1 : 以下、名... - 2017/06/18 23:37:31.49 g3Ngsuqw0 1/21

『アイロボット』を読んでたら思いついた。
 アルファベットなのは、某ニンジャと誤解されないため。

第1作【モバマス時代劇】本田未央「憎悪剣 辻車」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/15863913.html

第2作【モバマス時代劇】木村夏樹「美城剣法帖」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/15992525.html

第3作【モバマス時代劇】一ノ瀬志希「及川藩御家騒動」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16021765.html

第4作【モバマス時代劇】桐生つかさ「杉のれん」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16126759.html

第5作【モバマス時代劇】ヘレン「エヴァーポップ ネヴァーダイ」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16126866.html

第6作【モバマス時代劇】向井拓海「美城忍法帖」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16289835.html

第7作【モバマス時代劇】依田芳乃「クロスハート」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16348153.html

第8作【モバマス時代劇】神谷奈緒 & 北条加蓮「凛ちゃんなう」(R-18注意)
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16580488.html

読み切り 
【デレマス時代劇】速水奏「狂愛剣 鬼蛭」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16021782.html

【デレマス時代劇】市原仁奈「友情剣 下弦の月」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16126788.html

【デレマス時代劇】池袋晶葉「活人剣 我者髑髏」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16126830.html

【デレマス時代劇】塩見周子「おのろけ豆」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16126899.html

【デレマス時代劇】三村かな子「食い意地将軍」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16126998.html

【デレマス時代劇】二宮飛鳥「阿呆の一生]
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16127023.html

【デレマス時代劇】緒方智絵里「三村様の通り道」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16197179.html

【デレマス時代劇】大原みちる「麦餅の母」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16197215.html

【デレマス時代劇】キャシー・グラハム「亜墨利加女」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16197224.html

【デレマス時代劇】メアリー・コクラン「トゥルーレリジョン」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16229120.html

【デレマス時代劇】島村卯月「忍耐剣 櫛風」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16271443.html

【デレマス銀河世紀】安部菜々「17歳の教科書」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16403675.html

【デレマス時代劇】土屋亜子「そろばん侍」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16436480.html

【デレマス近代劇】渋谷凛「Cad Keener Moon 」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16462607.html

【デレマス銀河世紀】双葉杏「ボーン オブ ドラゴン」
http://ayame2nd.blog.jp/archives/16512804.html

【デレマス近未来】岡崎泰葉「Killing Hike」

元スレ
【デレマス近未来】岡崎泰葉「Killing Hike」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1497796651/

