1 : ◆8PvrU9Ob/. - 2018/07/12 15:29:09.46 pg5BsF5j0 1/11

まえがき

○短めのネタモノです

○キャラ崩壊注意(いつも言い忘れる)

○主にニュージェネレーションズとトライアドプリムスの面子

元スレ
【デレマス】モバP「アイドルの気持ちが知りたい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1531376949/

2 : ◆8PvrU9Ob/. - 2018/07/12 15:29:35.51 pg5BsF5j0 2/11

「聞いたよ、プロデューサー」にゅっ

「うわぁ! どこから出てきたんだ」

「たまたま近くにいただけ」

「へー、アイドルの気持ちが知りたいんだ」

「凛もそうだけど、年齢が離れているアイドルはよくわからないからな」

「それならさ、」

「未央になってみればいいよ」

3 : ◆8PvrU9Ob/. - 2018/07/12 15:49:08.91 pg5BsF5j0 3/11

「それじゃあ、卯月を探しに行こっか」

「待て待て、未央になる、ってどういうことだ?」

「私と卯月は未央として会話するから、未央だったらこう言うだろうな、と想像してみて」

「なるほど。未央になりきれ、ってことか」

「そうそう。あ、卯月。おはよ」

卯月「おはようございます、凛ちゃん、プロデューサーさん! どこかへ行く途中ですか?」

「卯月を探し…探してたに決まってるじゃーん!」どーん

「未央はそこまでアホっぽくないよ。あと卯月のことはしまむーって呼んで」

「わかったよ、しぶりん」

卯月「プロデューサーさん、どうかしたんですか?」

「かくかくしかじか」

卯月「なるほど! 未央ちゃん、私がんばりますね!」

4 : ◆8PvrU9Ob/. - 2018/07/12 16:05:08.47 pg5BsF5j0 4/11

「しまむー、がんばりすぎだよー!」アハハ

卯月「!」 凛「!」

「ところでさ、最近、未央、太ったんじゃない?」

「近くにパフェが美味しい喫茶店ができちゃって、つい通っちゃうんだよねー」テレテレ

「そうだ! しまむーもしぶりんも、今度一緒に行く?」

「えっ、絶対行く」 卯月「凛ちゃん!?」

「今から行こうよ、ね? 未央」

「今から? (時計を見て)…レッスンまで時間あるから、寄っていこうか!」

卯月「未央ちゃんおすすめなら安心できるよー」

←進行方向 (先を歩くP)   凛 ←意外な反応が見られて面白がっている
                卯月←いまだにどう対処していいか考え中


5 : ◆8PvrU9Ob/. - 2018/07/12 16:38:09.23 pg5BsF5j0 5/11

件の喫茶店でパフェを注文した(三人分)

   P
   □
  凛 卯月


「未央ってさ、可愛いよね」

「もー、しぶりんの方が可愛いじゃん」

「そ、そうかな」///「卯月も可愛いよね」

「しまむーは見てるだけで和やかになるよね!」

卯月「プロ…未央ちゃん、恥ずかしいよ…」///

店員「こちら、チョコレートパフェ、ストロベリーパフェ、フルーツパフェになります」

「どれも美味しそうだね。そうだ」

「しまむー、あーん」

卯月「え、あ、あーん」

「『いつも食べさせあっている』から、そうしようよ、ね。未央」

「そうだね! じゃあ、しぶりん、あーん」

「あーん」/// 「ホントにおいしい」

「ほーら、お返しだよ、未央」

「あーん…ね、言ったとおりでしょ!」ドヤァ

「!」 卯月「!」

卯月「未央ちゃん、こっちもおいしいよ!」

「あーん…しまむーはこの蒲萄をあげる」

卯月「あ、あー、ん」///

「おいしい?」

卯月「はいっ!」///

「後は好きなのを食べてから、解散しよっか」

「ね? わかってくれた?」

「まだ一回じゃわからないかな? また来ようよ、プロデューサー」

6 : ◆8PvrU9Ob/. - 2018/07/12 16:47:06.90 pg5BsF5j0 6/11

翌日―――

未央「ちょっとー! 聞いたよ、しぶりん!」

未央「プロデューサーと一緒にパフェ食べに行って、しかも食べさせあったって!」

「卯月に釘を刺すの忘れてたかなー」

未央「しぶりん。私、太ってる?」

「全然。むしろもっとカロリーを摂取しないと。プロデューサーにお詫びとして、また連れて行ってもらおうよ」

未央「そこまで計算づくだったなんて…さすがしぶりんだよ!」

(終わり)

7 : ◆8PvrU9Ob/. - 2018/07/12 16:58:29.50 pg5BsF5j0 7/11

「アイドルの気持ちはいまだに分からないな」

「むしろ前より分からなくなった」(特に凛の)

