJLtSo 6/317

――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
―――


海未「わらひは…みとめまへんからねぇ~……」フラフラ

花陽「あいどるはぁアイドルであって…だから…そうです…うふふふふ……」フラフラ

「あーあー…こりゃダメやね。この2人」

にこ「いや」




真姫「…」ギュー

にこ「3人でしょ」

「……ま、真姫ちゃん?ちょーっと歩きづらいんやけど」

真姫「っ!」ウルウル

「!!」

「あ、いやそういう事じゃなくて!えっと…」オロオロ

にこ「ぷぷっ!アンタがうろたえるなんて珍しい事もあるのね!」




真姫「♪」ギュー

「………にこっちも他人事じゃないよね」

にこ「うん」

7 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 22:09:48.88 CLnvJLtSo 7/317

ことり「と、とりあえず海未ちゃんは私が介抱するね…」

「じゃあかよちんの事はまかせて!」

にこ「お願いね。真姫ちゃんは私と希でどうにかするから」

「そうやね。でもせめてどっちかだけでも離してくれると楽なんやけど……」

真姫「っ」ウルウル

「わー!違う違う!ごめん!!」アタフタ

にこ「……というわけで、後はどうぞお好きなように」

穂乃果「で、でも本当に大丈夫?私と絵里ちゃんも一緒に…」

にこ「いいから!酔っぱらいの相手なんて少ないに越したことはないでしょ」

「そうそう。ウチらの事は気にしなくてええよ?本当に助けてほしい時はちゃんと言うから」

絵里「そんなこと絶対言わないくせに…」

ことり「穂乃果ちゃん!何かあったら私にすぐ連絡してね?」

穂乃果「え?私?う、うん」

絵里「…」

8 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 22:12:18.10 CLnvJLtSo 8/317

・・・


にこ「あ、タクシー来たみたいよ。準備はできてる?」

「…」

にこ「? どうしたの?」

「う、うん。今日がとーっても楽しかったから…次はいつみんなと会えるのかなぁって思って」

「そうやねぇ…皆なんだかんだで忙しくなってきちゃったから」

ことり「全員で、っていうのは…近いうちには難しいかもね……」

「そっか」シュン

穂乃果「…」

絵里「…」

絵里「はいはい!そういう暗い話は無しにしましょ?今日は楽しかったし、貴女達にはもう一仕事待ってるんだから」

「…そうだよね。うん!じゃあ、またね!」


バイバーイ!!


――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
―――

9 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 22:18:07.61 CLnvJLtSo 9/317

テクテクテク


穂乃果「でもみんな全然変わってなくてビックリしちゃったよ」

絵里「すれ違っても余裕でわかるくらい大人にはなってなかったわね」フフッ

穂乃果「うーん…私たちには伸びしろが無かったのかなぁ?」

絵里「その日本語は間違ってると思うけど…いいんじゃない?若さを保ててるってことで」

穂乃果「あはは!それもそっか!」

穂乃果「…では絵里ちゃん先生!ズバリ、若さの秘訣とは?」

絵里「いや実際若いから!……でもそうね。強いて言うなら毎日亜里沙とお風呂に入ってるからかしら?」

穂乃果「吸い取ってるの!?どおりで…」

絵里「吸い取っては無いわよー」

10 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 22:20:46.11 CLnvJLtSo 10/317

穂乃果「……って!お風呂!?一緒に!?」

絵里「? ええ。昔からそうだけど…」

穂乃果「そうなんだ…雪穂なんて中学生くらいの時から入ってくれないよ…」オヨヨ

絵里「あー…雪穂ちゃんはそういうこと気にしそうだものね」

穂乃果「私は気にしないのに……今度無理矢理入っちゃおうかな」

絵里「穂乃果が気にしなくてもダメでしょ」

穂乃果「ちぇー」ブー

絵里「でも…そうね。なんだかんだで雪穂ちゃんなら喜ぶんじゃない?穂乃果が入ってきたら」

穂乃果「そうかなぁ?」

絵里「うん。亜里沙が『雪穂は昔っから穂乃果さんの話ばっかり!』って嫉妬してたから」クスクス

穂乃果「ど、どうせ悪口だよー」エヘヘヘ

絵里「…」

11 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 22:59:06.72 CLnvJLtSo 11/317

絵里「と、ところで穂乃果?雪穂ちゃんなんだけどね?」

穂乃果「?」

絵里「えっと…その……亜里沙について何か聞いたりしてない?」

穂乃果「雪穂から?」

絵里「ええ。あの2人ってすごく仲が良いっていうか…仲が良すぎるっていうか…じゃない?」

穂乃果「うん!私もそう思う」

絵里「だからね…そこのところ、どうなのか知ってたりする?」

穂乃果「そこのところ?」

絵里「つ、つまり……」



――――――――――――――――――
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――――――――
―――

12 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:02:13.39 CLnvJLtSo 12/317

穂乃果「た、ただいま~!雪穂ー!!」ダダダダダ

雪穂「おかえりー…って帰ってきて早々どうしたの?」

穂乃果「どうしたのじゃないよ!なんで私に言ってくれなかったの!?酷いよ!!」ウエーン

雪穂「???」

雪穂「ご、ごめん…何のこと?」

穂乃果「とぼけないでよ!そんなに私に言いたくないの!?普段は亜里沙ちゃんに私の話ばっかりしてるのに!?」

雪穂「だからホントに何のことかわからな……って!ち、ちちち違うから!お姉ちゃんの話なんて全然!ぜんっぜんした事ないし!ホントだし!」アワワワ/////

穂乃果「えっ…そうなの?」シュン

雪穂「」

雪穂「い、いや、えっと…ちょ、ちょ~っとくらいはしてるようなしてないような……」

穂乃果「!!」パァァァ

雪穂「…」


雪穂「……って、違うでしょ!?何か言おうとしてたよね?」

穂乃果「あっそうそう!絵里ちゃんが言ってたんだけどね、亜里沙ちゃんと雪穂が…」







穂乃果「結婚するって!!」

雪穂「」

13 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:04:56.36 CLnvJLtSo 13/317

雪穂「な、なななんでそんな話になってるの!?まず順序ってものがあるでしょ!?」

穂乃果「えっ!?違うの!?」

雪穂「違うよ!!ちょっと考えればわかるよね!?」

穂乃果「だ、だって絵里ちゃんが『亜里沙が最近ゼ○シィ定期購読し始めたのよ…』って言ってたんだもん!」

雪穂「ええっ!?ゼ○シィって定期購読するようなものじゃないよね!?」

穂乃果「でもそうなると相手は雪穂じゃないってことに…」

雪穂「」


・・・


亜里沙『ごめんなさい…お姉ちゃん最近意識しすぎてちょっと厚めの女性誌が全部ゼ○シィに見えるみたいなんです…』

<アリサー!!

穂乃果「なんだ~びっくりしちゃったよ」エヘヘ

雪穂(絵里さん…)

14 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:06:39.63 CLnvJLtSo 14/317

穂乃果「あれ?でも意識してるって事はもしかして…」

亜里沙『あ、いえ。なんか周りでそういう話が増えてきたのに相手すらいない自分に焦rむぐっ!』

絵里『はいはいもう今日はこのくらいでごめんね迷惑かけちゃってそれじゃー』ガチャッ

穂乃果「わわっ!切れちゃった」

雪穂「へぇ…あの絵里さんでもそんな感じなんだなぁ」

穂乃果「?」

雪穂「ウチのはこんなだし…」ハァ

穂乃果「あー!今よくわかんないけどバカにしたでしょ!!」ブー

雪穂「そこまでじゃないよ?ただ穂むらの今後を憂いていただけ」

穂乃果「えーなんでー!?私と雪穂がいればずーっと安泰だよ!!」

雪穂「その先だよ…」

穂乃果「???」

15 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:08:13.35 CLnvJLtSo 15/317

雪穂「もういいって!どうせお姉ちゃんにはわからないから」ベー

穂乃果「な、なんだとー!!」ウガー

ほのママ「はいはい。もう子供じゃないんだからその辺りにしておきなさい」

穂乃果「だって雪穂がー!!」

ほのママ「雪穂はね、あんたの心配してくれてるのよ」

雪穂「お母さん!?」

穂乃果「雪穂が?」

ほのママ「そうよ。こんな歳になっても実家暮らしで浮ついた話一つないんだもの。心配するなってほうが無理でしょ」ハァ

穂乃果「うぐっ…」

雪穂「べ、別に急いで変な人連れてこられるくらいなら今のままでいいケド…」

ほのママ「雪穂…?」ジトー

穂乃果「わ、私だってそういう人の一人や二人いるもん!」

雪穂「えっ!?」

ほのママ「…例えば?」

穂乃果「…」ウーン

穂乃果「…」ウーンウーン





穂乃果「………ゆ、雪穂!!」

ほのママ「…」

雪穂「…」

ほのママ「……まだ当分望み薄みたいね」ハァ






雪穂「お姉ちゃん…」

ほのママ「」


――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
―――

16 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:09:41.80 CLnvJLtSo 16/317

-数日後-


穂乃果「うーん!今日もお仕事頑張ったぁー!!」ドサッ

穂乃果「はぁぁぁぁぁ気持ちぃぃぃぃぃぃ!私もうベッドちゃんと結婚するよぉぉぉぉぉ!!」スリスリ

雪穂「…」

穂乃果「おうわぁ雪穂!?ノックくらいしてよ!」

雪穂「いやいや!扉全開だったし!!」

穂乃果「えっ?ホント?」

雪穂「嘘つく必要がないんだけど…それより、今日ウチに真姫さん来てたけど何かあったの?」

穂乃果「真姫ちゃん!?全然気が付かなかった…」

雪穂「なーんか変な感じだったんだよね。お母さんとコソコソしちゃって」

穂乃果「お母さんと?」

雪穂「そ。聞いても教えてくれないし」

穂乃果「ふーん…スポンサー契約とかかな?」

雪穂「砂糖の塊売ってるウチとお医者さんとじゃ…ね?むしろ犬猿の仲だよ」

穂乃果「そこまでじゃないでしょ…」アハハ

17 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:11:33.24 CLnvJLtSo 17/317

雪穂「とにかく!何かあるかもしれないから気を付けてね?」

穂乃果「気を付ける?何を?」

雪穂「それはほら…もしかしたらお金持ちの人とお見合いとか持ち掛けられたのかも」

穂乃果「うーん…確かにそれは嫌かも」

雪穂「でしょ!?私だって跡取りは心配だけど…お姉ちゃんが不幸にはなってほしくないから」

穂乃果「雪穂……ありがとー!!」ギュー

雪穂「ちょっ!?」/////

穂乃果「こんな妹がいて私は幸せだよー」ギュギュー

雪穂「お、お、お、お姉ちゃん!もう私たち子供じゃないんだかr」



ほのママ「…」ジー

穂乃果「あれ?どうしたの?」

雪穂「?」

ほのママ「雪穂。お話があります」

雪穂「私!?」

18 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:15:10.24 CLnvJLtSo 18/317

ほのママ「いいからいらっしゃい!」

雪穂「え?あ、はい……」テクテク

穂乃果「???」

穂乃果「どうしたんだろう?食べちゃいけないお菓子をつまみ食いしたのかな?」

穂乃果「まったく。雪穂はいくつになっても子供なんだから」ウシシ

穂乃果「……ん?なんだろう。絵里ちゃんから着信あるや」


プルルルルル
ガチャッ


穂乃果「もしもし?絵里ちゃん?」

絵里『急にごめんね。時間大丈夫?』

穂乃果「平気平気!絵里ちゃんの為なら何時間でも大丈夫だよ!」エッヘン

絵里『もぅ。調子いいんだから』クスクス

穂乃果「それでどうしたの?」

19 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:17:12.63 CLnvJLtSo 19/317

絵里『う、うーん…』

穂乃果「?」

絵里『どうしたと言うかこうしたと言うか…』

穂乃果「???」

絵里『穂乃果とお話ししたくなったから……じゃ、ダメ?』

穂乃果「…」

絵里『…』

穂乃果「だ、ダメじゃないよ!すっごくうれしい!!」エヘヘ

絵里『よかった』ホッ

穂乃果「でもホントに急だよね…亜里沙ちゃんがお泊りとか?」

絵里『違うわよ。でも…なんて言えばいいのかしら。穂乃果が恋しくなっちゃったというか……』

穂乃果「…」

絵里『…』

穂乃果「えっ!?もしかして告白!?」ガガーン

絵里『…』

絵里『そうね…そうかも』クスクス

穂乃果「ホント!?うれしいなー」アハハ

20 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:21:25.26 CLnvJLtSo 20/317

絵里『だからこれと言って話題があるわけでもないんだけど…そうね。休みが合えば、今度お買い物でもどうかしら』

穂乃果「お買い物!?行きたい行きたーい!!」

絵里『なら決まりね。私は週末ならいつでもいいわよ?』

穂乃果「じゃあ今度の日曜日はどう?なんにも用事なくて困ってたんだよね」

絵里『丁度いいじゃない。じゃあそうしましょ?』

穂乃果「うん!楽しみにしてるね!!」

絵里『私も。もし忘れたりしたら…ジュースいっぱい奢ってもらっちゃうんだから』

穂乃果「ふふふ…今の私ならジュースの一本や二本余裕なんだよ!」ムフフ

絵里『逆に余裕じゃないと心配よねそれ』

穂乃果「……確かに」

絵里『まったく。それじゃ、楽しみにしてるわね』

穂乃果「うん!ばいばーい!!」ガチャッ

21 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:22:50.39 CLnvJLtSo 21/317

穂乃果「…ん?」

穂乃果「これって……デート!?」

穂乃果「よ、よし!これでお母さんからのお小言にも対抗できる!!おかーさーん!!」ダダダダダ




ほのママ「近親はダメです!」

雪穂「だから誤解だって!」

ほのママ「いいえ。今の雪穂は信用できません!」

雪穂「ちょっ!ひどい!!」

ほのママ「とにかく!穂乃果には暫くこの家を出て行ってもらう事になったから…その間頭を冷やしなさい」

雪穂「」

穂乃果「…」



穂乃果「はい?」



――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
―――

22 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:24:47.84 CLnvJLtSo 22/317

穂乃果「ゲストハウス!?」

真姫「そ。流行ってるらしいから一棟買ってみたのよ。小さいけど」

「絶対小さくないよね」ヒソヒソ

花陽「うん」ヒソヒソ

海未「それで話というのは…」

真姫「まあ…ね。余らせても勿体ないじゃない?」

「『勿体ない』ねぇ?」ニヤニヤ

にこ「らしくないじゃない」ニヤニヤ

真姫「な、何よ」/////

ことり「わ、わ、わ~そういうの憧れてたの!!」

絵里「でもこの人数じゃ…」

真姫「そこは心配ないわよ?全員余裕で住めるから。場所も都内だし」

花陽「す、すごい…」

にこ「いろんな意味でね」

23 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:26:56.46 CLnvJLtSo 23/317

真姫「ちなみに、もうみんなの親御さんから許可はいただいてるから」

海未「いつの間に!?」

絵里(深く聞くのは止めましょう…)

ことり「あはは…もうここまでしてもらって断るのも…」

「だよね!」

「仕方ない。寂しがり屋の真姫ちゃんの為にウチが一肌脱ぐとしますか」

にこ「別に希だけじゃないんだけど?」

「にこっちは脱ぐほど無いやん」

にこ「あるわよ!!じゃあ逆にアンタ何脱いだのよ!!」

「……にこっちのえっち」テレテレ

にこ「なんで!?」

真姫「…」ムムム


穂乃果「よぉーっし!じゃあ皆で……」




穂乃果「同棲だぁー!!」バーン!!