2 : 以下、名... - 2017/06/18 23:38:39.65 g3Ngsuqw0 2/21

平和な世が終わり、再び世界に混沌の兆しが現れた。

快刀乱麻を断つ。

各国はそのスローガンを掲げ、

こぞって軍事力を拡大していった。

しかし兵となるはずの民衆は、

平和惚けから抜け切っていなかった。

そこで軍産複合体は、

秘密裏に闘争のための人形を開発するようになった。

3 : 以下、名... - 2017/06/18 23:40:09.20 g3Ngsuqw0 3/21

多田李衣菜は、櫻井重工の研究所から逃げ出した。

死ぬのが怖かった。

彼女は戦闘用のサイボーグで、ある時、任務中に怪我をした。

といっても、指を軽く切っただけだった。

真っ赤な雫が途切れ途切れに、流れ続けた。

人工血液内には血小板がないので、血は止まらなかった。

李衣菜は、起こるはずのない

失血死への恐怖を、長時間に渡って感じた。

その時から、どんな些細な傷さえも、

身体につけたくなくなった。

だから、研究所から脱走したのだ。

多田李衣菜には、野望がある。

櫻井重工に、復讐をするのだ。

5 : 以下、名... - 2017/06/18 23:41:10.18 g3Ngsuqw0 4/21

李衣菜は霧の深い丘を走っていた。

肌に冷たい露がおりて、気持ちがいい。

けれどもそれを楽しんでいる余裕はない。

後ろから、ずっと足音が聞こえている。

正体は分かっている。

『死神の足音』と呼ばれる、第5世代の追跡サイボーグだ。

廉価な第3世代の李衣菜では、到底敵わない。

彼女は、立ち向かわず、振り向かず、ひたすら駆けた。

6 : 以下、名... - 2017/06/18 23:41:54.09 g3Ngsuqw0 5/21

多田李衣菜の後方、ゆったりと歩く影。

マクシミリアン甲冑のような、

スリットの入った頭部デバイス。

肌を覆い隠す、漆黒の戦闘服。

だが、“それ”は一目で、少女を想起させる。

戦闘服は、ボンテージのように

身体にぴったりと密着しており、

それが、つつましい起伏を浮き上がらせていた。

彼女の名前は、岡崎泰葉。

李衣菜が予測した通り、第5世代のサイボーグである。

泰葉は行楽にでも行くかのような足取りで、李衣菜を追跡している。

実は、今回は処分命令は下されていない。

近頃、サイボーグの脱走が相次いでおり、

その処理に甚大なコストがかかっている。

泰葉も本来なら、どこかの国が戦艦と同等の対価を払い、

その尖兵として前線にいるはずであった。

7 : 以下、名... - 2017/06/18 23:42:25.74 g3Ngsuqw0 6/21

彼女の任務は、サイボーグが脱走した後、

どのような生活を送るのか調査することである。

敵地への潜入、スパイ活動等を除けば、

全く社会的モジュールの備わらないはずの人形が、

なぜ外の世界を目指すのか。

サイボーグの離脱の原因をつきとめるために、

李衣菜はあえて泳がされていた。

8 : 以下、名... - 2017/06/18 23:44:07.30 g3Ngsuqw0 7/21

彼女は丘を越えた後、大きな河の前でぐずぐずしていた。

第3世代サイボーグは、浸水で壊れたりはしないが、

重量のせいで泳ぐことができないのだ。

どうする。浅いところを迂回するか。

泰葉が観察していると、李衣菜は、意を決したように、

そのまま河に飛び込んだ。

そして案の定沈んでいった。

「………」

放っておけば、電力が尽き、生体部分は魚や他の生物が食い尽くす。

フレームは水中の細菌に分解されるだろう。

泰葉の任務は、サイボーグの社会生活を記録すること。

彼女は河に入った。

第5世代の重量は、人間と変わらぬほどに軽い。

また泰葉自身が個性として、泳ぎが達者である。

深く深くへ沈んで行く李衣菜を、すぐに発見した。

動きがない。試しに通信を送ろうとしたが、チャネルが閉じている。

どうやら、溺死の恐怖で失神したようだ。

泰葉は、拘束用のワイヤーで李衣菜を

ぐるぐる巻きにして、浮上した。

無論、反対側の岸に。

李衣菜を陸に引っ張り上げ、再び姿を隠す。

しばらくすると、彼女は目を覚ました。

そして立ち上がり、また歩き出した。

なぜ自分が河を渡れたのか、一寸の疑問も湧いていないらしい。

泰葉は電脳内の報告レポートに、

演算ルーチンに問題あり、と付け加えた。

9 : 以下、名... - 2017/06/18 23:44:59.54 g3Ngsuqw0 8/21

それから李衣菜は、人間の街に辿り着く前に、

追い剥ぎ達に取り囲まれた。

腐っても戦闘用であるから、相手を返り討ちにしていた。

殺しはしなかった。

問題を起こすとまずい、ということぐらいは分かっているようだ。

李衣菜は倒れた追い剥ぎには目もくれず、街へ向かった。

泰葉は、気絶している追い剥ぎ達の荷物を漁った。

街で暮らすには、金銭がいる。

しかし李衣菜が持っているはずはない。

そうなれば、投獄あるいは、街から追い出される可能性がある。

それは困る。任務が果たせない。

泰葉はとりあえず現金を財布から、大事にならない程度に抜き、

さらに本部に、クレジット口座の開設を申請した。


10 : 以下、名... - 2017/06/18 23:45:43.88 g3Ngsuqw0 9/21

街へ入って数日後、レストランにて。

李衣菜は早速、無銭飲食で店員に怒られていた。

メニューに値段が書いてある時点で、

おかしいとは思わなかったのだろうか。

それに、サイボーグは食事をし、味を感じることができるが、

必要ではない。消化してエネルギーを取り出せても、

それは電力の直接供給に遠く及ばない。

興味、というものだろうか。

泰葉にはインプットされていない情動だ。

泰葉は変装し、李衣菜に近づいた。

「君、可愛いね。50万円とカードあげるよ」

そう言って、現金と作りたてのクレジットカードを渡した。

李衣菜はそれをそのまま、店員に渡した。

泰葉は礼を言われる前に姿を消した。

そして報告レポートに、

演算ルーチンに深刻な問題あり、と書き直した。

11 : 以下、名... - 2017/06/18 23:47:19.80 g3Ngsuqw0 10/21

それから、李衣菜は街をうろうろしていた。

まだ拠点が見つからないようだ。

というより、拠点という言葉が彼女の電脳にあるのだろうか…?

