……
雪歩「おはようございますぅ」
雪歩「はぅっ?!何やってるんですか!」
P「ん?!雪h…」
雪歩「じ、事務所で、キ、キキ、キスなんて不潔ですーっ!!」
真「ちょ、なにっ、なんで雪歩が飛びかかってきて…うわあぁぁっっあぁ!!」
……
…
雪歩「…グスッ…ごめんなさい…」
P「いや、誤解がとけたらならいいよ」
雪歩「大丈夫?真ちゃん…?」
雪歩「…やっぱりこんなダメダメな私は穴掘って埋まってますぅっ!!」
真「いやいやいや、大丈夫!別になんともなかったからっ!事務所に穴掘るのは勘弁してよーっ!!」(ガシッ
雪歩「はぅ…」(グタッ
P「もういいか、雪歩?」
雪歩「あの…、一体何をしてたんですか…?」
P「どうやら真が口の中が痛いと言ってな」
真「うーん…、昨日はこんなことなかったのに…」
雪歩「虫歯かな、真ちゃん?」
P「まぁ、それを調べるために真の顔覗きこんでただけなんだが…」
真「雪歩には別のコトしようと見えちゃったみたいだね、あははっ…」
雪歩「はぅ」
P「じゃあ、もう一回見てみるか」
真「はい!お願いします。あーん」
P「虫歯なら事務所近くの歯医者予約しないとなー、うーん、暗くてよく見えない…」
雪歩「あ、あのっ、私の携帯電話貸しますよ!」
P「ほんとか?助かるよ」
P「おう、ありがとう、じゃあ、もう一回、真、口開けて、はい、あーん」
真「あーん」
P「んー、痛いのは右側か?」
真「ふぇ?ふぃだりがわでひゅよ?(え、左側ですよ?)」
P「今なんて言ったんだ?」
真「りゃりゃか、ふぃありがぁわ、れふゅって(だから、左側、ですって)」
P「ちょっと、よくわからん。一旦口閉じていいぞ」
真「ふぅ…、痛いのは左側ですよ、プロデューサー」
P「あぁ、そうかすまん。左側か」
真「もー、しっかりしてくださいよー、じゃあ、続きお願いしますね」
P「はいはい、ほら、真、あーん」
真「あーん」
P「うーん、特に異常は無さそうだぞ」
真「ひょんふょでふあぁ?ひょくひてくらひゃいよー?(ほんとですか?よく見てくださいよ?)」(グッ
P「うーん、ライトの角度か?」(グッ
雪歩(はぅ、真ちゃんと身を乗り出して…プロデューサーも近すぎるよぅ…)
P「ふぅ…、やっぱり左側に何もなかったぞ」
真「うーん、こんなに痛いのに…」(サスサス
雪歩「…?ねぇ、真ちゃん、痛いって言ってる左側ってどっち?指さしてみて」
真「え?そりゃこっちだけど」(スッ
P「え、痛いのそっちだったのか?俺はてっきりこっち側だと…」(スッ
真「いやいや、真逆ですよ」
雪歩「多分、真ちゃんから見て左は、プロデューサーさんから見て右側になるんじゃないかな…?」
P「なるほど。勘違いしてた」
真「すみません、プロデューサー。僕がよく伝えなかったばっかりに」
P「いや、いいよ。じゃあ、もう一回見てみるか」
真「はいっ!」
P「真、あーん」
真「あーん」
P「あー…あー、これかー」
真「ひふゅかりぁふぃたか?(見つかりましたか?)」
雪歩(よく考えたら、息がかかるとかいう距離じゃないよね、これ…)
P「あー、でも、虫歯ではないぞ」
真「ひゃんへすひゃ?(なんですか?)」
P「口内炎かな…、右の頬の内側がちょっと腫れてるぞ」
真「ひゃるほりょ(なるほど)」
P「よし、口閉じてもいいぞ」
真「ひゃあーい(はーい)。ふぅ…」
雪歩「口内炎ですか?」
P「みたいだな、これなら歯医者までは行かなくていいんじゃないか?」
真「はーっ、よかった~。ボク、あのキュイーンって音好きじゃないんですよねー」
P「あーわかるな、それは」
雪歩「最近の治療は痛くないって聞きますけど」
真「まー、何にせよ虫歯じゃなくて良かった。じゃあ、適当に舐めてれば治りますかね」
P「いや、だめだろ。いくら口内炎って言っても、薬塗って治療しないと」
真「えー…、口の中に薬塗るのはちょっと…」
P「大方、誤って噛んだかそこら辺だと思うが。虫歯で歯医者に通わなくていいんだから、それぐらい我慢しろ」
真「はーい」