花陽「その言い方ちょっと誤解生むよ!?」ガビーン

24 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:27:54.11 CLnvJLtSo 24/317

海未「本当によかったのでしょうか…こんな急に」

絵里「いいんじゃない?私たちらしくて」クスクス

海未「…便利な言葉ですよね。それ」

ことり「でも楽しみだなぁ…毎日合宿みたい♪」

穂乃果「だよねー!」

絵里「でも学校なりお仕事なりはちゃんと行くのよ?」

穂乃果「わかってるよー」ブー

真姫「一応、全員の生活に支障はないはずだけど…何か困ったことがあったら言ってね」

花陽「話が唐突すぎて困ってはいるけど…」

「いいじゃんいいじゃん!大学だって乗り換えなしで行けるんだよ?」

真姫「その辺りは抜かりないわ」フフン

にこ「ホント恐ろしい執念よね…」

「前に会った時が楽しすぎたみたいやね」クスクス

25 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:30:45.67 CLnvJLtSo 25/317

真姫「引っ越しは業者に頼んじゃうから、荷物の整理だけはしておいてね?」

真姫「あとで住所も送るから変更も忘れないように。手紙とか届かなくなるわよ」

にこ「え~めんどくさい~そこまでする必要あるの?」

「まあまあ。それくらいええやん」

にこ「ぶー」

ことり「それよりにこちゃん…妹さんたちは大丈夫なの?」

にこ「いつの話してんのよ。おチビ共はむしろ私がいない方が嬉しいでしょうよ」ケッ

「にこちゃん…可哀想に」オヨヨ

海未「亜里沙はどうなのです?」

絵里「私ばっかりずるいって拗ねちゃったわ」クスクス

穂乃果「でも私の部屋に住むことになったから大丈夫だよ!」

海未「それはそれは…帰ったら居場所がなくなっていた、なんて事にならないといいですね」フフッ

穂乃果「海未ちゃんひどーい!」

26 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:35:41.32 CLnvJLtSo 26/317

真姫「簡単に建物の説明するけど…1階は共同スペースね。リビングとかキッチンとかお風呂とか」

真姫「2階は個室が6部屋。一応、部屋割りはこんな感じで考えてる」スッ


201 ことり・海未

202 穂乃果・絵里

203 凛・花陽

204 希・真姫

205 にこ

206 荷物置き場


7人「意義なーし」

にこ「ありありありあり!!意義あーーーーり!!!」

真姫「何ようるさいわね…」

にこ「この明らかに悪意がある部屋割りは何なのよ!!せめてくじ引きでしょ!!」

真姫「でもみんな納得してくれたし…」

にこ「その中に私が入ってないんだけど!?」

「にこっち。もう大人なんだからわがまま言わないの」メッ

にこ「こんな時ばっかり大人扱い!!」

27 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:36:43.82 CLnvJLtSo 27/317

にこ「もういいわよ!夜な夜な騒ぎまくって全員睡眠不足にしてあげるわ!」ウガー

真姫「騒音対策はばっちりだから」

にこ「いい部屋ね!レオ○レスとは違うわね!きっと地震にも強いんでしょうね!!」

絵里「なるほど…つまり何しても外に声が漏れたりすることはないのね」

ことり「ふーむ。なるほどなるほど」

穂乃果「?」

海未「ことり?」

ことり「ナンデモナイノヨナンデモ」


にこ「…あれ放っておいていいの?」

真姫「まあ私にそこまでの権利はないし…」

にこ「ほぼ強制的に住まわせておいて何言ってんのよ!」

「仕方ない。そこまで言うならウチと真姫ちゃんの愛の巣ににこっちも混ぜてあげるか」

にこ「…絶対に最悪のタイミングで邪魔してやる」

真姫「イミワカンナイ」

28 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:39:39.50 CLnvJLtSo 28/317

花陽「ちなみにどれくらいの間お邪魔になってもいいの?」

真姫「特に期間はないけど…最低でも半年は住んでほしいかしら」

穂乃果「そんなに!?」

真姫「一応そういうことで親御さんには話をしてあるわ。まあ、帰りたくなったら好きな時に帰ってもらって構わないから」

花陽「シェアハウス…半年……」

「かよちんどうしたの?」

花陽「!! う、ううん何でもない!!」

海未「花陽?あまり乗り気ではないのなら無理に……」

花陽「ち、違うよ!本当に!!すっごく楽しみ!!」

海未「それならよいのですが…」




真姫「あ、そういえば」

8人「?」

真姫「料理人とかお手伝いさんとかはどうする?特に希望がなければ私の知ってる人達に頼んじゃうけど?」

8人「…」

8人「……結構です!!」

29 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:41:26.27 CLnvJLtSo 29/317

・・・


絵里「しかし本当に急よね。真姫は何を急いでたのかしら?」

穂乃果「一日でも早くみんなと住みたかったんじゃない?真姫ちゃんらしいよ」

絵里「そう…かしらね。花陽も何か引っかかってたみたいだけど」

穂乃果「?」

絵里「……ごめん。考えすぎよね」

穂乃果「でもこれだと週末のお買い物は無理かなぁ?楽しみだったんだけど…」

絵里「そうね…」

絵里「…」

絵里「と、ところで穂乃果さん!!」ガシッ

穂乃果「はいっ!?」ビクッ

絵里「これから私達は一緒の部屋で夜を共にするわけだけど…」

穂乃果「う、うん」

絵里「決めなきゃいけないこと、いくつかあるんじゃないかしら?」

穂乃果「?」

絵里「例えば…なるべく電気は消さないとか、夜中お手洗いに行きたくなったら起こしていいとか…」

穂乃果「…」

絵里「…」

穂乃果「とりあえず…お部屋見てからかなぁ?」エヘヘ

絵里「!!」

絵里「そ、それもそうね!私ったらつい先走っちゃったわ。ごめんなさい」

穂乃果「ううん!気にしないで!!」

穂乃果(亜里沙ちゃんも大変だなぁ…)

30 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:42:33.04 CLnvJLtSo 30/317

絵里「じゃあ、また近いうちに」

穂乃果「うん!今回は本当にすぐ会えるね!」

絵里「そうね」クスクス

穂乃果「ばいばーい!!」ブンブン


・・・


穂乃果「たっだいまー!」

ほのママ「おかえり。西木野さんから詳しい事は聞いた?」

穂乃果「うん!でもお母さんひどくない?私の許可もなしに」

ほのママ「いいじゃない。私なんて一人暮らしとか友達と住むとか、やってみたかったけどチャンスすらなかったんだから」

穂乃果「…」

ほのママ「別に実家がなくなるわけじゃなし、そもそもここには仕事で毎日来るんだから。いい機会でしょ?楽しんできなさいな」

穂乃果「そっか……そうだよね!ありがとう!!」ギュー

ほのママ「はいはい」ナデナデ

31 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:44:53.26 CLnvJLtSo 31/317

穂乃果「あれ?ところで雪穂は?」

ほのママ「え?あ、ああ…えっと……部屋にいるんじゃないから?」

穂乃果「?」

ほのママ「とりあえず、さっさと荷物まとめて車に積んじゃいなさいよ?」

穂乃果「あれ?業者さんに頼むんじゃ…」

ほのママ「お父さんがもったいないからって。まあ、本当はどんなところか見に行きたいだけでしょうね」

穂乃果「お父さんらしいね」クスクス

穂乃果「じゃあ軽く準備してくるね~」タッタッタ

ほのママ「はーい」


・・・

32 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:45:49.68 CLnvJLtSo 32/317

穂乃果「よし。こんなもんかな」

穂乃果「忘れ物あってもすぐに取りに来れる距離だし…大丈夫だよね?」

雪穂「油断禁物。歯ブラシ忘れてるでしょ」

穂乃果「うひゃあ!!ゆ、雪穂…?びっくりしたぁ……」

雪穂「何回も言うけど…ドア開けっぱなしにする癖、直した方がいいよ?これからは人にも迷惑かけちゃうんだし」

穂乃果「癖じゃないよ!忘れちゃうだけで!!」

雪穂「どっちにしろダメじゃん!……ああもう。心配だなぁ」

穂乃果「大丈夫!なんせあの絵里ちゃんと同じ部屋だからね!きっと何でもやってくれるはず!!」フンス

雪穂「考え方がすでにダメ人間だよ…」

33 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:47:45.90 CLnvJLtSo 33/317

穂乃果「でも楽しみだなぁ!こんなの初めてだし」エヘヘ

雪穂「…」

穂乃果「そういえば私の部屋って亜里沙ちゃんが住むんだよね?」

雪穂「うん。だから変なの残しておかないでよ?」

穂乃果「な、ないよ!」

雪穂「ホント?」

穂乃果「うん」

雪穂「金髪のお姉さんのブルーレイとかも?」

穂乃果「無い無い!!絶対無い!!」

雪穂「ふぅ~ん」

穂乃果「むむっ!お姉ちゃんを全く信用してないな!!」

雪穂「そりゃあ…ね」

雪穂「…」

穂乃果「?」

穂乃果「雪穂……もしかして寂しい?」

34 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/01/31 23:49:14.38 CLnvJLtSo 34/317

雪穂「んなっ!!」/////

穂乃果「あ~私がいなくなって寂しいんだぁ~」ニヤニヤ

雪穂「ちちちちち違うから!全然!!これっぽっちも!!寂しくなんてないし!!清々するし!!」

穂乃果「も~雪穂は可愛いなぁ~」ギュー

雪穂「だ、だからぁ!!」ジタバタ

穂乃果「…」ギュギュー

雪穂「むう!ふんっ!!」バタバタ

穂乃果「…」

穂乃果「やめよっか?行くの」

雪穂「…」

雪穂「……言ったじゃん。清々するって」

穂乃果「そうだね」

雪穂「うん」

穂乃果「…」









ほのママ「雪穂。お話があります」

雪穂「!?」


<ダカラチガウッテー!!
<キョウトイウキョウハー!!


穂乃果「…」

穂乃果「準備準備!!」

42 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/07 19:43:27.13 Tkw71jGdo 35/317

――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
―――


穂乃果「おじゃましまーす」

真姫「違う」

穂乃果「え?」

真姫「……ただいま、でしょ?」

穂乃果「…」

穂乃果「えへへ…まだ実感が……」

真姫「まあすぐに慣れるんじゃない?それより、もうみんな揃ってるわよ」

穂乃果「えっ!?私ビリ!?」

真姫「そ。海未なんかカンカンよ?」

穂乃果「……実家に帰らせていただきます!」

真姫「入る前から何言ってんのよ!冗談だから早くしなさいって」

穂乃果「ぶー…真姫ちゃんのイジワル」

真姫「はいはい」

穂乃果「じゃあ改めて……ただいまー!!」ガチャッ

43 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/07 19:54:30.36 Tkw71jGdo 36/317


穂乃果「…」

穂乃果「…」キョロキョロ

穂乃果「…」



穂乃果「……わかってたけど広いね」アハハ

にこ「この部屋を見てその程度の反応しかできなくなってるアンタが怖いわ」

真姫「まあ1階はこの部屋とお風呂とお手洗いしか無いから……広くもなるわよ」

「何言ってるかわからないと思うけど何回も聞いてるとなんとなくそんな気がしてくるんよね…」

ことり「ダヨネ」

絵里「もう並大抵のことでは驚かない自信があるわ……」

海未「ならお化けが出ても大丈夫ですね」

絵里「海未!!」/////

「この広さなら家の中で野球できるよ!ちょうど9人いるし!」キラキラ

花陽「もー凛ちゃん!相手がいないよ?」

にこ「いやそこじゃないでしょ…」

44 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/07 20:03:54.98 Tkw71jGdo 37/317

真姫「まあ、とにかくこれで全員そろったわね」

にこ「……というわけでこれから新しい生活がスタートするわけだけど」

海未「はい。まず初めに決めなければならない事がありますよね」

花陽「炊事洗濯掃除……やっぱりこの3つかな?」

「うーん…とりあえず部屋ごとに分担?」

にこ「却下!」

「えっ!?にこちゃん全部やってくれるの!?」

にこ「どんだけ自分に都合のいい考え方してんのよ!!」ウガー

ことり「じゃあせめて…同学年で3チームとか?」

真姫「私はそれでいいけど……先に謝っておくわね」フッ

花陽「真姫ちゃん!?」

「なんだ。ウチら何もしなくてええやん」

絵里「ラッキーね」

にこ「意味ない!チーム分けの意味がない!!」

穂乃果「お皿洗いは任せて!」フンスッ

海未「それ以外もお願いしますからね…」

45 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/07 20:09:52.43 Tkw71jGdo 38/317

「それなら炊事、洗濯、掃除を各学年ごと分担。週一回のローテーションでどう?」

ことり「うん!いいと思う」

絵里「問題ないわよ。どうせ全部にこがやってくれるし」

にこ「ぬぁんでよ!!」

「じゃあ決まり!他に決めておくことはある?」

「えーっと……困ったらまた決めればいいんじゃない?」

ことり「きっと住めば問題もいっぱい出てくるだろうし…」アハハ

にこ「納得はしてないけど…まあいいわ。時間も時間だしさっさと荷物運んじゃいましょ?」

花陽「だね。落ち着いたらご飯かな?なんにも用意してないけど…」

真姫「それなら一応、今日の分だけは料理とお酒の準備しておいたわよ?」

穂乃果「おお!さすが真姫ちゃん!!」

真姫「♪」フフン

46 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/07 20:13:40.30 Tkw71jGdo 39/317

海未「しかし…いくらなんでも真姫1人に負担をかけすぎでは?」

真姫「いいのよ。どうせ明日からは役立たずだから」

絵里「またそんな捻くれた事を…」

「真姫ちゃんらしいにゃ!」

絵里「じゃあ一旦それぞれの部屋に行って、荷物とか整理しちゃいましょう」

絵里「で、1時間後リビングに集合でどうかしら」

「ええんやない?」

海未「そうですね。それくらい時間をいただけるなら余裕もあるかと」

にこ「異議なーし。で、もちろんその後は……」




穂乃果「うん!飲み会だぁーー!!」

47 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/07 20:16:12.76 Tkw71jGdo 40/317