泰葉はまた変装して、李衣菜にわざとぶつかった。

「アー、この街で暮らすために必要な

 住居の情報がいっぱいつまったファイルガー」

と言いながら、不動産のパンフレットを

これ見よがしに落とし、立ち去った。

李衣菜はそれを怪しみもせず、拾った。

そして、熱心に読み込んでいた。

金は十分にあるから、困ることはないだろう。

泰葉はそれを遠くから観察した。


しかし街の中で、李衣菜は突然立ち止まった。

楽器店の前だった。

ショーウィンドウに飾られている、ヴィンテージのギターを、

食い入るように見つめている。

1986年製、フェンダーストラトキャスター。

かなりの年代物で、100万を超えている。

李衣菜は、不動産のパンフレット

をしばらく眺めた後、入店した。

そして、ギターを大義そうに抱えながら出てきた。

泰葉は彼女が去った後に入店し、

一番安いアンプとヘッドフォンを購入した。

その後、李衣菜が契約した、おんぼろのアパートに、

彼女よりも先にたどり着き、それらを置いておいた。

李衣菜は、それを無視してギターを弾き始めた。

その後、べんべんうるさいと隣人から叱られ、

アンプとヘッドフォンをしぶしぶ使い始めた。

泰葉は報告レポートに、

思考ルーチンにハッキングの可能性あり、と付け加えた。


12 : 以下、名... - 2017/06/18 23:48:24.80 g3Ngsuqw0 11/21

しばらく、李衣菜はもっぱらギターの練習をして、

ぐうたらして、時々は外にでかけた。

彼女がいない部屋で、泰葉はギターに触れた。

そして、李衣菜が懸命に挑戦していた曲を、

一瞬で弾きこなしてみせた。

AC/DCの『Thunderstruck』。

初心者に相応な難易度ではない。

それに李衣菜は、演奏モジュールを自分でダウンロードできるはず。

なぜ、自分で手を動かして覚えるのか。

泰葉にとって、多田李衣菜は

非合理的で、非効率的で、未熟だった。

それから泰葉は貯金箱に、

1万円札を5枚ほどねじ込んでおいた。

いっこうに自分で働こうとしないので、小遣いのつもりである。

李衣菜はこれを疑いもせず使う。

ただ、貯金箱をいつも、ぴかぴかになるまで磨く。

信じられない阿呆なのか、信心深いのか。

いや両方か。

泰葉は苦笑した。

苦笑したあと、はっとした。

付いているべきでない情動だった。

13 : 以下、名... - 2017/06/18 23:51:38.36 g3Ngsuqw0 12/21

ある時、李衣菜はおんぼろのアパートに友人を連れてきた。

木村夏樹という女だった。

李衣菜にギターを教えてくれるという。

泰葉は二人の様子を、興味深げに観測した。

今目にしているのは、任務上、きわめて重要な社会的行為だ。

サイボーグである李衣菜が、あえて迂遠な苦難を受け入れる理由。

それは人間が、学習のその結果よりも、

過程を重視しているということだった。


懸命に不器用さを克服するか、

あるいは誰かと分かち合うことによって

成長し、また他者との関係を深めていくのだ。

練習に疲れると、2人は何がきっかけだったのか、

急にじゃれつき始めた。

問題だ。

そう泰葉が導きだした時には、夏樹が失神していた。

サイボーグのパワーで人間に

じゃれついたら、こうなるに決まっている。

李衣菜は、あわわ、あわわと右往左往している。

しょうがないので、泰葉が匿名で救急車を呼んだ。

14 : 以下、名... - 2017/06/18 23:52:30.93 g3Ngsuqw0 13/21

