1 : ◆5/VbB6KnKE - 2016/02/11 21:43:41.31 xE0uyQz70 1/12


奏「私、吸血鬼なの」周子「ふーん」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1431531602/
http://ayame2nd.blog.jp/archives/2121337.html

上記の話と繋がっています

百合だぞ


元スレ
【モバマス】周子「狐はむやみに触っちゃダメなんだよ」奏「へぇ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455194621/

2 : ◆5/VbB6KnKE - 2016/02/11 21:45:19.17 xE0uyQz70 2/12


「どうして?」

周子「んー、厄介で中々治らない病気にかかっちゃうからねー」

「あら、それは大変ね」

周子「うん」

「…」

周子「…」

「ねぇ」

周子「うん?」

「それなら」

周子「うん」

「どうしてこんなにくっついてくるの?」

周子「ん?」スリスリ

3 : ◆5/VbB6KnKE - 2016/02/11 21:46:41.96 xE0uyQz70 3/12


「ん、じゃなくて」

周子「別に……ねぇ?」

「……いや、分からないけれど」

周子「うっそ、あたし達の仲じゃん! ほら、伝わんない?」

「…」

周子「…」

「全然」

周子「んー、正解はー。あれ、ちょっとお腹すいたかも? でした」

「とてもどうでもいいわ」

周子「由々しき問題なんだけどなぁ」

「……って、そうじゃなくて」

周子「ん? 奏もお腹すいた?」

「違うわよ」ペシ

周子「うぎゃ」

「どうしてこんなにくっついてくるの、って」

周子「いったー……うえーん、乃々ちゃーん! 奏にぶたれたぁ!」

「乃々ちゃんはいないわよ残念ね」

周子「なーに。確かに乃々ちゃんの気配感じたんだけどなー」

「私の部屋よ居たらどうするの。ほら、話逸らさないで」

周子「えー」

4 : ◆5/VbB6KnKE - 2016/02/11 21:48:19.86 xE0uyQz70 4/12


「えーじゃないわよ」

周子「むー」

「むーでもない」

周子「……むにむに」

「……なに」

周子「奏の耳、むにむに」

「ちょっと」

周子「ほっぺ、むにむに」

「にゃにするの」

周子「お手手」

「ねぇ」

周子「むにむに」

「周子」

周子「おなか……むにむに」

「…」

周子「……ふともも、むにむに」

「…」

周子「…」チラ

「…」

周子「……おこった?」


「…………むにむに」


周子「」ビク

「」ムニムニムニムニ

周子「っあっ、はっ、ちょっ! ちょ、だめ、ごめん!! ごめん、奏!! っひ、やぁーっ!!」ジタバタ

5 : ◆5/VbB6KnKE - 2016/02/11 21:49:50.70 xE0uyQz70 5/12


周子「はぁ……はぁ……」

「で、どうしてこんなにくっついてるの?」

周子「っ……別に、理由なんてないし……はぁ、つかれた」

「本当に?」

周子「ホント」

「じゃあ、離れて」

周子「えー!」

「何よ」

周子「いっつもそんなこと言わないのに! なんでさ!」

「別に、ん……気分よ」

周子「気分ー? ヤダ! 離れないかんね」

「なっ」

周子「えい、えい」スリスリ

「……っ、ちょっ」

周子「ほれほれ!」スリスリ

「ぅ……」

周子「……?」スリスリ

「……っ」

周子「……奏」

「な、なに」

周子「照れてるの?」

「ち、違うわよ!」

周子「えー、なんかあやし」

「くっ……」

6 : ◆5/VbB6KnKE - 2016/02/11 21:51:21.19 xE0uyQz70 6/12


周子「だって顔も赤いよー?」

「こ、これはね……あぁもう!」

周子「何さ」

「いい? その、吸血鬼はね」

周子「うん」

「……えぇ、と」

周子「何、言ってよ」

「……っ、こ、好意がある相手に、そんな、くっつかれたり、されると!」

周子「……?」

「だから……そういう時は人間と同じで、動物らしく、その」

周子「……はぁーん」

「……っ……枷が、その……外れそうに、なるって、いうか……」

周子「んふふ」

「あぁ、もう……! 我慢、できなくなっちゃうからっ!」

周子「あははは!!」

「笑わないでよ!?」

周子「」ゲラゲラ

「っもう!」

7 : ◆5/VbB6KnKE - 2016/02/11 21:53:38.47 xE0uyQz70 7/12


周子「あーかわいい……別に我慢しなくたっていいじゃん」

「それがそうもいかないのよ……」

周子「なんで?」

「……限界の限界に達したら、血を吸いたくなるの」