P「じゃあ、ちょっとコンビニで薬買ってくるわ」
真「え、いいんですか?ありがとうございます、プロデューサー」
雪歩「プロデューサー、いってらっしゃいです」
……
…
P「ほら、買ってきたぞ」
雪歩「おかえりですぅ」
真「おかえりなさい、プロデューサー。わざわざありがとうございます!」
P「いいよ、これぐらい。アイドルの面倒見るのも立派なプロデュースの一つだからな」
真「へへっー!じゃあ、塗ってきますね!」
P「ん?一人で大丈夫か?」
真「あーそうですね。良かったら手伝ってもらってもいいですか?」
P「あぁいいぞ。すまん、雪歩、もう一回携帯貸してくれないか?」
雪歩「はいですぅ」
P「ほら真、あーん」
真「あーん」
P「うーん、結構奥だからどうやって塗ろうか」
雪歩「あの、プロデューサー。綿棒とか使ってみてはどうでしょう?」
P「ああ、それはいいな。多分、隣の部屋に救急箱があってその中にあると思うんだが…」
雪歩「じゃあ、取ってきますね!」
……
…
雪歩「うーん、救急箱がない…」
雪歩「どこかなぁ…」
…
……
真「ふぅ…、ちょっとプロデューサー!どうするんですか!」
P「え、何のことだ?」
真「なに分からないーって顔してるんですか!ボクどこも痛くないですよ!」
P「だって…しょうがないだろ?小鳥さんが出かけたから事務所でキスしてたら、まさか雪歩が来るなんて…」
真「…まぁ、キスするのは今に始まったことじゃないですけど。危うくバレるところでしたね」
P「それにしても真は演技派だな。雪歩は気づいてなかったぞ」
真「プロデューサーの方が細かいですよ。なんでわざわざ左とか聞いたんですか」
P「いや、そっちのほうがリアルさあるかなと」
真「なんですか、それ…。それに虫歯でもいいじゃないですか?」
P「それだと、雪歩にほんとに歯医者を予約されたらたまらん」
真「確かに…。とりあえず、2,3日は痛いフリしておけばいいんですよね?」
P「そうだな。取りに行ってもらってる雪歩には悪いが、薬塗る必要ないし…」
真「それにしても帰ってこないですね」
P「救急箱の場所よくわかってないのかな、確か、棚の上なんだよな」
真「そうですね。ボクや響は結構ダンスで躓いて擦りむいた時に使うんで分かるんですけど、雪歩とか良くわからないんじゃないですかね」
P「帰ってこないな。じゃあ、真、あーん」
真「へ?あー…っ、っんんっぅん!!」
真「…は…ぁ…くりゅっ…れぷっ…ぉ…っ…」
真「…りゅっ…んむぅ…むぐゅ…じゅりっ……っんんっって!!」
真「プ、プ、プロデューサー!な、何してるんですかっ!」
P「いや、無防備に口を開ける真が可愛くって」
真「かわ、かっ、可愛いっとかっ!今は関係無いでしょ!雪歩が帰ってきたらどうするんですかって…っ、せめて、フレ…ンチで……っっ!!」
真「……っ…ちゅっ、くむぅ…りゅっちぅゅ……んっ…」
P「…ふぅっ…ちょっと満足した」
P「というか、結構序盤から真の方がノリノリになってたぞ」
真「……ひ、酷いですよ、プロデューサー。さっきだって、ボクは事務所じゃ嫌だって言ってたのに…」
P「だって、ずっと真とゼロ距離だったんだぞ。男として耐えれるわけがない。もしかして…俺じゃ嫌だったか…?」
真「そ、そんなことないですよっ!!ボクはプロデューサーじゃないと!!んっぐっ、くちゅっ…」
P「っ…じゃあっ…しょうがっ…ないよな?…」
真「ぢるっ…ふぁっ、ふぁい…しょうが…ちゅぱっ…ぢゅっ……」
雪歩「真ちゃーん!!!」(ガチャ
P「っっぅん?!」
真「っっっ!!?! んっっっ!!!」
雪歩「お待たせしましたー。ってどうしたんですか、二人とも下向いて?」
真「い、いや…いや、なんでもないよ…雪歩…」(ハァハァ
P「そ、そうだぞ…。ありが…がとな、雪歩…」(ダラダラ
雪歩「?」
27 : 以下、名... - 2012/08/24(金) 18:35:54.88 4Y2lXB3q0 19/30
フレンチ=ディープじゃないの?
