1 : 以下、名... - 2018/01/11 01:39:58.39 DFiZ/lC/0 1/30

初版グリム童話のお話をラブライブに当てはめたssです

セリフはオリジナルですが内容は原作に沿っています

ちなみに某ディ○ニー映画の原作にあたるお話です

2 : 以下、名... - 2018/01/11 01:41:11.05 DFiZ/lC/0 2/30

ことり「海未ちゃん!!海未ちゃん!!」

海未「どうしたのですか?そんなに嬉しそうな顔して」

ことり「あのね……その……」

海未「なんですか?ご飯の準備をしたいのですが」

ことり「……できちゃったみたい///」

海未「できた?なにがですか?」

ことり「ことりと海未ちゃんの……赤ちゃん///」

海未「」

3 : 以下、名... - 2018/01/11 01:42:30.44 DFiZ/lC/0 3/30

海未「ほ,ほほほ本当ですかっっ?!?!」

海未「本当に私たちのこどもが?!」

ことり「うん///さっき確認してきたの///」

海未「あぁ……ついに!私たちの念願が叶いました!今日はお祝いです!」

ことり「もう///大げさだよ海未ちゃん///」

海未「何を言うのですか!これほど嬉しいことはありません!」

海未「さあ!何でも食べたいものを言ってください!今日は奮発しますよ!」

ことり「……本当に何でもいいの?」

海未「もちろんです!」

4 : 以下、名... - 2018/01/11 01:43:26.73 DFiZ/lC/0 4/30

ことり「……ラプンツェル」

海未「はい?」

ことり「裏の庭にラプンツェルが植えてあるでしょ?ことり,それが食べたい」

海未「……すみませんことり,それだけは無理です」

ことり「え~海未ちゃん何でもって言ったのに……」

海未「あの庭は妖精のもので,誰にも立ち入ることは許されていません」

海未「ことりだって知っているではありませんか」

5 : 以下、名... - 2018/01/11 01:44:21.94 DFiZ/lC/0 5/30

ことり「うん……ごめんね?困らせちゃって」

海未「いえ……私の方こそ望みを叶えられず申し訳ないです」

ことり「大丈夫!それより美味しいもの食べよ?ラプンツェルはもういいから」

海未「そうですね!ではすぐに支度します!」

ことり「えへへ~楽しみだな~♪」

海未「ことりは座って待っていてくださいね.その……お腹に赤ちゃんがいるのですから///」

ことり「うん///待ってるね///」

6 : 以下、名... - 2018/01/11 01:45:29.56 DFiZ/lC/0 6/30

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ことり(はあ……ラプンツェル食べたいな)

海未「ああ,ことり……こんなにやせ細ってしまって……」

海未「何か悩みでもあるのですか?どうしても言ってはいただけませんか?」

ことり(言えるわけないよ……)

海未「私では,頼りにならないでしょうか……」グスッ

ことり(でも言わないと,海未ちゃんが……)

7 : 以下、名... - 2018/01/11 01:46:07.27 DFiZ/lC/0 7/30

ことり「あのね?海未ちゃん」

海未「!!はい!!何でしょうか?!」

ことり「ことりね,ラプンツェルが食べたいの」

海未「……裏の庭のですか」

ことり「うん……ごめん,忘れて」

海未「……いえ,わかりました.今から取ってきます」

ことり「ダメだよ海未ちゃん……妖精さんに怒られちゃう……」

海未「ことりの命には代えられません!待っていてください!」ガチャ バタン

ことり「海未ちゃん……ありがとう……」

8 : 以下、名... - 2018/01/11 01:46:42.42 DFiZ/lC/0 8/30

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海未「ことり!取ってきました!」ガチャ

ことり「海未ちゃん!無事でよかった……!」

海未「幸いにも妖精とは出会いませんでした」

海未「今すぐこれでサラダを作ります!待っていてください!」

ことり「うん!」

トントントントン―――――

9 : 以下、名... - 2018/01/11 01:49:03.89 DFiZ/lC/0 9/30

海未「できました!どうぞ食べてください!」

ことり「海未ちゃんっ……!ありがとう……!」パクパク

ことり「美味しい……美味しいよ海未ちゃん……」グスッ

海未「よかったっ……!これでことりが元気にっ……!」グスッ

ことり「もう,海未ちゃんは泣き虫だなあ」クス

海未「ことりには言われたくありません!」グスッ

ことり「それもそうだね……あ,もう無くなっちゃった」

10 : 以下、名... - 2018/01/11 01:49:38.49 DFiZ/lC/0 10/30

海未「ええっ!もう全部食べたのですか?!あんなにいっぱいあったのに?!」

ことり「だって……美味しかったんだもん///」

海未「では,明日また取ってきますね」フフッ

ことり「でも,今度こそ怒られちゃうよ?」

海未「今日だって誰もいなかったのですから,明日もきっと大丈夫です!」

ことり「もう……気をつけてね?」

海未「はい!任せてください!」

11 : 以下、名... - 2018/01/11 01:51:13.61 DFiZ/lC/0 11/30

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海未(くっ,なんで今日に限って)ハァハァ

にこ「出てきなさい.そこに隠れているのはわかっているわよ」

海未(逃げられそうにはありませんね……仕方ありません)

