1 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 09:27:30 Cxe 1/20



モバP(以下P表記)「本当か藍子! ・・・いや、え? 藍子?」

藍子「えへへ、一度言ってみたくて~♪」


元スレ
モバP「時間停止装置!?」高森藍子「できたぞ助手♪」
http://wktk.open2ch.net/test/read.cgi/aimasu/1506472050/

3 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 09:32:31 Cxe 2/20



藍子「ふっふっふ! 忘れちゃってましたか? 私にもモノづくり属性があるんですよっ」キャッキャッ

「わ、忘れてないさ。ちょっと意外だっただけだ」

藍子「最近のモノづくりカフェはすごいんですよ? レーザーカッターが置いてあって、近所の美大生で溢れかえるところもあるんですからっ」

「レーザーカッター!? すげぇ!」

藍子「うふふ、今度一緒に行きましょうね♪」

藍子「でもその前にまずはこれを・・・」ガサガサ ゴソゴソ

藍子「じゃじゃ~ん! ゆるふわビーム発生装置~♪」テレテレッテレー


5 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 09:36:52 Cxe 3/20



「ゆるふわビーム発生装置?」

藍子「見た目はただの手袋。ですがこうして・・・」ギュムギュム

「ふむふむ」

藍子「手にはめて、中指と薬指を親指に合わせてきつねさんを作り・・・」コンコン

「うんうん・・・うん?」

藍子「ゆるふわびーむっ!」びびびびび

藍子「―っと、唱えるとビームが出て、当たったものの時間を約30秒間止めちゃえるんですっ」

(ノロノロビームだこれ)

藍子「むっ、お察しの通りノロノロビームと言っても出ますけど、あくまでこれはゆるふわビームですからね?」びびびびび

(出るんだ)


6 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 09:38:14 Cxe 4/20



「いや・・・すごいな。どんな原理なんだ?」

藍子「え? う~ん・・・私も分からないです。えへっ」

(しまったパッションだった)

藍子「はいっ、プロデューサーさんにプレゼントですっ」

「ありがとう、いいのか?」

藍子「くれぐれも悪用するんじゃないぞ♪ な~んて♪」

(かわいい)

藍子「じゃあ私、レッスンの時間までお散歩してきますね。使った感想、あとでお話してくださいっ」バイバーイ

「車に気を付けるんだぞー」フリフリ

ガチャッ バタン

「さて・・・あ、説明書ついてる」ペラリ


7 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 09:39:44 Cxe 5/20



ゆるふわビーム発生装置


・手できつねさんを作り、『ゆるふわビーム』と言うとビームが発射される。(『ノロノロビーム』でも可)


・ビームに当たったモノの時間は30秒間停止する。運動量は保存される。


・時間が停止されている物体を移動することは不可能。


・ビームはまっすぐ進む。鏡に当たると反射する。連続照射可能時間1秒。


・ビームの有効射程距離は13km。速さは音速の500倍。(これは嘘です♪)


・ビーム発射後、再びビームを撃つまでに30秒間のインターバルを必要とする。



8 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 09:40:55 Cxe 6/20



「なるほど・・・」ヨミヨミ

「これはすごいものだ」

「せっかく藍子が託してくれたんだし、いいことに使わないとな」

「滑りそうな歌鈴を助けたり、落ちそうな加奈を助けたり、転びそうな肇を助けたり、そんなような・・・」

「・・・」

「でもこういうのを手にしたらまずはイタズラだな、うん」


13 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 09:54:18 Cxe 7/20



「・・・」

「『ガーリッシュパンキッシュ』! 切り取ってみろ! この一瞬ッ!」ジョジョッ!!