・・・


絵里「ここが私たちの部屋ね」

穂乃果「…」ゴクリ

絵里「なんで緊張してるのよ」クスクス

穂乃果「いやぁ…よーく考えてみたら誰かとずーっと同じ部屋にいるなんて初めてなんだよね」エヘヘ

絵里「うーん……雪穂ちゃんとは一緒のお部屋じゃなかったの?」

穂乃果「昔っから部屋は別々だったよ?まあ雪穂が寂しがるから忍び込んで一緒に寝てあげてたけど」ニヘラ

絵里「どっちが寂しがってたんだか」

穂乃果「雪穂だよー」

絵里「はいはい。それじゃあ入るわよー」

穂乃果「あー!ちょっとー!!」


ガチャッ

48 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/07 20:21:10.56 Tkw71jGdo 41/317

穂乃果「おお!広いし綺麗!」

絵里「本当…さすが真姫だわ」

穂乃果「なんか高級なホテルに泊まりに来たみたい…まあそんな所1回しか泊まったことないけど」エヘヘ

絵里「そんな事もあったわね」クスクス

穂乃果「そういえばあの時のお部屋は可愛かったなぁ~…いつかまた一緒に泊まろうね!」

絵里「…」

絵里「……そうね」フフッ

穂乃果「さてさて。えーっと…この扉は……」ガチャッ

穂乃果「あ!絵里ちゃん!ここお手洗いだよ!よかったね!」

絵里「…」ムー

穂乃果「あとはクローゼット…洗面台……おお!ドレッサーは2つある!さすが真姫ちゃん!」

絵里「机も2つあるのね。勉強しろって事かしら?」

穂乃果「私は社会人なのでもう勉強はしませんっ!」

絵里「そんなこと言って…」

穂乃果「机上の勉強なんてね、実践で学ぶことに比べたらほとんど意味なんてないのだよ」ムッフッフ

絵里「また屁理屈を…」

49 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/07 20:23:38.96 Tkw71jGdo 42/317

穂乃果「あ、でもベッドは1つしかないんだね」

絵里「…」

絵里「まあ、いいんじゃない?」

穂乃果「うん!でも寝てる間に布団取っちゃったらごめんね?」

絵里「……それで私が風邪ひいたらちゃんと看病してくれるのよね?」

穂乃果「もちろん!」

絵里「なら、よし」

穂乃果「よかったー!これで心置きなく爆睡できるよ!」

絵里「…あんまり酷い様なら叩き起こすけどね」ボソッ

穂乃果「絵里ちゃん!?」


・・・


絵里「さて、そろそろ時間ね。下に行きましょうか」

穂乃果「うん!」

50 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/07 20:26:56.59 Tkw71jGdo 43/317

テクテクテク

ガチャッ


絵里「あら。にこしかいないのね」

にこ「…」

にこ「……」プルプル

ほのえり「?」

にこ「おっそーい!!」ウガー

穂乃果「えー!?にこちゃんが早いんだよ!」

にこ「アンタたちには1人部屋で黙々と作業をする人間の気持ちがわからないわけ!?こちとら荷物の整理なんて15分で終わってんのよ!!」

絵里(知らないわよ…)

にこ「……決めた」

穂乃果「え?」

にこ「私、今日、アンタたちの部屋で寝る!」

ほのえり「…」

にこ「…」

穂乃果「……うん!大歓迎だよ!いらっしゃい!!」

絵里「まったく。寂しいなら寂しいって言えばいいのに…」クスクス

にこ「べ、別にそんなんじゃないわよ!!」////

穂乃果「えへへ~にこちゃんらしいね」

にこ「だーかーらぁー!!」/////

51 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/07 20:29:32.62 Tkw71jGdo 44/317

真姫「…」

にこ「ってあれ?真姫?」

真姫「……にこちゃんのバカ」プイッ

にこ「えー!?なんでいきなり!?」ガビーン

「…」

にこ「ちょっ…希!何?何かあったの!?」

「……にこっちの大バカ」プイッ

にこ「こっちも!?えええっ!?なんで!?」




絵里「…余計なことしちゃったかしら」

穂乃果「だね…」

52 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/07 20:32:28.97 Tkw71jGdo 45/317

・・・


にこ「と、というわけで…全員グラスは持った?」

「にこっち。今日は長めのやつ頼むね」トゲトゲ

にこ「乾杯の音頭で長めのやつって何よ!てか何しゃべればいいのよ!!」

真姫「とりあえず自分の生い立ちでも話したら?」トゲトゲ

にこ「誰が興味あんのよ!みんなグラス持ってんのよ!?2○年振り返るの!?今ここで!?」

「ほら早く」トゲトゲ

にこ「え、えーっと……私は矢澤家の長女としてうんたらかんたら……」


シーン


にこ「親が共働きだったのでうんたらかんたら……」


シーン


にこ「○○小学校に入学してうんたらかんたら……」


シーン


にこ「…」

にこ「……えええええええ!?これ途中で『かんぱーい!』の流れじゃないの!?」ガビーン

真姫「で?」

にこ「え?」

真姫「続きは?」トゲトゲ

にこ「にこぉ……」

53 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/07 20:34:57.81 Tkw71jGdo 46/317

海未「にこは何をしたのですか…?」

ことり「怒った女の子は怖い……ってことじゃないかなぁ?」エヘヘ

海未「?」

「ふぁ~まだぁ~?」

花陽「…」フムフム

絵里「…」

穂乃果「…」


ウンタラカンタラ
アーダコーダ


にこ「…で、高校でみんなと出会いましたぁ!そこからは皆の知ってる通りです!!かんぱぁーーーーい!!」



カンパーイ!!



にこ「…」シクシク

絵里「にこ…頑張ったわね」ホロリ

にこ「私が何をしたってのよ……」

のぞまき「…」プンプン

絵里「…まあ、とりあえず今日は私たちの部屋で寝るの止めた方がいいわね」

にこ「え?なんで?」

絵里「…」

54 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/07 20:37:32.09 Tkw71jGdo 47/317

「かよちん!!今日はセーブしてよ?絶対だよ!?」

花陽「う、うん……あ、このお酒美味しい」ゴクゴク

「かよちーーーん!!」

ことり「あ、あはは……」

真姫「まったく。にこちゃんはまったく」グビグビ

「そ、その意見には同意やけど…真姫ちゃん?節度は守ってね?ね?」

真姫「わかってるわよ!おかわり!!」

「…」アワワワワ

海未「まったく…酒は飲んでも飲まれるな。常識です」チビチビ

ことり「…」

絵里「ね、ねえ海未って…」

ことり「……どんなに弱いお酒でも1杯でダメみたい」アハハ

絵里「わお……」

穂乃果「…」ニコニコ

55 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/07 20:38:45.69 Tkw71jGdo 48/317

・・・



「かよちんもう飲むの止めてー!」

花陽「まらまら…たまにはおいも…も……のみたい」

「そんなの飲んだら死んじゃうよー!」

花陽「ふぇ…ていいんしゃん…おゆのみずわり……」

「それぬるま湯だよ!芋関係ないよ!!」ウエーン


絵里「…」


海未「ことりーことりー」

ことり「はいはい」ナデナデ

海未「ほのかーほのかー」

穂乃果「んー?どうしたのー?」

海未「ふふふー」


絵里「…」


真姫「…」ギュー

にこ「ぐえええええ!!痛い痛い痛い痛い痛い!!」

真姫「…」ギュー

「い、一体どこにこんな力が……」

真姫「♪」ギュー


絵里「…」




絵里(お酒、暫く禁止ね)フッ

60 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:07:42.34 33J8ObZio 49/317

「そういえば…まだ誰もお風呂入ってないよね」

絵里「この酔っ払い達を入れるの!?」

にこ「まあその方がアルコール抜けそうだし……」

穂乃果「え~もうちょっと飲もうよ~」

「穂乃果ちゃんは被害がないからそんなこと言えるにゃ!!」

ことり「わ、私ももうちょっと大丈夫かも…なんて」

にこ「ええい!とにかくお風呂入るわよ!酔っ払い共を運びなさい!!」

穂乃果「ぶー」

絵里「でもこの人数じゃ何回かに分け……あっ」

「そういうこと」

穂乃果「?」

61 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:10:16.67 33J8ObZio 50/317

カポーン


穂乃果「いやーお風呂も広いっ!」

にこ「べ、別に偶々9人で入れる広さになっちゃっただけなんだからね!……って言ってる。多分」

真姫「…」ギュー

「はい真姫ちゃん体洗うよ~」

真姫「…」ギュー

「…」

絵里「大変ね……そういえば海未と花陽は?」

海未「ことりーどこですかー」

ことり「目の前だよ~」

海未「ことりーほのかー」

穂乃果「?」

絵里(どういう状況なの……)

62 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:11:17.07 33J8ObZio 51/317

絵里(で…)チラッ

花陽「あったかい…これは……おかゆ……?」

「…」

花陽「このげどうは……わたしがどうにか……」

「…」

絵里「?」

「…」

絵里「凛?」

「…」

「……もう……疲れちゃったよ」ハハハ

絵里「凛!?」ガビーン

63 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:12:32.29 33J8ObZio 52/317

絵里「しっかりしなさい!貴女がそんなんじゃこの先花陽をどうするのよ!!」

「そもそも今のかよちんをどうすればいいのか教えてほしいよ」フッ

絵里「」

穂乃果「と、とりあえず花陽ちゃんの体洗っちゃうね?」

「ダメ!それは凛の役目!!」

穂乃果「!?」

「いいからかよちんのことは凛に任せて!!」

穂乃果「????」

絵里「…」

絵里(ああ、凛も結構……なのね)

64 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:16:26.65 33J8ObZio 53/317

――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
―――


絵里(あれ…私、何をしてたんだっけ……)

絵里(何かとても楽しいことを…誰かと……)


―さん


絵里「…え?」


――あさん!


絵里「え、な、何?」


何じゃないよ!急にどうしたの?


絵里「!!」

絵里「ほ、穂乃果?それにしては随分小さく……」


あははは!!何言ってるの?私は――――

65 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:17:17.17 33J8ObZio 54/317

チュンチュン


絵里「…」パチッ

絵里「…」

絵里「…」キョロキョロ

穂乃果「Zzz」スヤスヤ

絵里「…」


・・・


絵里「……妖精を見たわ」

にこ「頭大丈夫?」

66 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:19:25.21 33J8ObZio 55/317

「まあえりちはともかく…大丈夫じゃないのが3人」チラッ


うみまきぱな「」チーン


絵里「…」

にこ「昨日はホントに大変だったわね」オヨヨ

「そうやね」ホロリ

絵里「……あの後どうなったの?」

にこ「今更何言ってんのよ!!」

「薄情者ー!!」ブーブー

絵里「ご、ごめんなさい……」

67 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:20:58.31 33J8ObZio 56/317

海未「あ、頭が……」

花陽「きもちわるい……」

真姫「もう二度とお酒飲まない……」

「前も同じこと言ってたけどね」

「もう絶対かよちんはお酒禁止!!」

ことり「海未ちゃんもです!!」プンプン

うみぱな「はい……」

にこ「とりあえずこの3人は絶対安静ね…シジミの味噌汁でも作ってあげるわよ」

「さすがにこちゃん。スペック高いにゃ~」

にこ「ふふん♪」

絵里「しじみ……泡をぷくぷくして可愛いわよね」

「…ナイフ使うの上手そうやね」

絵里「?」

68 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:23:19.35 33J8ObZio 57/317

穂乃果「ふぁ~…おはよ~……」ウツラウツラ

「お!お寝坊さん起きてきた!」

穂乃果「絵里ちゃん酷いよ~起こしてくれてもいいのに~」

絵里「だってあまりにも気持ちよさそうだったから……」

穂乃果「まあ起こしてもらっても二度寝しちゃったと思うけど」エヘヘ

絵里「意味ないじゃない!」


にこ「…さて、全員揃ったところで今日の予定決めるわよ。せっかく全員休みなんだし」

「と言っても3人は動けないからウチらがどうするか、やけど」

「うーん…本当はお買い物とか行きたかったけど今日は無理かなぁ」

ことり「じゃあ今日は一日中みんなでゴロゴロしてよっか♪」

穂乃果「賛成!」

にこ「別にいいけど食料がないわよー」

穂乃果「却下!!」クワッ

絵里「…」

69 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:24:45.96 33J8ObZio 58/317

「ちょうどウチらが炊事の番やし、買出し行ってきちゃおうか」

絵里「そうね。こんなにいいお家にいるのにひもじい思いはしたくないわ」フフッ

にこ「あ~あ~せっかくの休みだったんだけどぉ~仕方ないわよねぇ~」

海未「す、すみません…」

花陽「ごめんなさい…」

真姫「…」

にこ「ほらぁ~真姫も何とか言いなさいよぉ~」

真姫「…」

にこ「…」

真姫「…」

真姫「…」グスッ

にこ「!!!!」

「はいにこっちイエローカード!ピピー!!」

にこ「うぇっ!?何それ!?」

「ちなみに累積2枚でこの世から退場だから気を付けて?」

にこ「!?」

70 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:26:06.04 33J8ObZio 59/317

にこ「ご、ごめん…そんなつもりじゃ……」アワアワ

真姫「…」プイッ

にこ「」

「余計なこと言うから…」

絵里「ちなみに何か食べたいものとかある?」

穂乃果「お肉!」

「ラーメン!!」

ことり「何か消化にいいものを…」エヘヘ

絵里「……ことりを見習いなさい」

ほのりん「すみません…」

71 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:29:51.90 33J8ObZio 60/317

「じゃあちゃちゃっと行ってきますか」

絵里「そうね。早い方がいいでしょ」

穂乃果「うん!おねがいします!」

絵里「その間に洗濯、ちゃんとやっておいてね?」

穂乃果「任せて!どんな衣服も真っ白にしちゃうよ!!」エッヘン

ことり「漂白剤はほどほどにね…」アハハ

絵里「ほらにこ行くわよ!」ガシッ

にこ「」

「いってきま~す!」


イッテラッシャーイ!!