「聞いたよ、プロデューサー」にゅっ

「もう驚かないぞ」

「未央の気持ちは分かった?」

「卯月の困り顔が可愛いのだけはわかった」

「私は?」

「」

「次は奈緒になるといいんじゃないかな?」

「今度はまずお手本を見せるからさ、その後で交代してみてよ」

8 : ◆8PvrU9Ob/. - 2018/07/12 17:40:31.81 pg5BsF5j0 8/11

「ここは、マグロナルドじゃないか」

「加蓮が久々にポテトが食べたいっていうから、ここで集まることにしたんだ」

奈緒「おーい」

「待った? あれ、また夜更かしした? 隈できてるよ」

奈緒「って、おいおい、プロデューサーもいるのかよ」

「連れて行くって言ってなかった?」

奈緒「聞いてないよ…知ってたらこんな格好で…」

「どうかしたのか?」

奈緒「お、おう。加蓮まだかなー、って」

加蓮「ごめんごめん、待たせちゃった!」

奈緒「疲れただろ? 何飲む?」

加蓮「奈緒は優しいね。コーラとポテトがほしいかな」

「私は奈緒と同じのでいいよ」

奈緒「え、わかった。ロコモコ夏セット二つ、だな」

「俺も同じのを頼むよ」

奈緒「ちょっと待ってなよ。注文してくるから」

奈緒「ほい、ポテトだけ先にもらってきた」

加蓮「奈緒、気が利くねー! 大好き! ちょっと疲れたから食べさせてー」

奈緒「何でだよ! まったく、仕方ないなー。はい、口開けて」

加蓮「あー、ん。うん、おいしー。奈緒に食べさせてもらうと特に美味しーよー」

「奈緒、私にも食べさせてよ」

奈緒「凛は自分で食べられるだろ!? 分かったよ! ほら、あーんだってば!」

「ん、美味しいね、加蓮」

加蓮「うんうん、奈緒の優しさが詰まってるからね!」

奈緒「ただのポテトだよ! ほら、注文したの、来たみたいだぞ」


9 : ◆8PvrU9Ob/. - 2018/07/12 17:52:04.30 pg5BsF5j0 9/11

店員M「ご注文の品になります。ごゆっくり」

奈緒「結構ボリュームあるな。加蓮、ポテトやるよ」

加蓮「ありがと! 食べきれないのを装ってくれる! 奈緒、優しい!」

「私のはプロデューサーにあげるよ」

「ありがとうな」

「わかってるよね? 『奈緒』」

「まさか、あれをやれっていうのか!」

「そうだよ。ちなみに加蓮には話は通してあるから、乗っかってくれるよ」

「うれしくない配慮だが、おかしくなったと思われないだけましか」

「奈緒ー、ポテト食べたいなー」

奈緒「な、なに言ってんだよ。プロデューサーに渡し…」

「しょ、しょうがないなー、食べろよ。あーん。どうだ?」

「ふー…ん、悪くないかな?」

「何だよー。せっかく食べさせてやったのに! 加蓮もいる?」

加蓮「ありがと! 奈緒は優しいねー。あーん。うんうん。おいしいよー。もっと頂戴♪」

奈緒「」

「凛、口の端にトマトケチャップついてるじゃんか! 拭いてやるよ」

「ん。奈緒は優しいな。いつまでも変わらないでいてね」

奈緒「な、なんなんだよこれ!」

「えっ。まさか、奈緒本人に話は通してない、とか」

「してあったらいつものやり取りが見られないでしょ?」

「奈緒、ごめんな。ポテト、食べるか?」

奈緒「うん、おいしーよ、ナオ。ナオは優しいね…」

「」

この後奈緒に無茶苦茶謝った。

10 : ◆8PvrU9Ob/. - 2018/07/12 17:59:52.48 pg5BsF5j0 10/11

「奈緒、この前は悪かったな」

奈緒「いいよもう。凛の悪ふざけだってわかったし、二人からも謝ってもらったから」

(悪ふざけだったんだ)

奈緒「…凛もプロデューサーと一緒にいられる機会が少ないから、悪気があってやったわけじゃないと思うけどな」

「それでもフォローするとは、奈緒…メッチャスキ」

奈緒「こらー! 抱き着くなよ! 誰かに見つかったらマズイだろー!」

「」  加蓮「」

(奈緒End)

11 : ◆8PvrU9Ob/. - 2018/07/12 18:03:20.51 pg5BsF5j0 11/11

あとがき


息抜きに書こうと思いついたものの

ネタを活かすことの難しさを実感した次第でした

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