「・・・出ないか」


14 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 09:54:48 Cxe 8/20



藍子「ただいま~」ガチャ

「おかえり・・・藍子? やけに早かったな」

藍子「それが・・・待ちきれなくって♪」

藍子「どうですかプロデューサーさんっ! 時間を止めたご感想は?」ワクワク

P「悪い、まだ使ってないんだ」

藍子「そうですか~・・・」ガックシ・・・


15 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 09:55:28 Cxe 9/20



藍子「あっ! それならプロデューサーさん、私と一緒におさんぽしませんか?」

「おさんぽ?」

藍子「はいっ! この周辺にはアイドルのみなさんが住んでいますから、きっと今日お休みの方と会えるんじゃないでしょうか?」

「なるほど、いいな。行こうか」

藍子「やった!」

「それじゃあちひろさん、ちょっと出てきますね」

藍子「いってきま~すっ」

ちひろ「は~い。暗くならないうちに帰ってくるんですよ~」シャンシャンシャン

ガチャッ バタン


ちひろ「ああっ!? うう・・・まだダメガと回復ないとTOKIMEKIクリアできないか~・・・」


16 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 09:56:17 Cxe 10/20



・・・


「さて、どこに行こうか?」

藍子「人がいそうな所~・・・あっ、公園! 公園に行きましょう!」

藍子「確か新しいブランコが出来たそうなんです。きっと遊んでいる子たちがいるはずですよ」テクテク

「ふむ、行ってみようか」ザッザッザッ

藍子「あっ、猫さん!」テテテテテッ

「猫を追う藍子可愛い・・・じゃなかった。藍子―! いきなり走らないでくれー! そっち反対―!」


17 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 09:57:29 Cxe 11/20



ニャー ニャー

藍子「にゃーにゃー♪」パシャリ パシャリ


(猫の写真を撮る藍子・・・いい絵だ、今度何かに使おう)パシャリ パシャリ


藍子「目線くださーい♪」パシャリ パシャリ

ニャー ゴロゴロゴロ

藍子「うふふ、いいですね~」パシャリ パシャリ

藍子「じゃあ一枚脱いでみようかっ! な~んて♪」パシャリ パシャリ

(どこで覚えた)

ニャー ヌギヌギ

藍子「えっ、ええーっ!? げ、芸達者っ!」パシャリ パシャリ

「バカな!? 何も着ていないのに確かに脱いだだと!?」

ニャー テテテテテッ

藍子「あっ、行っちゃった・・・・ばいばーい」フリフリ

「すごいものを見たな・・・」テクテク

藍子「動物番組のマスコットとかになったらすぐ人気者になっちゃいそうでしたね」トコトコ

「こういう発見も散歩の醍醐味なんだな」

藍子「そうですよ~♪ 何気ない日常のなかに宝物がいっぱいあるんですっ!」

「仕事の休憩にでもまたしてみようかな」

藍子「その時はご一緒させてくださいね」

「ああ」

藍子「えへっ」


18 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 09:59:07 Cxe 12/20



テクテク トコトコ

「ん?」

藍子「あ、夕美さん! こんにちは!」

相葉夕美「あれ? Pさんに藍子ちゃん。こんにちは、二人でお散歩?」

藍子「公園に新しいブランコが出来たそうなんですっ♪」

夕美「そうなんだ。それは楽しみだねっ」

夕美(藍子ちゃんもまだまだ子供だなぁ)クスッ

(本当の目的は別にあるんだが、まあそれは言わないでいいな)


20 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 10:05:47 Cxe 13/20



夕美「私も公園に行こうと思ってたんだ。前に植えた花の様子が見たくて」

藍子「それじゃあ一緒に行きましょうっ!」

夕美「うふっ♪ いいよっ」

(花か・・・そういえば前に勝手に種植えたことあるって―)