にこ「」ズルズル

72 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:31:10.63 33J8ObZio 61/317

・・・


絵里「そういえばシジミが…とか言ってなかった?」

にこ「私は貝になりたい」

「あーもう!美味しい味噌汁で挽回すればええやん!」

にこ「金色疋殺地蔵?」

「…」


絵里「でも不思議よね」

のぞにこ「?」

絵里「まさかこの3人で御飯の買い出しに来るなんて」

「…まあね」

にこ「…」

73 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:32:32.59 33J8ObZio 62/317

絵里「一緒に居て、離れ離れになって、また一緒になって……」

にこ「ほんと、腐れ縁よね」

「…そうやね」

にこ「ここまでくるともう離れようって気も起きないわよ」フフッ

「む。ウチらのこと避けようとしてた時期があるってこと?」

にこ「そんなわけないでしょー」

「怪しい……ね?えりち?」

絵里「うん。真姫に避けてたって言えばいいのね」

にこ「累積2枚になっちゃうからやめて!!」

「そんな事より今日のメニューやけど」

絵里「消化にいいものねぇ…お味噌汁を作るならやっぱり和食よね」

にこ「……絶対いつか復讐してやる」

74 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:33:42.30 33J8ObZio 63/317

・・・


絵里「ただいまー」

穂乃果「絵里ちゃんお帰りー!!」ギュー

絵里「えっ!?ちょ…ほ、穂乃果!?」/////

「え~なになに~?」

にこ「見せつけてくれちゃって…てか一晩でそれってアンタ……」

絵里「違う違う違う!!朝!!普通だった!!」

穂乃果「ねえ絵里ちゃん!穂乃果ね、眠くなってきちゃったの…」

絵里「えっ?」ドキッ

穂乃果「だから、一緒にお昼寝……しよ?」

絵里「…」

穂乃果「…」ウルウル

絵里「…」

絵里「希…にこ……」

のぞにこ「?」

絵里「後は…任せたわよ!」ダッシュ

穂乃果「わー」ズルズル

「えりちー!?」ガビーン

75 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:35:21.32 33J8ObZio 64/317

ことり「あれ?穂乃果ちゃんは!?」

にこ「絵里に誘い受けしてた」

ことり「どういうこと!?」ガビーン

「なんか凄いバタバタしてたけど…あ!おかえり!」

「ただいまー」ナデナデ

「♪」

ことり「……って絵里ちゃんに?」

「うん」

「あー……」

のぞにこ「?」

ことり「実は……」



穂乃果「おやすみー」ギュー

絵里「」

絵里(な、何が起きているの…)

絵里「と、とりあえず勢いでお部屋まで来ちゃったけど…一回下に行って買ったものを…」

穂乃果「ダメ!!」モギュー

絵里「???」/////

76 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:36:41.57 33J8ObZio 65/317

穂乃果「とにかく絵里ちゃんは私と明日まで寝るの!!」

絵里「明日まで!?それもうお昼寝じゃないわよね!?」

穂乃果「いいの!寝るの!!」

絵里「だ、大体お洗濯はやったの?」

穂乃果「!!」ビクッ

絵里「まさかことりに押し付けて…なんて」

穂乃果「ヤッタヨ」

絵里「…」ジー

穂乃果「…」ダラダラ

絵里「…確認してきます」

穂乃果「だ、ダメ!絶対ダメ!!」

絵里「やっぱりやってないんじゃない!できないからって人にやらせるなんて最低よ?」

穂乃果「ち、違うもん!やったもん!!」

絵里「じゃあ何で下に行っちゃダメなのよ」

穂乃果「朝!朝になったらいいから!!」

絵里「だから何で…」

穂乃果「だって朝になったらきっと元通りの大きさまで伸びて……あっ」

絵里「…」

77 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:37:41.10 33J8ObZio 66/317

・・・


ことり「絵里ちゃんのセーター…お子様サイズになっちゃったの」

穂乃果「すみませんでしたぁ!!」ドゲザ

絵里「」

穂乃果「だ、だって洗濯って洗剤入れてボタン押すだけって……」

にこ「誰が言ったのよ」

穂乃果「……イメージだったもので」ズーン

「で、でもちゃんと言っておかなかったえりちも悪いんやない?」

穂乃果「!!」パァァァァ

にこ「甘やかしても本人の為にならないわよー」

穂乃果「ほ、本当にごめんなさい!弁償するから!何でも言うこと聞くから許して!!」

絵里「…」

穂乃果「…」

絵里「…」

絵里「……ふんっ」プイッ

穂乃果「」

78 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:40:26.53 33J8ObZio 67/317

絵里「…」プンスコ

穂乃果「そ、そうだ!朝まで私が着るよ!そうすればきっと胸以外の部分は問題なくなるし!うんうん!」

穂乃果「というわけで!」モゾモゾ

ことり「穂乃果ちゃん!ダメっ!!」

穂乃果「止めないでことりちゃん…もうこうするしか……」

ことり「そのセーターまだ乾いてないよ!!」

穂乃果「…」ベチョ

穂乃果「…」

ことり「…」

穂乃果「……だ、大丈夫!」

ことり「何が!?」

にこ「てか持った時点で気づきなさいよ…」

絵里「…」

絵里「……ぷっ」プルプル

穂乃果「!!」

79 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:41:35.12 33J8ObZio 68/317

絵里「…ほら、風邪ひく前に脱ぎなさい」

穂乃果「絵里ちゃん…」

絵里「別に許したわけじゃないから勘違いしないでよ?」

穂乃果「うっ」

絵里「あと忘れないでね?」

穂乃果「?」

絵里「何でも言うこと聞く…って話。今更やっぱ無しなんて言っても遅いんだから」

穂乃果「あ、あれ?私そんなこと…」

「言ってたよ?」

穂乃果「…」

にこ「あーあー……こんな性欲モンスターに」

「穂乃果ちゃん……達者でな」ホロリ

絵里「人を何だと思ってるのよ!!」/////

80 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/14 00:43:27.45 33J8ObZio 69/317

穂乃果「…」/////ジトー

絵里「穂乃果!?」

ことり「穂乃果ちゃん。今日は一緒に寝ようか」ニコッ

絵里「ことり!?」

「絵里ちゃんも大変だね」

にこ「自業自得よ」

「調子に乗るから…」

絵里「私被害者よね!?ね!?」

ことり「…」

穂乃果「…」

絵里「ほ、穂乃果ぁ……」






うみまきぱな「…」

85 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:03:28.16 Tuljvm5yo 70/317

・・・


海未「大分調子が良くなりました」

「もう日が暮れかけてるけどね…」

にこ「まったく。これに懲りたらもうお酒は飲まないこと!」

ことり「まあ海未ちゃんの場合弱すぎるだけで飲み過ぎたわけじゃないけど…」チラッ

まきぱな「反省してます……」

海未「ところで穂乃果と絵里は?何やら揉めていたようですが」

「えりちは誤解を解くために頑張ってるよ?」

にこ「誤解ねぇ…」

海未「?」

「気にしない気にしない!」

にこ「それより明日の準備とかしておいた方がいいんじゃないの?学校も仕事も始まるんだし」

「大丈夫だよ~卒業に単位は足りてるから」

花陽「でも履修はしてるわけで…」

「かよちんと一緒の授業は出るよ!!」

花陽「全部出ようよ…」

86 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:05:54.86 Tuljvm5yo 71/317

「あれ?そうなるともしかして今週みんなで一緒に御飯食べられるのって今日だけ?」

真姫「……仕方ないわよね。私も帰り遅いし」

にこ「あ、言い忘れてたけど門限9時半だから」

真姫「うぇぇぇ!?早すぎでしょ!!」

「遅れる場合は電話とメール。あと誰と一緒かを虚偽なく報告すること!!」

真姫「な、何その…めんどくさい……」

花陽「いくらなんでも早すぎるような…」

ことり「ダメです!」

「ことりちゃんまで!?」

87 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:07:00.65 Tuljvm5yo 72/317

絵里「あ、あの…私も多分その時間には帰って来られない日がちょくちょく…」

穂乃果「私も……」

「あれ!?いつの間に!?」

海未「誤解?は解けたのですか?」

穂乃果「ううん」

にこ「…」

絵里「と、とにかく…あんまり過保護なのもどうかと思うわよ?」

のぞにこ「ダメ!!」

真姫「…」

穂乃果「わ、わかった!じゃあ門限とかは部屋ごとで決めるってのはどう?」

8人「…」

穂乃果「それぞれ事情とかはあるんだし、ね?」

「まあ…ウチはそれでいいけど」

にこ「そうね。私一人だけど」

88 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:08:09.64 Tuljvm5yo 73/317

真姫「でもそうすると凛と花陽は遊びまくるわよ?多分」

花陽「まくらないよ!?」

「うん。皆に心配かけたくないし…早く帰って来られるように頑張るよ!」

ことり「すでにちょっと心配だけど…」エヘヘ

「とにかく!真姫ちゃんは門限10時!!」

絵里(ちょっと延びたわね…)

真姫「…」ムー

海未「ではことり。門限ではありませんが…私達は10時消灯の5時起床でどうでしょう」

ことり「!?」

ことり「あ、え、えっと……」オロオロ

穂乃果「…」ツンツン

ことり「?」

穂乃果「ことりちゃん!お願いだよ!お願い!!」ボソボソ

ことり「!!」ハッ

89 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:09:10.70 Tuljvm5yo 74/317

ことり「海未ちゃんちょっとこっちに来て?」

海未「?」テクテク


<オネガァイ
<ウッ!!


海未「……12時消灯の8時起床で手を打ちましょう」グワングワン

ことり「っ!」グッ

にこ「いや遅刻するでしょ…」

ことり「お仕事はお家でもできるから大丈夫です!」

海未「私は多分怒られますね」フッ

「ダメやん…」

穂乃果「さすがことりちゃん!……というわけで絵里ちゃん!!」

絵里「6時起床よ」

穂乃果「そんなー!!」

90 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:10:07.65 Tuljvm5yo 75/317

にこ「大体アンタたち新人は誰よりも早く会社に行くもんでしょうが…」

「自分だって去年まで新人だったくせに」

にこ「だから言ってんのよ!」

穂乃果「そういう昔からの悪習は無くしていかないといけないと思うんだよね」フッ

にこ「それ陰でゆとりって言われる典型的なやつよー」

穂乃果「…」プクー


絵里「さて、じゃあ私達はご飯の準備でもしちゃいましょうか」

にこ「そうね。久しぶりに『にこにー特製これで貴方も私にメロメロ愛情たぁっぷr』」

「晩御飯はカレーだよー」

ほのりん「やったー!!」

にこ「…」

91 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:12:05.89 Tuljvm5yo 76/317

花陽「にこちゃんのカレー美味しいもんね」ジュルリ

「あ、かよちんのは別によそってあげてね?」

「わかってるよー」

にこ「はいはい。できたら呼んであげるから邪魔者は部屋に帰ってなさい」シッシ

穂乃果「えー!にこちゃんひどーい!」

絵里「まあまあ。今のうちに明日の準備しておきなさいって言ってくれてるのよ」

穂乃果「なーんだ。にこちゃん優しいっ!」

にこ「だーもう!いいから早くどっか行きなさい!!」/////

真姫「…」ムムムムム

「あー!真姫ちゃん怒ってるー!!」

「むっ…」スッ

にこ「ちょっと待って2枚目だからそれ!ちょっと待って!!」

92 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:14:44.08 Tuljvm5yo 77/317

海未「…さて、では私達はお部屋で待たせていただきますね」

ことり「楽しみにしてるね~」

「かよちん!行こっ!」

花陽「う、うん!」

真姫「…」

穂乃果「じゃあよろしくね~」

にこのぞえり「はーい」

93 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:15:29.75 Tuljvm5yo 78/317

テクテク
ガチャッ


穂乃果「ふぃ~!ベッド独り占めだ~!!」ボフッ

穂乃果「ごろごろ~」ゴロゴロ

穂乃果「ごろ~」ゴロゴロ

穂乃果「…」ゴロゴロ

穂乃果「…」ゴロゴロ

穂乃果「…」ピタッ

穂乃果「…」

穂乃果「……」

穂乃果「………」







ダダダダダダダ
ガチャッ!!


穂乃果「暇だよっ!?」

にこ「まだ5分も経ってないんだけど!?」ガビーン

94 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:16:23.81 Tuljvm5yo 79/317

穂乃果「絵里ちゃ~ん!暇~!!」ギュー

絵里「そう言われても…」ナデナデ

にこ「言っとくけど手伝わせないわよ」

穂乃果「むむ!私だって少しは料理できるようになったんだよ!?」

絵里「そうじゃなくて…当番制の意味がなくなっちゃうから、って事よ」

穂乃果「…」

にこ「わかったら暇人らしくテレビでも観てなさい。それに…」

「どうせもうすぐ1人降りてくるから」クスクス

穂乃果「?」



ガチャッ

真姫「…」

95 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:17:37.44 Tuljvm5yo 80/317

穂乃果「あれ?真姫ちゃんもお手伝い?」

真姫「ち、違うわよ!テレビでも観ようかと思って降りてきただけ!」

「そうやね~」ニヤニヤ

にこ「はいはい。わかってるわかってる」ニヤニヤ

真姫「…」ムー

絵里「また意地悪なことを…」

穂乃果「よしっ!じゃあ私はすること無いし絵里ちゃんが料理してるとこ眺めてよーっと」

穂乃果「<●> <●>」ジー

絵里「……見るなとは言わないからもうちょっと遠慮気味にお願いね?」

にこ「あ、もしかして真姫の視線はにこにーに釘付け?」

「いやいや!ウチもかなーり熱い視線感じてるんよね~」

真姫「…テレビ観てるから静かにして」

のぞにこ「はい」

96 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:18:54.91 Tuljvm5yo 81/317

・・・


イタダキマース!!


海未「やはりにこの料理は美味しいですね!」

花陽「ご飯がいくらでも食べられるよ~!」

にこ「当然」フフン

絵里「ちょっと?私達も作ったんだけど?」

「にこっちばっかり褒めるならもう料理しないよー」プンプン

ことり「あははは…でも本当に全部美味しい!」

真姫「私もいつかは料理するのよね…」

「一緒にがんばろ!……最悪カップ麺もあるし」

にこ「ないわよ!」ウガー

穂乃果「う~ん……幸せ~」モグモグ

にこ「そういやアンタ今日起きて食べて寝て起きて食べて……しかしてないけど大丈夫?」

穂乃果「うっ!?」

花陽「穂乃果ちゃん!?私もうダイエットやだよ!?」

真姫「誰も花陽を巻き添えになんて言ってないでしょ」

穂乃果「私は確定なの!?」ガビーン

97 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:22:12.66 Tuljvm5yo 82/317

穂乃果「もういいんだもん…ダイエットしなくたって死なないもん……」オヨヨ

海未「そういう問題ではありません!」

ことり「でもまあ、そんなに追い込まなくても……」

穂乃果「とりあえずお風呂長く入る!汗いっぱいかく!!」

真姫「そんなことしても痩せないわよー」

穂乃果「運動は嫌だ!食事制限も嫌だ!」

「もう太る一方だよ…」

花陽「でもその気持ちちょっと…な、なんでもないよ!?」

にこ「絵里。アンタがなんとか言いなさいよ」

絵里「え?でもちょっとふっくらしてる方が個人的には……」エヘヘ

「そういうこと言ってるんじゃないと思うんやけど」

98 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:24:15.10 Tuljvm5yo 83/317

・・・


穂乃果「ふぃ~…いいお湯だったぁ~」ホカホカ

絵里「そうね~」ホカホカ

穂乃果「ご飯も美味しかったし、言う事無しだね!」

絵里「お粗末様でした」クスクス

穂乃果「よーっし。今日はもうこの幸せを噛みしめて寝ちゃおうっと!」

絵里「えぇ!?さすがに早すぎない?」

穂乃果「だって明日からお仕事だし…早く寝ないと朝起きられないんだもん」

絵里「…」

絵里「まあ、私もすることないしお供しようかしら」モゾモゾ

穂乃果「いらっしゃー……あ、そうそう!」

絵里「?」






穂乃果「絵里ちゃんベットの半分からこっち来ちゃダメだからね」ニコッ

絵里「…」

99 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:25:59.33 Tuljvm5yo 84/317

-2時間後-


絵里(さすがに早すぎたわ…眠れない……)

絵里(それにせめて今日のうちに穂乃果の誤解だけでも解いておきたかったんだけど……)トホホ





穂乃果「絵里ちゃん…起きてる…?」

絵里「!?」

穂乃果「もう寝ちゃってるよね…?」

絵里(え?穂乃果も起きてたの…?)