周子「血? 別にいーじゃん、前だってしたし。たまーにあげてるじゃん」

「いつものとは違うの」

周子「違う?」

「えぇ。それで吸血した場合、虜になっちゃうのよ」

周子「マジ?」

「本当」

周子「…」

「…」


周子「あたし別に虜になっちゃってもいいけど」


「そう言うと思ったから言いたくなかったの……!」

8 : ◆5/VbB6KnKE - 2016/02/11 21:54:18.46 xE0uyQz70 8/12


周子「えー、いーじゃん。トリコ」

「ダメ」

周子「ま、そんなことされなくてもあたしは既に奏の虜だけどね……ふっ」ハンナリー

「ひっぱたくわよ」

周子「許して塩見」

「もう……」

周子「何でヤなのさ」

「そんなの、決まってるじゃない」

周子「あたし妖狐だからわかんないし」

「はいはい…………嫌なのよ、強引なのは」

周子「ん」

「そんな強引に、無理矢理あなたを奪いたくないの」

周子「……ほ」

「やるなら真っ当に、あなたを虜にしたいわ」

周子「…」

「…」

周子「……はぁ」

「……何」

周子「そういうこと言うからずるいんじゃん……」

「おあいこ様よ」

9 : ◆5/VbB6KnKE - 2016/02/11 21:56:00.28 xE0uyQz70 9/12


周子「でもさでもさ」

「えぇ」

周子「あたし妖狐だし、その魅了効かないって説ない?」

「それは……どうかしら、分からないわ」

周子「つまり」

「……つまり?」

周子「試してみる価値があるのでは!」ガタッ

「却下」

周子「」ストン

「相手が亜人だったら効かないなんて、そんな保障はないわよ」

周子「そーかなぁ……あ、そういえばこの前」

「?」

周子「人間以外も騙せるのかなーって、愛海ちゃんに化けて夕美ちゃんに会ってみたんだけど」

「…」

周子「全然バレなかったから軽く楽しんできたわー」

「……謝ったの?」

周子「…」

「後で謝りなさい、絶対よ」

周子「はーい……」

10 : ◆5/VbB6KnKE - 2016/02/11 21:57:41.87 xE0uyQz70 10/12


「……そういえば、どうして夕美ちゃん?」

周子「知らないの? あの娘アルラウネだよ」

「うそ……全く気が付かなかったわ」

周子「匂いは?」

「普通よ」

周子「まぁハーフらしいからね、匂い薄いんじゃないかな。あたしあんま分からんけど」

「あぁ、なるほど」

周子「珍しいよねーハーフ」

「そうねぇ、私が知る限りでは乃々ちゃん……メドゥーサだったかしら」

周子「そうだね、前愛海ちゃんに化けて近づいたら石化されて超ビビった」

「……愛海ちゃんにも謝ってきなさい」

周子「ヘイ!」

「全く……」

周子「あ、あと音葉さんエルフだわ」

「そうね」

周子「あの人の横髪エルフの耳に見えるからさ、冗談交じりに聞いてみたら、そうですよ? って」

「髪型変えた方がいいんじゃないかしら」

周子「なんか普段耳出せない分落ち着くんだって」

「へぇ……」

周子「奏もマントとか羽織ったら?」

「イヤ」

11 : ◆5/VbB6KnKE - 2016/02/11 21:58:34.97 xE0uyQz70 11/12


周子「んー……」スリスリ

「ねぇまだくっつくの」

周子「いーじゃん」

「あなたはよくてもねぇ……はぁ、もういいわ」

周子「やったー!」

「好きにしなさい……」ナデナデ

周子「んっんー♪ すりすり…………ん? あっ」

「?」

周子「シューコちゃん凄いことに気が付いたかも」

「何?」

周子「乃々ちゃん、人間とのハーフじゃん」

「えぇ」

周子「音葉さんも、人間とのハーフじゃん」

「そうね」

周子「で、夕美ちゃんもそうらしいんだよね」

「へぇ」

周子「てことはさ」

「えぇ」


周子「……吸血鬼と妖狐のハーフってどうな


「」ムニムニムニムニ

周子「るっ?! ひゃ、あ、っあ、やぁ!! ずるっ、ずるいっ!! はなし、っ、そらすなぁ!!」ジタバ



「あなたが悪いのよ」ムニムニムニムニ

周子「もう!! 狐はむやみに触っちゃダメなのにー!!」ジタバタ





おしり

12 : ◆5/VbB6KnKE - 2016/02/11 21:59:52.04 xE0uyQz70 12/12

〆の一言が思いつかないので小梅ちゃん置いておきます
∧(川ヮO)∧<前作だよ
【モバマス】美嘉「こずえちゃんならキスしてもバレないのでは……?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454418377/
http://ayame2nd.blog.jp/archives/2133731.html

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