まぁいいか
28 : 以下、名... - 2012/08/24(金) 18:38:43.87 XKUZTK/J0 20/30
>>27
あ、ほんとだ
軽いキスと勘違いしてた、ごめんね
雪歩「それが…、綿棒を切らしちゃってたみたいで…」
真「そ、そんなの、雪歩が気にすることじゃないよ!」
P「そうだぞ。わざわざありがとな」(ナデナデ
雪歩「はぅ…、あ、あの、プロデューサー!今から買ってきます!」
P「え、いや、いいぞ、別に…」
真「悪いよ、雪歩…」
雪歩「そんなことありませんっ!」
雪歩「ただ…帰ってきたら…もう一回、ナデナデしてもらってもいいですか……?」
P「あ、あぁ、なんだそんなことか、いくらでもしてやるぞ!」
雪歩「ありがとうございます!行ってくるね、真ちゃん!」
真「い、いってらっしゃーい」
(ガチャ(バタン
P「ふぅ、バレるかと…」
真「むーぅ」
P「ん?どうした真」
真「プロデューサー…、今、雪歩見て、デレデレしてましたよね」
P「な、何言ってるんだ!そんなことないぞ!」
真「バレバレですよ!ちょっと雪歩に上目遣いで見つめられてお願いされただけで、あんなに頬を緩まして…」
P「悪かったって。そんなに怒るなよ」
真「確かに雪歩はボクから見ても可愛いですけど…」
真「プロデューサーにはボクという彼女がいるんですから、あんまり目移りしないでください!」
真「大体、ボクにはナデナデとかしてくれないし、それに…!」
P「真、あーん」
真「へ?あー…っ…んんーっ!!……んぐぅっ…れるっ……ぐぅっ…ふぶっ…ちゅるっ……れりゅ…っ…むっ…」
P「…っ…真はわがままだなー、そんなにナデナデして欲しかったのか」
真「んぅっ?!むぅぅうぅっ?!そ、そこは、胸で……ぅっ…んっ……!」
P「……まぁ…でも…素直にあーんする真はすごくかわいいけどな…」
真「…むっ…っ…んぐっ!……ふぁっ…くっ!…れりゅっ、れぷっ……、りゃ…りゃめってい…っ…」
真「んぐっ…んうぅっ!……れりゅっ……ふぅっ!…ふぅぐっ……っ!」
P(真は先が弱いんだよな…)
真「っ……むっ…!んぐっぅ!」
真「んんっっ!ふっ、んぐぅっ……っっ!んっ!んんぅぅうん!!」
P(そろそろか…よし、いk)
(ガチャ
P「?!…まずっ!」
真「んっ!??!!んっっっぅぅぅううう!!」(ガチィッ
雪歩「買ってきましたー!」
P「!?!!!っっっ痛っ!!」
雪歩「?」
雪歩「どうしました?また二人とも下を向いて?」
真「…すぅー…はぁ…はぁ……、お…おかえり…雪歩…」
雪歩「ただいま、真ちゃん!はい!今なら薬塗れるよ!」
真「…あははっ…、良かったらそれ、プロデューサーに上げてくれないかな…」
雪歩「?」
P「…くっ……したが…いたぃ…」
-おしまい
43 : 以下、名... - 2012/08/24(金) 19:16:28.05 XKUZTK/J0 30/30
支援ありがとうございました。
口の中見せるって性的なあれを感じる今日この頃。
きっとこのまこりんなら、あーんといえば口を開けるはず、なんでも受け入れてくれるはず