穂乃果「…」


穂乃果「えい」ギュー

絵里(…)

絵里(……ええええっ!?何この状況)

穂乃果「今日はごめんなさい…セーターあんなに小さくしちゃって」

絵里(もう。そんなに気にしてないわよ…)

穂乃果「私のこと…嫌いにならないでね?」スリスリ

絵里「」

100 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:27:20.54 Tuljvm5yo 85/317

絵里(まずい…まずいわ…とにかく色々……)

穂乃果「…」ギュー

絵里(これ…間違い起こしちゃっても絶対穂乃果のせいよね………)ワナワナ

絵里(…)

絵里(……)

絵里(………)プルプル


・・・


絵里「…」

穂乃果「Zzz…」

絵里(ま、まあ?間違いなんてそうそう起こしちゃいけないわよねうんうん)

絵里「…」

絵里「……えいっ」ギュー

穂乃果「…」

絵里「まったく。私が穂乃果のことを嫌いになるわけないでしょ?」ナデナデ

穂乃果「…」

絵里「おやすみなさい」ナデナデ

穂乃果「…」

101 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/21 23:28:28.51 Tuljvm5yo 86/317

・・・


チュンチュン


穂乃果「…」パチッ

穂乃果「…」

絵里「Zzz…」スヤスヤ

穂乃果「…」

穂乃果「嘘だったら……許さないんだからね?」モギュー

絵里「っ…Zzz……」

106 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:07:07.48 E7qOjj58o 87/317

――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
―――


-1か月後-


穂乃果「だいぶこの生活にも慣れてきたね!」

「うん!むしろ前の生活には戻れないよ!」

にこ「ずっと続けられるわけじゃないんだけどねー…その気持ちもわかるわ」

海未「…」

海未「あ、あのー…」

ほのにこりん「?」

海未「そろそろ皆を起こした方がいいのではないでしょうか?」

穂乃果「……ほんとだ!もうこんな時間!!」

「みんな寝坊助さんだなぁ」プププ

にこ「まったく世話の焼ける…休みだからってだらけすぎなのよ」

海未「…」

海未「……嫌な予感がします」

ほのにこりん「???」

107 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:09:21.73 E7qOjj58o 88/317

・・・


絵里「…」ハァハァ

「ごほごほ!!」

ことり「うぅ~…」

真姫「…」フラフラ

花陽「はくちっ!!」



海未「…」

穂乃果「…」

にこ「…」

「…」

「……ぽ、ぽ、ポン○リングにゃー!!」ガビーン

にこ「多分それパンデミック!!」ガビーン

穂乃果「ラン○パック!?」ガビーン

海未「…」

海未(そうですか…私もこちら側ですか)フッ

108 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:10:47.62 E7qOjj58o 89/317

にこ「しっかしだらしないわねぇ…こんな時期に風邪ひくなんて」

にこ「…」

にこ「…」

にこ「……の、喉は痛い!?熱はどれくらい!?おなかは空いてる!?と、とにかく病院へ!!」アワワワワ

「にこちゃん落ち着くにゃ!!」

穂乃果「そ、そうだよ!とりあえず冷○ピタを……冷○ピタどこっ!?」

にこ「おおおお落ち着きなさい!一応セットで私の部屋にあるから取ってくるわよ!!」ダッシュ

海未「お願いします!私は病院の予約を……」

穂乃果「え、絵里ちゃん!絵里ちゃん!!」ユッサユッサ

絵里「ほ、ほのか……」

穂乃果「絵里ちゃん!穂乃果だよ!穂乃果だよ!!」

絵里「ほのかぁ……」





絵里「頭に響くから静かにして」

穂乃果「はい」

109 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:14:49.07 E7qOjj58o 90/317

・・・


まきママ「全員普通の風邪ね。薬を飲んで大人しくしてればすぐ治ると思うわよ?」

海未「そうですか…」ホッ

(真姫ちゃんママ現役だったんだ…)

にこ「…ごめんなさい」

まきママ「何を謝られてるかがわからないけど……むしろ私がごめんなさい、かしら?」

穂乃果「?」

にこ「…」

まきママ「さて、これ以上いると真姫ちゃん連れて帰りたくなっちゃうからそろそろ…」

真姫「…」ゴホゴホ

まきママ「冗談。それじゃ、体調管理には気を付けてね?」

穂乃果「あ、ありがとうございました!!」

まきママ「ばいばーい!」フリフリ

ほのうみにこりん「…」ペコリ

110 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:16:10.25 E7qOjj58o 91/317

・・・


絵里「ごほっ!ごほっ!」

穂乃果「大丈夫…?」ウルウル

絵里「平気。それよりうつるといけないから他の部屋に避難してなさい」

穂乃果「他の部屋もほぼ全滅してるよ…」

絵里「なら空き部屋かにこのお部屋でいいじゃない」

穂乃果「もう!私のことは気にしなくていいから大人しく寝てて?」

絵里「…」ムー

穂乃果「そうだ!何か食べたいものとかある?」

絵里「…」

絵里「おなか空いてない」

穂乃果「…」

絵里「…」

穂乃果「……駅前のチョコレートプリンね。風邪ひいてるから3個食べていいよ?」エヘヘ

絵里「…」

111 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:18:42.03 E7qOjj58o 92/317

穂乃果「じゃあ一人で寂しいと思うけどちょーっと我慢しててね?」

絵里「…うん」


ガチャッ


穂乃果「あれ?にこちゃんもお出かけ?」

にこ「ええ。とりあえず無理やりにでも何か食べさせないとでしょ」

穂乃果「あ、それなら駅前のプリン買ってくるけどどうする?」

にこ「もっと栄養あるやつにしなさいよ…」

穂乃果「だって絵里ちゃんが食べたいって言うんだもん」

にこ「…そ。なら全員分買ってきてもらえる?私は別にご飯の買い出ししてくるから」

穂乃果「わかった!」

にこ「頼んだわよー」

112 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:22:10.93 E7qOjj58o 93/317

・・・


イラッシャイマセー


穂乃果「うーん…いつ来ても全部美味しそう」ジュルリ

穂乃果「……って!そうじゃなかった!早く買って帰らないと」

穂乃果「チョコプリンチョコプリン……」ウロウロ


ツバサ「あら?穂乃果さん?」

穂乃果「!?」ビクッ

穂乃果「あ!ツバsむぐっ!!」

ツバサ「こう見えても一応有名人なのよ?私」

穂乃果「…」コクコク

113 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:25:33.79 E7qOjj58o 94/317

穂乃果「今日はお休みなんですか?」

ツバサ「ええ。でもこういう仕事だと不定期で予定も立てられないのよ。困っちゃわ」

穂乃果「それはそれは…」アハハ

ツバサ「ところで和菓子屋さんの看板娘がこんな所にいていいの?」

穂乃果「美味しいから仕方ないです!」

ツバサ「理由になってないような……」

穂乃果「それに私は今日、どうしてもここのチョコプリンを買わないといけないんです!」

ツバサ「今日じゃなきゃダメなの?」

穂乃果「はい!」

ツバサ「そう…せっかくだからこの後お茶でもどうかなと思ったんだけど……」

穂乃果「えっ!?」

114 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:27:11.36 E7qOjj58o 95/317

ツバサ「でもプリン持ってうろうろはできないわよね…」

穂乃果「ご、ごめんなさい!今日だけはどうしても……」

ツバサ「むっ…穂乃果さんにとって私より優先することがあるっていうの?」

穂乃果「その言い方は誤解があると言いますか…」エヘヘ

ツバサ「ふふっ冗談よ。でもお茶したいっていうのは本当だから…また今度誘ってもいい?」

穂乃果「はい!ぜひ!私、週末はお休みなので!」

ツバサ「了解。遠慮なく連絡するわね?」

穂乃果「あはは。お手柔らかに」



ツバサ「……で、今日はどんな外せない用事があるの?」ニコッ

穂乃果「えっ?」

ツバサ「だって気になっちゃうじゃない?どんな用事なのかなぁって」ニコニコ

穂乃果「え、ええっと…用事と言いますか」

ツバサ「…」




穂乃果「同居人が風邪をひいちゃったもので」エヘヘ

ツバサ「」

115 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:28:34.15 E7qOjj58o 96/317

ツバサ「どうきょ…にん?」

穂乃果「はい。先月から一緒に住んでるんですけど…今日朝起きたらふらふら~って」

穂乃果「で、何食べたいか聞いたら『駅前のチョコレートプリン!!』って顔に書いてあったといいますか…そんな感じだったので」エヘヘ

穂乃果「いつもは甘えさせてもらってるので今日くらいは甘えさせてあげようかな~なんて」

ツバサ「」

穂乃果「…ツバサさん?」

ツバサ「ソ、ソウ。ナラハヤクカエッテアゲナイトネ」

穂乃果「はい!じゃあまた!!」

ツバサ「…」




プルルル


ツバサ「あ、もしもし?今日の夜いつもの居酒屋に集合で」

ツバサ「え?何もないわよ?ホント。何もないから。うん。じゃあね」

116 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:29:39.00 E7qOjj58o 97/317

・・・


穂乃果「ただいまー!」

絵里「プリンー」

穂乃果「そこはおかえりでしょ…」

穂乃果「まあそんなワガママ絵里ちゃんのために買ってきましたよ~!じゃじゃ~ん!!」

絵里「…」

穂乃果「あれ?これじゃなかった?」

絵里「ううん。ありがと」

絵里「でもね…なんで言ってないのにわかったのかなぁって」

穂乃果「…」

穂乃果「むっふっふ…実は私は絵里ちゃんの事なら何だってわかっちゃうのです!」

絵里「へー」

穂乃果「全く信じてない!!」ガビーン

絵里「ちょっとは信じてるわよ?ちょっとはね」

穂乃果「むむむ…」

穂乃果「なら今絵里ちゃんが考えてること当ててあげるよ!」

絵里「はいはい」

117 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:30:52.28 E7qOjj58o 98/317

穂乃果「…ふむふむ」

穂乃果「…ほうほう」

穂乃果「……なーるほどね」

絵里「で、私は何を考えてるの?」

穂乃果「『こんなに美味しいプリンを買ってきてくれるなんて…穂乃果の事好き好きー!』って思ってるでしょ?」ドヤァ

絵里「あー…惜しい!」

穂乃果「やっぱり!」

絵里「正解は『早くプリン食べたいんだけど…』でした」

穂乃果「無駄な時間をすみません!!」

118 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:32:12.91 E7qOjj58o 99/317

ガサゴソガサゴソ


穂乃果「…というわけで、あーん!」ホレ

絵里「じ、自分で食べられるわよ……」

穂乃果「あーーーーん!!」

絵里「…」パクッ/////

穂乃果「どう?美味しい?」

絵里「……ええ。やっぱりここのプリンが一番ね」

穂乃果「ところで…もう風邪は大丈夫なの?」

絵里「もともとそんなに重症じゃなかったし、お薬も効いたみたい」

穂乃果「よかったー!心配しちゃったよまったく!」

絵里「…ごめんなさい」

穂乃果「もう二度と風邪ひかないでね!!」プンプン

絵里「それは多分無理だけど…」

穂乃果「大丈夫!私なんて高校生の時以降風邪ひいたことないもん!」エッヘン

絵里「その一回で私たちがどれだけ……」ジトー

穂乃果「……すみません」

119 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:33:33.36 E7qOjj58o 100/317

穂乃果「じゃあ私の仕事は終わったわけだし、ここらで一眠り……」

絵里「だ、ダメっ!!」ガバッ

穂乃果「えーなんでー!?風邪は大丈夫なんでしょ?」

絵里「そ、それは…そうだけど……」

穂乃果「じゃあいいでしょ?」

絵里「ダメ」

穂乃果「だからなんで!?」

絵里「だ、だって…私風邪ひいてて……その……」モジモジ

穂乃果「…」

120 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:34:18.91 E7qOjj58o 101/317

穂乃果「とうっ!!」ガバッ!!

絵里「!?」

穂乃果「…」クンクン

絵里「ほ、穂乃果!やめて!本当にやめてっ!!」ジタバタ

穂乃果「……大丈夫!いつもの絵里ちゃんの匂いだよ!!」

絵里「」





穂乃果「…あれ?絵里ちゃん?」

絵里「ほ、穂乃果の……」プルプル

穂乃果「?」



絵里「穂乃果のバカーーーーー!!」

121 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:35:34.69 E7qOjj58o 102/317

・・・


にこ「で、追い出されてきたと」

穂乃果「…」シクシク

にこ「同情の余地もないわね」ハァ

穂乃果「だって本当にそうだったんだもん…」

にこ「だからって口に出さないでしょ普通」

にこ「それで何?仲直りしたいの?」

穂乃果「ううん。私と絵里ちゃんはずっと仲良しだから大丈夫!」

にこ「その自信はどこから…って、追い出されたのよね?」

穂乃果「それはそれ、これはこれ」

にこ「どれよ」

122 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:37:04.58 E7qOjj58o 103/317

にこ「てか私も真姫と希の看病と言うかなんと言うかが…」

穂乃果「そんなに具合悪いの?」

にこ「ううん。多分もう治ってる」

穂乃果「それならよかったけど…ん?あれ?」

にこ「まあ、色々あるのよ」

穂乃果「ふーん…」

にこ「じゃあそういう事だから…適当に部屋戻ってなさいよ?」

穂乃果「はーい」


ガチャッ


穂乃果「…」

穂乃果「…」キョロキョロ

穂乃果「他の人のお部屋って…ちょっと新鮮」

穂乃果「…」

穂乃果「…」

穂乃果「…」ウズウズ

123 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:39:12.44 E7qOjj58o 104/317

穂乃果「はっ!!ダメダメ!またデリカシーが云々って言われちゃう!」

穂乃果「私は全然気にしないんだけどなぁ…年頃の女性って難しいよね」ウンウン

穂乃果「ねー…」

穂乃果「…」

穂乃果「…」




穂乃果「やっぱり暇ー!!」ウガー

穂乃果「看病とはいえ私を放っておいたにこちゃんが悪い!ということで物色しまー……ん?」

穂乃果「何だろうこの壁…ちょっと亀裂が入ってるような……」

穂乃果「ま、まさか今噂の手抜き工事!?」ガガーン

124 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:40:17.56 E7qOjj58o 105/317

穂乃果「た、大変だよ!ちょっと大きい地震が来たらきっと崩れちゃう!!今すぐ真姫ちゃんに報告しなk」グイッ


クルン


穂乃果「え?」


ドシーン!!