海未「あなたがここの主ですか?」

にこ「そうよ,私は妖精のにこ.にこにーと呼ぶがいいわ」

海未「それではにこ,あなたにお願いがあります」

にこ「にこにーよ!……まあいいわ,なに?」

12 : 以下、名... - 2018/01/11 01:52:35.65 DFiZ/lC/0 12/30

海未「あなたの庭のラプンツェルを分けていただきたいのです」

にこ「そういえば,昨日も庭に誰かが入った形跡があったわね.それもあんた?」

海未「はい,申し訳ありません」

にこ「なんでそんなに欲しいのよ.大したもんでもないのに」

海未「ことりがっ!……妻がどうしても食べたいというのです」

海未「こどもを宿してからどんどんやせ細っていって……」グスッ

にこ「はあ……わかったわ.好きなだけ持っていっていいわよ」

海未「っ!!本当ですか?!」

にこ「ええ,ただし条件があるわ」

13 : 以下、名... - 2018/01/11 01:53:11.56 DFiZ/lC/0 13/30

海未「何でも聞きます!言ってください!!」

にこ「こどもが生まれたら,私によこしなさい」

海未「っ!そ,それは……」

にこ「嫌ならいいわ.今すぐ立ち去りなさい」

海未(せっかく授かったこどもを渡すわけには……しかし,そうしないとことりが……)

にこ「どうするの?渡す?帰る?」

海未「……わかりました,こどもは渡します.ですからラプンツェルを!」

にこ「賢明な判断ね.いいわ,好きなだけ持っていきなさい」

海未「ありがとうございます!」ダッ

14 : 以下、名... - 2018/01/11 01:54:27.09 DFiZ/lC/0 14/30

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海未(ついにこの日が来てしまいました)

海未(ことりは泣き喚いて大変でしたが,これもあなたのためなのです……わかってください)

海未「にこ!こどもを連れてきました!」

にこ「やっと来たわね.さあ,こっちによこしなさい」

海未(……やはり渡すしかないのでしょうか)

にこ「ちょっと,早くしなさいよ」

15 : 以下、名... - 2018/01/11 01:55:53.52 DFiZ/lC/0 15/30

海未「……わかりました」スッ

にこ「可愛いじゃない」ヒョイ

にこ「さて,もうあんたに用はないわ.さっさと帰りなさい」

海未(ごめんなさい……ごめんなさい……)

海未(さようなら……私たちの赤ちゃん)トボトボ

にこ「……やっと行ったわね」

にこ「これからはにこがあんたの親よ」

にこ「あなたの名前は……そうね……」

にこ「花陽……あなたは花陽よ」

16 : 以下、名... - 2018/01/11 01:57:54.70 DFiZ/lC/0 16/30

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にこ「花陽!髪を垂らしてちょうだい!」

「はーい!ちょっと待ってね!」スルスル

にこ「よいしょ,よいしょ……ふう」

花陽「おかえり!にこちゃん!」

にこ「ただいま花陽.今ご飯を作るわね」

花陽「うん!楽しみにしてるね!」

キョウノゴハンハナニ?デキテカラノオタノシミヨ――――




「どうしよう……あの塔からちらっと見えた女の子,すっごく可愛かったにゃ……」

「凛,好きになっちゃったかも……///」

17 : 以下、名... - 2018/01/11 01:58:42.80 DFiZ/lC/0 17/30

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「またこの塔に来ちゃった……」

「どうにかしてあの子に会いたいな」

(そういえば,この前誰かが髪を垂らしてもらってたよね)

(あれを真似すれば!そうと決まれば早速!)

「花陽!髪を垂らしてちょうだい!」

18 : 以下、名... - 2018/01/11 02:00:11.21 DFiZ/lC/0 18/30

「はーい!今垂らすね!」スルスル

(ほんとにきた!これを登れば!)ヨイショヨイショ

花陽「おかえり!にこちゃ――ぴゃあ!」

花陽「にこちゃんじゃない?!あなた誰?!」

「はじめまして!凛は凛だよ!」

花陽「凛ちゃん?凛ちゃんはどうしてここに?」

「花陽ちゃんに会いたくて……迷惑だったかな?」ウルウル

花陽(かわいい)

19 : 以下、名... - 2018/01/11 02:01:30.72 DFiZ/lC/0 19/30

花陽「そ,そんなことないよ!私も嬉しい!」

「にゃー!かよちん大好きにゃー!」ハグッ

花陽「か,かよちん?!」ピャア

「うん!花陽ちゃんだからかよちん!……ダメ?」ウルウル

花陽(なんだこの天使)

花陽「そんなことないよ!よろしくね!凛ちゃん!」

「うん!こちらこそよろしくね!かよちん!」

20 : 以下、名... - 2018/01/11 02:04:34.86 DFiZ/lC/0 20/30

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花陽「ねえにこちゃん,なんか最近服がきつくなっちゃったんだけど……」