夕美「やだなぁ、今度はちゃんとボランティアに参加して植えたんだよ? 私だってもう大学生なんだからっ」

「なんだよエスパーか!?」

堀裕子「エスパーの話っ!?」にゅっ

「うおっ!?」


22 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 10:13:26 Cxe 14/20



「ユッコお前いつの間に」

裕子「ふっふっふ! エスパーの話とあらばっ! どこへだってさいきっくテレポートしますよ!」

藍子「みんなで公園に行くんです。ユッコちゃんはどうしたんですか?」

裕子「おおっ! 私も公園に行くつもりだったんです! 美味しいクレープ屋さんが来てると聞いてっ!」

「なんだ偶然か」

裕子「ぐ、偶然じゃないです! そ、そう! さいきっく未来予知でちょうどこの辺りでエスパーの話が出ると―」

「はいはい」ナデナデ

藍子「クレープか~♪ いいですね。目的地は同じ場所ですし、せっかくだしユッコちゃんも一緒におさんぽしませんかっ♪」

裕子「いいですね! ご一緒しますよ!」


23 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 10:14:16 Cxe 15/20



テクテク トコトコ


藍子「夕美さん、その公園にはどんなお花を植えたんですか?」

夕美「マーガレットだよ。ピンク色でとっても可愛いんだ♪」

「へえ、そういえばこの時期に咲く花だったか」

夕美「うんっ、そうだよ。秋に咲いて、冬の間楽しめる寒さに強い子なの」

夕美「いつでもお花が見れたら楽しいもんねっ♪」

「そうだな。でも、秋っていうにはまだまだ暑いよなぁ」

夕美「ねー」

「夕美も藍子も外いること多そうだし、熱中症とか気をつけるんだぞ」

藍子「大丈夫ですっ! カフェによって休憩したり、しっかり日焼け止めとかしてますからっ♪」

「感心感心」ナデナデ

藍子「えへー♪」


24 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 10:14:56 Cxe 16/20



裕子「確かに・・・今日も暑いですね~・・・もっと薄着にすればよかったかなぁ」

藍子「ユッコちゃん、おしゃれさんですもんね」

「なぁ」

裕子「え、ええっ!? いやええとその・・・!」

夕美「今日の服も可愛いよねっ」

裕子「や、やめてください皆さんでぇっ!」

裕子「あっ、カ、カフェ! そこのカフェによりましょう! 熱中症になっちゃうといけませんから!」ピュー

「あ、待てって」


カランコロンカラーン


25 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 10:16:12 Cxe 17/20



・・・


裕子「うう~・・・」

「はは、悪かったって」

夕美「本当だよ? 裕子ちゃん可愛いよっ! もうキュートだよっ」

「いやいやうちの子はどこにもやらんぞ」

藍子「まあまあユッコちゃん、パフェどうぞ♪」

裕子「あむ・・・ ! ん~♪」

藍子「気に入ってもらえたようですね♪」

「藍子もここよく来るのか?」

藍子「はい。いろいろ行きますけど、ここは事務所にも近いところですから」

藍子「それにここ、ちょっと前からお茶のおかわりが無料になったんです。だからついずーっとおしゃべりしちゃって♪」

夕美「藍子ちゃんが来るからかな?」

「かもなぁ。俺ならそうする」

藍子「またまたー」

裕子「すいませーん、おかわりをー」


26 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 10:17:19 Cxe 18/20



・・・


藍子「あ、そろそろですよ」


クルッポー クルッポー


夕美「ハト時計! かわいいっ!」

藍子「いいですよね~♪ 時間が来るのが楽しくなって♪」

藍子「・・・」

藍子「レ、レッスンあるんでした~!」ガタッ

「やべ、俺も休憩にしちゃ長すぎたな。そろそろ戻らないと」ガタッ

裕子「私もおなか一杯になったのでクレープはまた今度にします」

夕美「な、なんか本来の目的地にたどり着く前に満足しちゃうって、ブレーメンの音楽隊みたいだね」


27 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 10:18:05 Cxe 19/20



裕子「さいきっくテレポート! ・・・ヘイタクシー!」

キキー

「流石だな」

裕子「さいきっくに不可能はありませんから!」

夕美「それじゃあ、また明日ね」バイバーイ

藍子「またあした~♪」

「夕美も遅くならないうちに帰って来いよ」

夕美「分かってるって♪」


バタン ブロロロロロ・・・


裕子「運転手さん。前の車を追ってください」


「! あいよ!」ドキドキワクワク


「こら」


28 : ◆h8PchLJM6BH7 - 2017/09/27 10:19:16 Cxe 20/20



藍子「ちょっと慌てちゃいましたけど、お散歩もお茶会も楽しかったですね♪」

「そうだな」

藍子「一緒に同じ時間を過ごせるって、素敵ですよね」

「ああ」

藍子「お別れしても、また明日ねってあいさつしたら、待ち遠しいけどそれまでも楽しくて♪」

「友達、好きな人。一緒に過ごせれば、いつまでだって、明日はいい日になるさ」

藍子「はい! えへー♪」



お・わ・り


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