穂乃果「い、いったぁー……」




にこ「え?」

「え?」

真姫「」

穂乃果「…」




穂乃果「え?」

125 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:41:29.10 E7qOjj58o 106/317

「ふぅ~むなるほどなるほど」コホッ

にこ「どおりで夜中に真姫が居たり居なかったりするわけだわ」

真姫「ちょ、ちょっとした遊び心でしょ!?隠してたとかそんなんじゃないから!!」

穂乃果「えっと…つまり?」

「真姫ちゃんはウチの事もにこっちの事も大好k―」

真姫「ちちちちちちち違うから!!イミワカンナイ!!イミワカンナイ!!」/////

「も~真姫ちゃんは可愛いなぁ~」ギュー

真姫「むー!!」バタバタ

にこ「……って事らしいから、皆には内緒にしておいてくれる?」

穂乃果「いいけど…すごいね」アハハ

にこ「ホントにね」

真姫「むー!!!」バタバタ

126 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:42:33.77 E7qOjj58o 107/317

テクテク


穂乃果「いやぁ…すごい経験をしちゃった」

穂乃果「……そろそろ絵里ちゃんの機嫌も直ってるかな?」


ガチャ


穂乃果「絵里ちゃ~ん?」

絵里「…」ブスー

穂乃果(ダメだこりゃ…)

穂乃果「ご、ごめんって!許して?」

絵里「…」ブッスー

穂乃果「ほ、ほら。私のプリンもあげるかr―…あれ!?もう無い!!」ガビーン

絵里「…」プリプリ

穂乃果「…」

127 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:44:59.58 E7qOjj58o 108/317

穂乃果「絵里ちゃん!?風邪ひいてるからって4個はダメなんだよ!?4個は!!」

絵里「知りませーん」

穂乃果「ぐぬぬぬ…まだ一口も食べて無かったのに……」

絵里「美味しかったでーす」

穂乃果「」カチン

穂乃果「もー怒った!プリン返してー!!」ガバッ

絵里「ちょっ!?私病人……」

穂乃果「食べ物の恨みは恐ろしいんだよー!!」コチョコチョ

絵里「や、やめっ…ごめっ……ごめんって!!」バタバタ

穂乃果「うりうり~」

絵里「や、やめなさい!ごめっ!私も悪かったから!」

穂乃果「プリンを4個も食べた悪いお口はここかぁ~!!」モギュー

絵里「なんでそんなに個数にこだわるのよ!あーもう!!」

穂乃果「返せー!!」

絵里「ちょっ!顔近っ…近い!!」/////

穂乃果「むっふっふ…止めてほしければ風邪が治り次第私の分のプリンm―」ツルン

穂乃果「はれっ?」

絵里「えっ?」




チュ―ゴチン!!

128 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:46:19.30 E7qOjj58o 109/317

穂乃果「」

絵里「」

穂乃果「い、い、いったぁ~い!!歯が…歯がぁ……」バタバタ

穂乃果「あ、あれ?これ切れちゃってない?唇から血が…うわーん!!」

絵里「」

穂乃果「ってあー!絵里ちゃんも同じところ切れちゃってる!!ごめん!!本当にごめん!!」

絵里「」

穂乃果「ど、どうしよう…どうしよう……」アワワワワ

絵里「」


・・・


花陽「わ、私が寝てる間に色々あったみたいで……」アハハハ

「凛も一緒に寝ちゃってたけど…」チラッ


ことり「で、なんで2人して同じところを同じようにケガしてるのかなぁって」ニコニコ

穂乃果「だ、だから私が滑ってゴチン!!って……」

ことり「穂乃果ちゃ~ん…嘘はよくないよぉ~?」ニコニコ

穂乃果「本当だよー!!」ウエーン

129 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/02/28 20:48:05.51 E7qOjj58o 110/317

海未「まったく。じゃれ合うのは勝手ですが限度というものが…」クドクド

のぞにこ(わかってない!)

真姫「それくらいの傷ならすぐ治るでしょ。海未もことりも大げさなのよ」

のぞにこ(わかってない!!)

花陽「と、ところで絵里ちゃんは…」

「なんかまた熱が上がっちゃったとかで寝てるらしいよ?」

花陽「ブリカエシチャッタノォ!?」

のぞにこ「…」

「ねえ、にこっち」

にこ「うん」




のぞにこ「…」コソコソ

のぞにこ「…」チラッ



絵里「…」

絵里「…」

絵里「……っ!!」/////

絵里「……っ!っ!!」バタバタ/////



のぞにこ「…」


にこ「重症ね」

「うん」

136 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 20:32:30.62 hTwPjNVLo 111/317

――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
―――


-数日後-


穂乃果「いってきまーす…」トボトボ

「いってらっしゃーい」

ことり「穂乃果ちゃん…最近元気ないよね……」

海未「まあ穂乃果の事ですからすぐに元通りになるとは思いますが…」

にこ「なんて悠長なこと言ってられないわよ!私達も早くしないと!!」イソイソ

花陽「社会人組は朝から大変だね…」

にこ「アンタもあと1年もないんだからね!」

「えー…ずっと学生のままがいいなぁ~」

「そうは問屋がなんとやら。来年は一緒に苦しむのだ~」ウリウリ

「きゃー!」

真姫「……あれ?そういえば絵里はもう行ったの?」

海未「なんでもアイドル研究部の朝練があるとかで」

ことり「絵里ちゃんが顧問だったらやる気も百倍だよね♪」

海未「…」ム

137 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 20:36:28.68 hTwPjNVLo 112/317

にこ「え~ごほん!!」

にこ「ちなみにぃ~私も特別顧問として時どk」

「でもえりちが先生って…未だに想像できないんやけど」

花陽「そう?私はむしろ素敵な先生だと思うけど…」

にこ「ち、な、み、にぃ~!!私も実はとくべt」

ことり「お母さんも『最高の人材確保に成功したわ!』って喜んでたよ?」

海未「生徒からの人気もすごいと聞きました。さすが絵里ですね」

にこ「ちぃぃぃぃなぁぁぁぁぁみぃぃぃぃぃぃぃぬぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!わt」

真姫「そういえば私、今度特別顧問に呼ばれてるのよ」

「えーっ!すごい!!なんでなんで?」

真姫「作曲に関してアドバイスがほしい生徒が何人かいるらしいのよ。それで絵里から」

ことり「絵里ちゃん先生に続いて真姫ちゃん先生だね♪」

「実録!真姫ちゃん先生といけない放課後の保健室」ボソッ

「希ちゃんがオジサン化してる……」

にこ「…」プルプル

138 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 20:41:04.37 hTwPjNVLo 113/317

にこ「うがー!!」

6人「!?」ビクッ!!

にこ「…」


にこ「……どうもー!みんなのアイドル、にこにー先生だよぉっ!」

にこ「今日はぁ~アイドルってどういうものか、皆に教えちゃうゾ♪」


シーン


「……なんだろう。色々時代を感じるよね」

海未「それだけ大人になったのでしょう」フッ

にこ「そういうの一番恥ずかしい奴!!」/////

にこ「そ、そうだ!花陽!今の私を見てどう思った!?」

花陽「私!?」

にこ「花陽なら私の事わかってくれるわよね?ね?」ウルウル

真姫「…」ム

「…」ムムッ

花陽「え、ええっと…やっぱりにこちゃんは凄いなぁ……って思ったけど……」

にこ「けど!?」グイッ

139 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 20:45:04.43 hTwPjNVLo 114/317




花陽「その前にそろそろ家を出ないと遅刻しちゃうんじゃ…」


のぞにこうみ「」


にこ「う、うわぁぁぁぁぁぁ!!」バタバタバタ

「にこっちのせいでー!!」ウエーン

にこ「人のせいにするんじゃないわよ!!」

海未「ああ…弛んでます!私、弛んでいますー!!」オヨヨ

ことり「いってらっしゃーい…」アハハ

花陽「皆大変だね…」

「…」ジー

ことり「?」

「凛、ことりちゃんと同じ仕事がしたい!次はデザイナー目指す!」

ことり「嬉しいけど動機が不純だよぉ…」

140 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 20:55:26.58 hTwPjNVLo 115/317

・・・


穂乃果「」ズーン

雪穂「ちょっとお姉ちゃん!?お店でそのテンション止めてくれる!?」

穂乃果「だって…絵里ちゃんが許してくれないんだもん」シクシク

雪穂「それは知ってるけど…絵里さんがケガさせちゃったくらいでそんなに怒るかなぁ?」

穂乃果「怒ってるもん!もうずーっと口きいてくれないんだよ!?寝るときも露骨に距離取るし!!」

雪穂「ふー……んっ!?え?寝るとき!?え!?」

穂乃果「もう駄目だぁ…このまま捨てられちゃうんだ……」オヨヨヨ

雪穂「ねぇちょっと待って寝るときってどういうこと!?ねぇ!!」

穂乃果「…」シクシク

ほのママ(今日も平和ね)フッ

亜里沙「……修羅場!?」ワクワク

141 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 20:59:24.67 hTwPjNVLo 116/317

ほのママ「あーもう。あんた今日は休みって事でいい?もちろんお給料も出さないけど」

穂乃果「有給!!」

ほのママ「いや、今年分もう使い切ってるから」

穂乃果「ええええっ!?記憶にないよ!?」ガビーン

ほのママ「でも実際使っちゃってるんだから諦めなさい」

穂乃果「ぶー…じゃあいいよ私の部屋でちょっとだけ休むかr……って!今は亜里沙ちゃんの部屋だった!!」

亜里沙「あ、いえ。今は雪穂の部屋ですよ?」

雪穂「!!」ハッ

穂乃果「え?」

亜里沙「私がここにお世話になるときに雪穂が部屋をむぐっ!?」

雪穂「ほほほほほら!お姉ちゃんの部屋汚いしハウスダストとかすごそうだし亜里沙にそんな部屋で生活してもらうわけにもいかないから私が仕方なく仕方なーくですね」アワワワワ

穂乃果「」ズーン

雪穂「あー!いやー!!そんなに汚くなかったしむしろ意外にきれいでビックリしちゃったなーって!!」アワワワワワ

穂乃果「じゃあなんで雪穂が住んでるのさ……」

雪穂「それはほらやっぱり私の部屋とお姉ちゃんの部屋とじゃさすがに私の部屋の方が整頓とかしっかりしてたし住みやすいし的な感じのアレでして」アワワワワワ

ほのママ「…」

亜里沙「…」ワクワク

142 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 21:04:38.82 hTwPjNVLo 117/317

穂乃果「まあいいや…とにかく元私の部屋ちょっと借りるね……」トボトボ

雪穂「お、おっけい!」ハァハァ


テクテクテク


雪穂「ふー…お姉ちゃんはまったく……」

ほのママ「…」ジトー

雪穂「…」

ほのママ「……雪穂。お話があります」

雪穂「」

亜里沙「…」ワクワク

143 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 21:09:34.43 hTwPjNVLo 118/317

・・・


絵里「…」ポケー

ミカ「絢瀬先生?大丈夫ですかー?」

絵里「!!」

絵里「ご、ごめんなさい!大丈夫!大丈夫!!」

フミコ「いや全然そんな風に見えないんですけど…」

ミカ「絢瀬先生の調子が最近おかしい…って生徒の間でも噂になってるみたいですから気をつけてくださいね?」

絵里「えっ!?そうなの!?」

ミカ「はい。私が担任してるクラスなんて一日中その話題で持ちきりですよ?」

絵里「そんなにわかりやすく出ちゃってたかしら…」

フミコ「出てますね」

絵里「…」ムー

ミカ「……で」

絵里「?」

ヒデコ「実際のところ…どうなんですか?」ニタァ

絵里「!?」/////

144 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 21:12:35.42 hTwPjNVLo 119/317

ヒデコ「私は例の相手と何かあったとしか思えないんですよね~いい意味で」

絵里「!? そ、そそそそれは貴女の妄想でしょ?」アワワワ

ヒデコ「ちっちっち…私をあまり甘く見ない方がいいですぜぇ?」

ミカ「そういう話題大好きだもんね…」アハハ

フミコ「それでどうなんですか?」

ヒデコ「どこまでいったんですか!?」

絵里「べ、別に何かあったわけじゃ……」

ヒデコ「この期に及んではぐらかそうなんて…教育者としてどうなんですかね?」

絵里「そっくりそのままその台詞お返ししたいんだけど!?」

ヒフミ「うるさい!!」

絵里「ええええっ!?」ガビーン

145 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 21:15:38.51 hTwPjNVLo 120/317

ヒデコ「自営業で!」

フミコ「都内に一軒家持ってて!」

ミカ「ものすごく可愛いと噂の人と!」


ヒフミ「「「何もない訳…ないでしょうがーーー!!!!」」」


絵里「ちょっ…声が大きい!声が!!」/////

ヒデコ「そんな優良物件出会いたくたってそうそう出会えないのに!!」

ミカ「宝の持ち腐れじゃないですか!!」

フミコ「大体最近まで『そろそろ結婚も視野に入れなきゃね…』とかほざいてたのにその程度ですか!!」

絵里「ほざっ!?」ガビーン


ギャーギャー!!
ワーワー!!


絵里「…」

146 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 21:17:52.09 hTwPjNVLo 121/317

理事長「はいはい。いくら職員室だからといってそういうお話は慎んでくださいね?」ニコッ

ヒフミ「!!」

絵里(た、助かった…)

理事長「教育者たるもの常に周りに気を配り、生徒に悪影響を与える行動をしてはなりません」

ヒフミ「はい…」

絵里「はいっ!」





理事長「…………でも」

4人「?」

理事長「興味がないと言ったら嘘になるわね」フッ

絵里「!?」

理事長「というわけで……そのお話、詳しく教えて頂けないかしら?」ニコニコ

ヒフミ「「「はいっ!!」」」

絵里「ええええええっ!?」ガビーン

147 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 21:19:25.97 hTwPjNVLo 122/317

・・・


絵里「ただいま」ゲッソリ

絵里(なんか色々吸い取られた気がするわ…)


ダダダダダダ


絵里「!?」

穂乃果「…」

絵里「…」

穂乃果「お、おかえり……なさい」

絵里「う、うん。ただいま……」



「え?あの2人何があったの?」コソコソ

海未「数日前から変な感じですよね…」コソコソ

真姫「どうせ穂乃果がプリン食べちゃったとかでしょ?」コソコソ

148 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 21:21:38.07 hTwPjNVLo 123/317

穂乃果「え、絵里ちゃん…その……」

絵里「は、はいっ!?何でございましょう!?」

穂乃果「…」

絵里「…」

穂乃果「…」

穂乃果「……か」

絵里「?」

穂乃果「………か、か、かたじけのうござる!!」ドゲザ

絵里「!?」ビクッ

穂乃果「かたじけのうござる!!」




花陽「な、何が何だか…」アハハ

「にこっち。出番よ?」

にこ「ここで!?」ガビーン

149 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 21:22:45.90 hTwPjNVLo 124/317

穂乃果「本当にごめんなさい!煮るなり焼くなり好きにして!!」

絵里「はいっ!?」

穂乃果「当たり前だけどケガさせちゃったのは事故なの!わざとじゃないの!!」

絵里「え?わかってるけど……」

穂乃果「じゃあなんでずっと怒ってるの!?」ウワーン!!