にこ「ご飯の食べ過ぎじゃないの?でも,そんなに太ったようにはみえないわね」

花陽「いや,その……胸のあたりが///」

にこ「あんたケンカ売ってんの?!はったおすわよ!!」

花陽「ご,ごめん!そんなつもりじゃ……」

にこ「最近あんたといるとイライラするわね……あんた,もう出ていきなさい」

花陽「そ,そんな!いきなり!」

にこ「うるさい!……その髪は置いていきなさい,切ってあげるわ」グイッ

21 : 以下、名... - 2018/01/11 02:05:30.24 DFiZ/lC/0 21/30

花陽「やめて!痛いよにこちゃん!」

にこ「おとなしくしなさい!……よいしょっと!」ジョキン

花陽「うぅ……」

にこ「やっと切れたわね,さっさと出ていきなさい」

花陽「で,でも!」

にこ「早くしないと,次はその胸の脂肪を切り落とすわよ」

花陽「……わかった……今までありがとう」

にこ「さあ行った行った!」

花陽「ばいばい,にこちゃん……」トボトボ

22 : 以下、名... - 2018/01/11 02:06:34.86 DFiZ/lC/0 22/30

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(最近来れてなかったけど,久しぶりに時間がとれたにゃ!)

(えへへ~かよちん元気かな~?)

「花陽!髪を垂らしてちょうだい!」

スルスル

「あれ,返事がない?」

「でも髪は垂れてきたし,風邪でも引いたのかな?」ヨイショ ヨイショ

23 : 以下、名... - 2018/01/11 02:07:32.67 DFiZ/lC/0 23/30

「かーよちーん!久しぶ―――「来たわね」

「にゃ?!誰?!」

にこ「私は花陽の親のにこよ.にこにーと呼んでちょうだい」

「かよちんのお母さん?!それにしては小さいような……あ!かよちんはどこ?」

にこ「どこ見て言ってんのよ!!ったく,花陽はもうここにはいないわ」

「え,なんで……」

にこ「追い出したのよ」

24 : 以下、名... - 2018/01/11 02:09:27.21 DFiZ/lC/0 24/30

「なんで?!お母さんなのに!!」

にこ「あんたには関係ないわ.今頃は生きてるかどうか」

「そんな……かよちん……」フラッ

にこ「ちょっ!危ない!」

「かよちんがいないなら……生きてても意味ないにゃ……」スッ

にこ「あっ!……まあ,にこには関係ないことよ」

ヒューーーーーードン!!!

25 : 以下、名... - 2018/01/11 02:10:04.00 DFiZ/lC/0 25/30

「うぅ……」

「あれ,生きてる……」

「でも,目が見えなくなっちゃった……」

「かよちん……凛は信じないから……」フラフラ

「かよちん……かよちん……」テクテク

26 : 以下、名... - 2018/01/11 02:11:03.16 DFiZ/lC/0 26/30

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(あれからどれくらい経ったのかな)

(かよちん全然見つからないにゃ……まあ目は見えないんだけど)

(やっぱり死んじゃったのかな)グスッ

「そろそろ凛も限界が―――「凛ちゃん?」

27 : 以下、名... - 2018/01/11 02:13:32.91 DFiZ/lC/0 27/30

「……かよちん?」

花陽「凛ちゃん?!凛ちゃんだよね?!どうしたの?!そんなにボロボロになって?!」

「かよちんどこ?凛,目が見えなくて」

花陽「目が見えないの?!しっかりして!凛ちゃん!」ダキッ

「あっ……ふふ,かよちんあったかいにゃ~」

花陽「凛ちゃん……なんでこんなことに……」ポロポロ

「かよちん泣いてるの?凛の顔が濡れちゃうよ」

28 : 以下、名... - 2018/01/11 02:15:06.05 DFiZ/lC/0 28/30

花陽「うぅ……グスッ凛ちゃん……」ポロポロ

「ははは……もう凛びちゃびちゃになっ―――あれ?」

「見える……見えるよかよちん!凛,目が見える!」

花陽「!!凛ちゃんっ……!よかったっ……!!本当によかったっ……!」グスッ

「かよちーん!かよちんかよちんかよちーーん!!」

花陽「凛ちゃん!凛ちゃん凛ちゃん凛ちゃん!」

29 : 以下、名... - 2018/01/11 02:15:49.84 DFiZ/lC/0 29/30

「かよちん,全然変わってないね」

花陽「凛ちゃんも変わらないよ!あのときの可愛い凛ちゃんのまま!」

「そんなふうに言われると照れるよ///」

花陽「これからはずっと一緒にいようね?」

「うん!ずーーーっと一緒にゃ!」



終わり

30 : 以下、名... - 2018/01/11 02:16:56.01 DFiZ/lC/0 30/30

以上です

今後も定期的にラブライブ×グリム童話のssを書くつもりです

読んでくださった方ありがとうございました

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