絵里「…」

絵里「い、いや、怒ってはないのよ?まったく」

穂乃果「嘘つき!ずーっと怒ってるもん!!」

絵里「だ、だからそれは怒ってるんじゃなくて……」ハッ

穂乃果「?」

絵里「と、とにかく!怒ってるわけじゃないの!だから勘違いしないで?」/////

穂乃果「本当?」

絵里「うん」

穂乃果「じゃあ私のこと嫌いじゃないの?」

絵里「うん」

穂乃果「これからもずっと?」

絵里「うん」

穂乃果「私のこと好き?」

絵里「うん」





絵里「うん!?」//////

150 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 21:26:38.49 hTwPjNVLo 125/317

「えりちぃ~」ポンポン

絵里「えっ!?希!?えっっ!?」

「お幸せに!」グッ!

絵里「」//////

花陽「あ、あははは……」チラッ

海未「…」ゴゴゴゴゴゴゴ

ことり「…」ゴゴゴゴゴゴゴ

穂乃果「いやー嫌われてないってわかったらおなか空いちゃったよ~!今日のご飯なに~?」

にこ「アンタどんだけ図太いのよ…」

「穂乃果ちゃんらしいにゃ」

真姫「…」

151 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 21:31:19.62 hTwPjNVLo 126/317

海未「…」ジー

ことり「…」ジー

絵里(2人の視線が痛い)

穂乃果「あっ…でも……」

絵里「?」

穂乃果「それならどうして最近私の事避けてたの?」

絵里「えっ?」

穂乃果「明らかに避けてたよね?目も合わせてくれなかったよね?」グイッ

絵里「き、気のせいじゃない…?」オロオロ

穂乃果「絶対気のせいじゃないもん!!」

「ほらほらえりち…本当の事言っちゃいなよ」ニヤニヤ

にこ「そうよ~じゃないと大好きな穂乃果が悲しむわよ~」ニヤニヤ

絵里「なっ!ばっ!!」/////

穂乃果「…」ジー

絵里「…」

花陽「き、緊張するね」ドキドキ

「なんでかよちんが?」キョトン

152 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 21:33:27.51 hTwPjNVLo 127/317

絵里「……わ、わかった」

のぞにこ「!!」

絵里「わかった……けど、お願いがあるの」

穂乃果「?」

絵里「こ、今週末………飲み会がしたい」


シーン


「ダメー!絶対ダメ!!」

花陽「ま、まあ…絵里ちゃんがそういうなら」ソワソワ

真姫「し、仕方ないわねぇ」イソイソ

のぞにこ「」

「いやいやいやいやいや!」

にこ「なーにお酒の力を借りようとしてんのよ!格好悪すぎるでしょ!!」

絵里「し、仕方ないでしょー!そうでもしないと言えそうにないんだもん!!」

にこ「だもんじゃないわよ!キャラと歳考えなさいよ!!」

「それにこっちが言う?」

にこ「今は私をいじるタイミングじゃないでしょー!!」ウガー

153 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/13 21:34:50.56 hTwPjNVLo 128/317

穂乃果「そんなに言い辛いことなんだ…」ズーン

絵里「!!」ハッ

絵里「ち、違うの!違わないけど違うの!!」

ことり「絵里ちゃ~ん。それどういう事?」ニコニコ

海未「私達にもわかるように説明してください」ニコニコ

絵里「なんで!?」


ギャーギャー!!


真姫「…」

花陽「? 真姫ちゃん?」

真姫「ん?」

花陽「どうしたの?」

真姫「どうもしないわよ?別に」

花陽「それならいいけど…」



真姫「…」

158 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 22:22:33.15 PU6Ovxz+o 129/317

――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
―――


-数日後-


絵里「にこ、希…ちょっといいかしら」

「…」チラッ

にこ「…」フッ



のぞにこ「嫌」

絵里「ええええっ!?」ガビーン

のぞにこ「絶対嫌」

絵里「そ、そこをなんとか……」

にこ「どうせ今週末どうしたらいいかとかそんな話でしょ!?自分で何とかしなさいよ自分で!!」

絵里「うっ…」

「そもそもえりちが言い出したことなんやから…そこはカッコいいところ見せてほしいなぁ」

にこ「そうそう!こんなんじゃまたヘタレ扱いされるわよ」

絵里「…」





絵里「何?土下座でもすればいいの?」

にこ「逆になんで!?」ガビーン

159 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 22:25:59.28 PU6Ovxz+o 130/317

絵里「だって私友達少ないし…相談できるの2人くらいしかいないし……」

にこ「いやだから自分で何とかしろって言ってるんだけど」

絵里「それができないから困ってるんでしょ!!」ウガー!!

「もう。穂乃果ちゃんがこんなえりち見たら幻滅するよ?」

絵里「!?」

絵里「べべべべべべつに今穂乃果は関係ないじゃない穂乃果は!!」/////

のぞにこ(えー…)

にこ「っていうか…ずっと言おうとは思ってたんだけど」

絵里「?」

「えりちっていつから穂乃果ちゃんのこと好きなん?そういう意味で」

絵里「…」



絵里「……んんっ!?」/////

160 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 22:29:18.61 PU6Ovxz+o 131/317

絵里「な、な、な、何のことなのか私にはさっぱり」アワアワ

にこ「今更何言ってんのよ……」

「少なくともえりちと穂乃果ちゃん以外はみんな気づいてるからね?」

絵里「ええええええっ!?いやいやそんなわけ……」

にこ「じゃあみんな呼び出して聞いてみる?」

絵里「死んじゃう!私死んじゃう!!」

「だからほら…正直に答えて?」ニコニコ

絵里「…」/////



絵里「そ、それは…その……私もいつからっていうのは正直わからないんだけど……」

絵里「最初に出会った頃は私に持っていないものを持ってるし、不思議と人が集まるし、何でも成功させるし……こんなすごい子がいるんだって本気で思ってたわ。嫉妬もしてたし」

絵里「でもね、途中で気づいたの。ああ…この子も普通の女の子なんだって」

絵里「めちゃくちゃも言うし、無理もするし、体だって壊すのよ」

161 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 22:32:38.27 PU6Ovxz+o 132/317

絵里「それを私達は誰も止められなかったでしょ?」

絵里「穂乃果に任せておけば全部上手くいく。穂乃果は正しい…って思ってたのよ。少なくとも私は」

絵里「だからそれが勘違いだったって気づけたときに、自分は穂乃果を受けとめる立場になろうって決めたの。おこがましい話だけどね」

絵里「あの子は平気で無理するの。それに言ったって聞かない。だったら好き放題にがんばってもらって、一緒に全部背負おうって」

絵里「全部自己満足よ?穂乃果はそんな事を望んでもいなければ気づいてもいない」

絵里「それでよかったのよ。それで」

絵里「でも何の縁か今こうやって一緒に住むようになって…穂乃果を身近に感じるようになって……」

絵里「そ、その…あの子は気づいてないけど事故とはいえキスまでして……」

絵里「急に胸が苦しくなる時とかあって……もしかして私………って…………」

絵里「一度考えだしたら止まらなくなって……そうしたら穂乃果の顔も見れなくなってきて………」

絵里「アイドル的な、ヒーロー的な憧れじゃないんだって……気づいちゃって………」

のぞにこ「…」




のぞにこ「長い!!!」ウガー!!

絵里「!?」

162 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 22:36:16.53 PU6Ovxz+o 133/317

「ウチはいつから好きかって聞いたの!好きなのはわかってるの!!」

にこ「なにぐるぐるぐるぐる遠回りしてんのよ!ビシッと言いなさいよビシッと!!」

絵里「え、ええ……」

にこ「いつから好きかわからない?あんだけべらべら話したのに?そんな訳ないわよね?」

「はい!3、2、1、どうぞ!!」

絵里「は、早っ!?」

のぞにこ「…」ジー

絵里「…」

のぞにこ「…」ジー

絵里「……」







絵里「こ、こ、高校生の時から……ずっと………」/////


のぞにこ「…」フゥ

163 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 22:41:48.80 PU6Ovxz+o 134/317

絵里「…」プルプル

にこ「わかってんじゃない。それでいいのよそれで」

「…」

「……ウチね、ずっと思ってたんよ。卒業する時も、μ'sを解散する時も」

絵里「え?」

「えりち、このままで本当にいいのかなぁって」

にこ「…」

「穂乃果ちゃんのこと好きなのに、自分に嘘ついて、お姉さんぶって」

絵里「…」

164 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 22:43:07.01 PU6Ovxz+o 135/317

「そんなえりちが形はどうであれ頑張ろうとしてるのって、すごいと思うし、嬉しい」

にこ「できればシラフでお願いしたかったけど」

絵里「ご、ごめんなさい…」

「だから…ね?」

絵里「…」

絵里「……ええ。任せて!」

「なら、よし!」

にこ「まあ最悪ダメでも私の部屋は一人分空いてるから心配しなくていいわよ」

「わかった。真姫ちゃんに言っておくね」

にこ「なんで!?」ガビーン

絵里「あ、あはははは……」





絵里「……ありがと」ボソッ

165 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 22:46:36.33 PU6Ovxz+o 136/317

――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
―――


-週末-


絵里「え~…本日は私の我儘にお付き合いいただきまして誠にありがとうございm」

にこ「固いわよー!がっちがちよー!!」

絵里「な、慣れてないんだから仕方ないでしょ!!」/////

「早く飲みたいぞー!」

絵里「…」ゴホン

絵里「えー、ではみなさん、グラスはお持ちでしょうか」

花陽「…」ソワソワ

「…」





絵里「今日は遠慮なくいくわよ!かんぱーーい!!」


カンパーイ!!

166 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 22:48:55.62 PU6Ovxz+o 137/317

「えりちー!飲め飲めー!!」

絵里「…」ゴクゴクゴクゴク

絵里「ぷはぁ……ま、まだまだぁ!!」

ことり「だ、大丈夫かなぁ……」

にこ「絵里が潰れるのなんて見たことないし大丈夫でしょ。それより」チラッ

花陽「えっと……これは?」

「麦茶だよ?」

花陽「ナンデ!?」

真姫「…」グヌヌ

海未「私たちが何をしたというのですか!!」

ことり(けっこうしちゃってるよね…)

167 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 22:50:26.63 PU6Ovxz+o 138/317

穂乃果「…」コクコク

にこ「な~にお上品に飲んじゃってんのよ」

穂乃果「ん?えへへ…実はそんなに強くないんだよね。弱くもないけど」

にこ「ほう」ニヤリ

穂乃果「?」

にこ「ところでこのお酒すっごく美味しいんだけど飲んでみない?」

穂乃果「ホント?じゃあちょっとだけ……」

にこ「な~に小っちゃいこと言ってんのよ!ここはほら、グイッとグイッt」

ことり「にこちゃぁ~ん?」ニコニコ

にこ「ひっ!?」

ことり「だめだよぉ~?お酒はゆっくり楽しむものだよぉ~?」ニコニコ

にこ「は…はひぃっ!!」ガクガク

ことり「あと海未ちゃんはゆっくりでもダメ!!」

海未「そんな殺生な……でも久しぶりに飲むと麦茶も美味しいですね」ゴクゴク

168 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 22:53:58.31 PU6Ovxz+o 139/317

花陽「…」プルプル

「かよちん!麦茶に飽きたら玄米茶もあるよ!!」

花陽「げん……まい……?」ピクッ

「あっ」

花陽「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ



絵里「凛…」ゴクゴク

「…」

「え、えりちって…いつもどれくらい飲んでるん?」

絵里「? 特に気にしたことはないけど?」

「次の日気持ち悪い…とかないの?」

絵里「無いわね。今のところ」

「ふ、ふーん……」

169 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 22:56:06.98 PU6Ovxz+o 140/317

「…」コソコソ

「に、にこっち。にこっち。」ボソボソ

にこ「何?」

「あのスピリチュアルっぽいお酒持ってきて!!」

にこ「いやいや!あれは最終手段にって……」

「今がその最終なんよ…」

にこ「早すぎでしょ!!」ガビーン

「だってえりち全く酔わないんやもん」

にこ「別にそれならそれでいいじゃない……」

「いや、絶対ヘタレるから。なんなら賭けてもいいんよ?」

にこ「この時期に賭博はダメでしょ…」

「金銭の授受的な話じゃないって!!」

真姫「…」ムムム

170 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 22:57:05.75 PU6Ovxz+o 141/317

ゴソゴソ


にこ「とりあえずほら。火気厳禁らしいわよ」ポイッ

「……死なないよね?」

にこ「多分」



「えりちー!珍しいお酒飲んでみない?」

絵里「え?何それ」ワクワク

「名前がほら、ちょっとスピリチュアルっぽいやろ?」

絵里「…本当だ。希のためのお酒ね」フフッ

「いやウチは絶対飲まない」

絵里「人に勧めておいて!?」ガビーン

「ちなみにコレものすごく薄めてカクテルなんかn」

絵里「…」ゴクゴク

「…」

「」

171 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 22:58:42.49 PU6Ovxz+o 142/317

絵里「…ぷはぁ」

絵里「いやぁ…結構強いわねコレ」フー

「」

にこ「もう強い弱いじゃなくて喉から何からバグってるわね……」

「………にこっち」

にこ「?」

「アルコールランプ持ってきて」

にこ「メチル!?」ガビーン

「もうそれしか…ウチにはそれしか……」オヨヨ

にこ「戦後じゃないんだから!いや戦後でもダメだったらしいけど!!」

真姫「…」ムムムムム

172 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 23:00:15.77 PU6Ovxz+o 143/317

穂乃果「…」ジー

にこ「?」

穂乃果「にこちゃん!このおさけおいしい!!」グビー

にこ「でしょ?ちょーっと強めだけどまあその程度は大人の嗜みってことで」

穂乃果「おとな?」

にこ「ええ」

穂乃果「にこちゃんはおとな?」

にこ「もちろん」

穂乃果「ほのかは?」

にこ「まだまだ子供……と言いたいところだけど大人ね。もうすっかり」

穂乃果「ほんと?うれしい!!」ゴクゴク

にこ「はいはい。よかったよかった」

穂乃果「にこちゃんすきー!!ぎゅー!!」モギュー

にこ「はいどー……」





にこ「…………もっ!?」/////

173 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 23:02:42.94 PU6Ovxz+o 144/317

真姫「希」

「はい累計2枚ぴぴー!」

「残念ですがにこっちはここで退場でーす!!」ガシッ

にこ「は?え?ちょ……ええええっ!?」

「とりあえず後でゆーっくりお話ししたいから、1人寂しくお部屋で待っててね?」ニコニコ

真姫「一歩でも外に出たら…わかってるわよね」ニコニコ

にこ「わ、私が何したっていうのよ!穂乃果でしょ穂乃k」バタン!!


「まったく…にこっちはまったく……」

穂乃果「…」ワキワキ

のぞまき「?」

穂乃果「のぞみちゃんもまきちゃんもすきー!!」モギュー

真姫「うえええええっ!?」/////

「ち、ちょっ!?」/////

絵里「…」

174 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 23:04:27.31 PU6Ovxz+o 145/317

穂乃果「りんちゃんとはなよちゃんもすきー!!」モギュー

「凛も好きだよー!!」

花陽「ほ、穂乃果ちゃん!?凛ちゃん!?」

海未「…」ソワソワ

ことり「…えーこほん!こほん!!」チラッチラッ

穂乃果「もちろんうみちゃんとことりちゃんもすきー!!」

海未「ですよね!ですよね!!」

ことり「わーい!ほのかちゃーん!!」ギュー

絵里「…」

175 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 23:09:54.51 PU6Ovxz+o 146/317

絵里「…」

穂乃果「?」

絵里「…」ムスッ

穂乃果「……」



穂乃果「えりちゃんきらーい」

絵里「」

穂乃果「…」ベー

絵里「ご、ごめんなさい…もう一度いい?なんか最近耳が遠くて……」

穂乃果「いいよ!えりちゃんだいっきらい!!」

絵里「…」






絵里「みんな今までありがとう」フッ

「えりち!?」ガビーン

176 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 23:12:31.59 PU6Ovxz+o 147/317

絵里「だって…もう……みんな死ぬしかないじゃない!!」

真姫「いや巻き込まないでよ…」

「真姫ちゃんだけに?」

真姫「…」

花陽「…」

海未「…」

ことり「…」

「…」

「ホントにごめんなさい」ガクガク



穂乃果「でもねーほのかねーたぶんねー」

絵里「?」

穂乃果「えりちゃんにちゅーってされたらぁーきっとすーっごくすきになっちゃうとおもうなー」エヘヘ

絵里「…」




絵里「!!!」

177 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 23:14:33.02 PU6Ovxz+o 148/317

絵里「ま、まあ私も嫌われたままは嫌だし?」ソワソワ

絵里「穂乃果がそこまで言うならチュウしちゃうわよ?」ソワソワ

穂乃果「ホント?はい、ちゅー」グイッ

絵里「!?」

絵里「えっいやそんな早っ…!?だ、誰か……」チラッ



「今日の飲み会はここまでお開きー!急いで撤収ー!!」

絵里「ええええっ!?」ガビーン

花陽「お、お邪魔しましたー!」

真姫「別に何してもいいけど…汚さないでよ?」

海未「絵里?穂乃果を悲しませたら許しませんよ?」ニコッ

ことり「同じく♪」ゴゴゴゴゴ

「お片付けよろしくー!」


バタン!!


絵里「…」

178 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 23:17:25.64 PU6Ovxz+o 149/317

穂乃果「ちゅー!」

絵里「…」

絵里「ほ、穂乃果?ちょっと待って?」グイッ

穂乃果「むー…えりちゃんはほのかのこときらい?」ウルウル

絵里「」

絵里「はっ!?ま、まさかそんなわけ!」

穂乃果「じゃあすき?」

絵里「…もちろん」

穂乃果「それならなんでしてくれないの?」

絵里「…」

穂乃果「ぶー!本当に嫌いになっちゃうよ?」

絵里「…」

絵里「……穂乃果!!」ギュー!!

穂乃果「わっ」

絵里「だから…私はその……ほ、本気だから」

穂乃果「…」

179 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 23:18:35.71 PU6Ovxz+o 150/317

絵里「本気で……うん………」

穂乃果「…」

絵里「自分で提案しておいて申し訳ないけど…やっぱりこんな形じゃ嫌なの!もっとしっかり私の気持ちを聞いてほしい!!」

穂乃果「…」

絵里「だから…随分前になるけど……約束してたデートのやり直しをしてほしいの」

絵里「そこで言うから………ね?」

穂乃果「…」

絵里「…」

穂乃果「…」

絵里「……穂乃果?」

穂乃果「…」






穂乃果「Zzz…」スピー

絵里「」

180 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/03/27 23:20:00.18 PU6Ovxz+o 151/317

「まあえりちにしては頑張ったかなぁ……」

にこ「上出来でしょ。穂乃果の方もちょくちょくボロ出てたし」

「そっちも収穫やね」

にこ「ほんっとにめんどくさい…」

「だから応援したくなる、でしょ?」

にこ「はいはい」

「まあにこっちは今………」

にこ「?」



「他人の心配より自分の心配した方がええみたいやけど」ニコニコ

真姫「…」ゴゴゴゴゴゴ

にこ「…」

にこ「……そうみたいね」フッ

187 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/04/11 00:30:53.87 1cP0BQ7po 152/317

――――――――――――――――――
―――――――――――――
――――――――
―――


穂乃果「お、おはよ……」ズキズキ

海未「穂乃果?珍しく早起きですね」

穂乃果「うん…気持ち悪いし頭がズキズキする……」

海未「普段なら心配するところですが原因が原因ですからね」ハァ

穂乃果「うみちゃぁん…今日お仕事休んでいい?」ウルウル

海未「ダメです」

穂乃果「だよね…」

にこ「ったく。飲んだ次の日は絶対に休まない。社会人の鉄則よ」

穂乃果「あ、にこちゃんもおはよ…って!そもそもにこちゃんが私にゴクゴク飲ませたのが悪いよね!?」

にこ「いやアンタが勝手に飲んだんでしょうが…しかも悪酔いして」

穂乃果「うっ」

にこ「おかげで私がどれだけひどい目に……」




真姫「ひどい目…ねぇ」

「あれだけしたのにまだ自覚も反省の気持ちもないみたいやねぇ」ニコニコ

にこ「」

188 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/04/11 00:31:30.33 1cP0BQ7po 153/317

「おっはよー…あれ!?穂乃果ちゃんが起きてる!もうそんな時間!?遅刻しちゃう!?」

穂乃果「私ってそんな寝坊助さんだと思われてるんだ……」

花陽「あ、あはは……でも遅刻しないのは流石だよね」

穂乃果「えへへ。褒められちゃった」

海未「少なくとも喜んでいい内容ではないと思います」

ことり「ふぁぁ…みんなおはようぅ……」

にこ「おはよ。相変わらず朝に弱いみたいで」

ことり「辛いよぉ~…」

「あれ?そういえば今日はえりちが遅いんやね」

穂乃果「いやぁせっかく寝てるのに起こしちゃうのも悪いかなぁって…」

にこ「遅刻する方がまずいでしょ…」

189 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/04/11 00:32:14.06 1cP0BQ7po 154/317

絵里「…」ガチャッ

絵里「み、みんな…おはy」


7人「…」ジロッ

絵里「!?」


穂乃果「…」

海未「お早うございます絵里。私が何を言いたいかはわかっていますね?」ニコニコ

ことり「ね♪」ニコニコ

絵里「」

真姫「あのねぇ。そんな事やってるとまた遅刻するわよ?」

「え?またって誰かやらかしたん…?」

海未「…」ダラダラ

ことり「海未ちゃん!?」

海未「あ、あれは色々な事故やら何やらが重なってですね…」

真姫「海未の場合あんまりだらしないことすると強制送還なんだから気を付けてよね」

海未「すみません…」

ことり「海未ちゃん!?私初耳だよ!?」プンプン

海未「そ、それは…その……すみません」

絵里(よくわからないけど助かったわ……)

190 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/04/11 00:32:45.19 1cP0BQ7po 155/317

「でもきっと半分はことりちゃんのせいだよね?」

花陽「それを海未ちゃんも気にしてるんだと思うよ?」

「そっかぁ…」

にこ「はいはい。いいからさっさとご飯食べちゃってよね。冷めるわよ」

「いつの間に!?」

絵里「さすがにこね」

にこ「そういうのいいから次こそ手伝いなさいよ……」


・・・


穂乃果「じゃあ行ってきまーす」

ことり「いってらっしゃーい!」

「ほら!えりち急いで!!」

絵里「え!?ちょ、ちょっとまって!穂乃果!ちょっとー!!」

191 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/04/11 00:33:17.60 1cP0BQ7po 156/317

テクテク


絵里「…」

穂乃果「…」

絵里「き、昨日はびっくりしちゃったわ…穂乃果ったらあんなに酔うんだもの」

穂乃果「えへへ…そのせいで今日のコンディション最悪だよ……」

絵里「これからはちゃんと考えて飲むのよ?」

穂乃果「ぶー…にこちゃんのせいだもん」

絵里「はいはい」

穂乃果「…」

絵里「…」




ほのえり「あの…」

192 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/04/11 00:33:50.92 1cP0BQ7po 157/317

穂乃果「!? え、絵里ちゃんからどうぞ!!」

絵里「う、ううん!私は別に大したことじゃないから穂乃果から…」

穂乃果「いやいや絵里ちゃんから!」

絵里「穂乃果から!」


ほのえり「…」グヌヌ


穂乃果「じゃんけんぽい!」グー

絵里「ちょっ」パー

穂乃果「」

絵里「はい穂乃果から」ドヤァ

穂乃果「むー…」

193 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/04/11 00:34:29.40 1cP0BQ7po 158/317

穂乃果「じゃあ言うけど…私、絵里ちゃんから答え聞いてないよ?」

絵里「答え?」

穂乃果「私の事なんで避けてたのか」

絵里「」

穂乃果「昨日言ってくれるって約束だったのに」

絵里「あ、いや、その……だ、だからね?」

穂乃果「ふーんだ。絵里ちゃんなんてきらーい」プイッ

絵里「ちょ、ちょっと待って!私が言いたかったのもそれに関係する事なんだけど…」

穂乃果「?」

絵里「えっと…ね?穂乃果は覚えてないと思うけど昨日実は……」





穂乃果「ううん。覚えてるよ?寝ちゃうまでの事はだけど」

絵里「…」


絵里「……え?」

194 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/04/11 00:35:52.29 1cP0BQ7po 159/317

穂乃果「デートのやり直し、してくれるんだよね?」

絵里「」

穂乃果「その時にまとめて教えてくれるなら……まあ」

絵里「」

穂乃果「あ、でも私、それまで絵里ちゃんの事だいっきらいだからね!!」

絵里「」

穂乃果「…」フンス

絵里「…………ん?」

穂乃果「?」

絵里「ちょ、ちょっと待って?昨日の事そこまで覚えてるの?」

穂乃果「うん」

絵里「そ、それならチュウすれば穂乃果は私のこと大好きにって話も……」

穂乃果「…」

穂乃果「……っと、ここ曲がらないと遠回りになっちゃう!また今夜ね!ばいばーい!」ダッシュ

絵里「こ、こら!穂乃果!?穂乃果ー!!」






穂乃果「…」

穂乃果「え、えへへ……」ドキドキ

195 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/04/11 00:36:24.74 1cP0BQ7po 160/317

・・・


穂乃果「…」ソワソワ

雪穂「いつもに増して落ち着きないけど…今度は何?」

穂乃果「え?そ、そう?」ソワソワ

雪穂「いやもう一目瞭然ってレベルじゃないよ…」

穂乃果「そ、そっか…わかっちゃうんだ……」

雪穂「何?絵里さんと付き合うことにでもなった?」ハァ

穂乃果「えっ…」

雪穂「…」



雪穂「え」

196 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/04/11 00:37:02.38 1cP0BQ7po 161/317

穂乃果「…」/////

雪穂「…」

雪穂「おおおおおおかーさーーーーん!!」

穂乃果「わ、わー!違う!違うの!!」/////

雪穂「いや絶対嘘でしょ!私が今まで見たことない反応してたもん!!」

穂乃果「だ、だから!その……」モジモジ

雪穂「やだー!こんなしおらしいお姉ちゃんお姉ちゃんじゃないー!!」ウエーン

穂乃果「いやいやお姉ちゃんだよ!?」





ほのママ(よくわからないけど放っておきましょう)

197 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/04/11 00:38:55.29 1cP0BQ7po 162/317

カクカクシカジカ


雪穂「つまり……酔った勢いで告白じゃないけど告白まがいの事をしたと、しかもされたと」

穂乃果「…」コクコク

雪穂「いやそれもう告白しちゃえばよかったんじゃ…」

穂乃果「それはいや!」

雪穂「…」

雪穂「っていうか、お姉ちゃん昔っから絵里さんの事好きだったよね?なんで今更?」

穂乃果「え?う、うーん…確かに好きだったけど……」

雪穂「歯切れ悪いなぁ」

穂乃果「じゃあ、雪穂は私の事好き?」

雪穂「は、はぁ!?ばっ……!!」/////

穂乃果「…」

雪穂「…」

雪穂「そ、そりゃあ…まあ……海未さんとことりさんと同じくらいにはお姉ちゃんの事好きだと思ゴニョゴニョ」

198 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/04/11 00:39:48.82 1cP0BQ7po 163/317

穂乃果「ホント!?私も雪穂の事大好きだよー!」エヘヘ

雪穂「もう!でも私の好きは………え?まさかそういう事だって言いたいの?」

穂乃果「うん」

雪穂「呆れた…それ、お姉ちゃんなんか勘違いしてるよ」

穂乃果「え?」

雪穂「お姉ちゃんはね、μ'sだった頃から絵里さんの事好きだったよ。そういう意味でね」

穂乃果「!?」

雪穂「妹の私が言うんだから間違いないよ。うん」

穂乃果「え、ええ!?ちが……」

雪穂「わないって!誰がどう見たって絵里さんだけ見る目違ったもん!」

雪穂「なんて言うのかな…尊敬というか憧れというか……『絵里ちゃんにはカッコいいところ見せたい!』みたいな」

穂乃果「…」

199 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/04/11 00:41:02.33 1cP0BQ7po 164/317

穂乃果「まあ…否定はできないけど」エヘヘ

雪穂「でしょ?お姉ちゃんの絵里さんにしてたアピールもろもろ考えると、やっぱり好きだからだったと思うんだよね。そういう意味で。自覚があったかはともかく」

穂乃果「…」

穂乃果「そっか…そうなのかな」

雪穂「って事はつまりお姉ちゃんは今、初恋の相手と生活を共にしているわけだ。それこそ朝も昼も夜も」

穂乃果「!?」/////

穂乃果「も、もう!変な言い方しないでよ!」アワアワ

雪穂「ふふっ…こういうお姉ちゃんってちょっと新鮮かも」ウシシシ

穂乃果「…」

穂乃果「……ふんだ!雪穂なんて嫌い!!」プンプン

雪穂「!?」

雪穂「ちょっ!?ご、ごめんって……」

穂乃果「…」プリプリ

200 : ◆/eL/MQ/pWM - 2016/04/11 00:41:55.16 1cP0BQ7po 165/317

雪穂「で、でも大丈夫?」

穂乃果「?」

雪穂「お姉ちゃん、たぶん今まで無理やり意識してこなかったと思うんだけど」

雪穂「冗談じゃなくて、本当に、好きな人と一緒に生活してるんだよ?」

穂乃果「…」

雪穂「そこのところ意識し始めちゃったら…色々変わっちゃうんじゃない?」


・・・


絵里「…」ソワソワソワ

ヒフミ「…」



ヒデコ「ねえ」ヒソヒソ

フミコ「うん」

ミカ「だよね」



ヒフミ(なんか面倒くさそうだから放っておこう!!)

絵里「…」ソワソワソワソワソワ


続き
穂乃果「年を重ねて」【後編】

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