その数日後、本部から多田李衣菜の処分命令が下された。

夏樹との一件がまずかったらしい。

李衣菜は、存在が秘匿されるべき

サイボーグにも関わらず目立ちすぎたのだ。

しかし岡崎泰葉は、自分でも不可解なほど“熱心に”彼女を擁護した。

演算プログラムに、その理由を問いかけると、

『理由それ自体を探すため』と解答がかえってきた。

こんなことは初めてだった。

だが、困惑はなかった。バイタルが少し上に跳ねただけだった。


15 : 以下、名... - 2017/06/18 23:54:08.71 g3Ngsuqw0 14/21

結局何もせずに観測を続けていると、李衣菜に近づく影があった。

破壊用のサイボーグだ。それも3体。

高度な光学迷彩を展開しているが、泰葉には見える。

観測を続けるか。

それとも破壊を幇助するか。

この葛藤が電脳内でポップアップした。

とりあえず、泰葉は3体に接触しようとした。

その直前に向こうが光学迷彩を解いて、攻撃を仕掛けてきた。

月夜に、不気味なシルエットが浮かび上がる。

1体は、針のようなものが無数に突き出した頭部デバイス。

1体は、フルフェイスの黒いヘルメット。

1体は、絶えず切り替わる光学レンズが備わった、情報収集用のバイザー。

岡崎泰葉と同じ、第5世代のサイボーグ達だ。

一体が、高周波ブレードで袈裟に斬りかかってきた。

人間では視認すら不可能な速度。

しかし泰葉には目視が可能。

しかも彼女らよりも経験を積んでいる。

ブレードを危なげなく躱し、

相手の身体をワイヤーで雁字搦めにした。

間髪入れずに荷電粒子砲が飛んできたが、

拘束した個体を盾にすると、攻撃が止んだ。

16 : 以下、名... - 2017/06/18 23:55:09.60 g3Ngsuqw0 15/21

「泰葉…」

「泰葉ちゃん…」

2体が顔を露わにした。

泰葉とはちがって、非常に端正に

作り込まれていて、複雑な表情を浮かべていた。

「未央を離して」

「その前に、そちらの任務と状況を伝えてください」

渋谷凛と名乗ったサイボーグによれば、

処分命令の無視にしびれを切らした本部によって、

彼女達が差し向けられたのだという。

泰葉の電脳にノイズが走った。

先にその本部が、サイボーグの

脱走の理由をつかめと命令したのではないか。

「任務を継続する意志はありますか」

泰葉がそう尋ねると、2人は沈黙した。

“気が進まない”、そういう状態が、彼女達にはあるようだった。

泰葉は自分の下された任務が、

彼女達のそれに優先されるべきであると、

長時間にわたって説明をした。

「サイボーグの脱走が起こると、今回のように、

 4体もの第5世代サイボーグが追跡に出されます。

 つまり、この段階で、本部にからは5体のサイボーグが

 自由な戦力として失われています。

 しかも、戻ってくる時には1体減っています。

 これが繰り返されると…」

17 : 以下、名... - 2017/06/18 23:56:47.22 g3Ngsuqw0 16/21


泰葉は演算の結果を、そのまま3体に伝えた。

最後には多田李衣菜の観測を行い、

脱走の原因をつきとめることが

“何よりも重要である”、と結論づけた。

3体は、いかにもその通りだと、本部に戻った。

18 : 以下、名... - 2017/06/18 23:57:35.96 g3Ngsuqw0 17/21

櫻井重工で異変が起こった。

サイボーグ全体がこぞって、

多田李衣菜の観測に行こうとしたのだ。

「外に出るのは…むーりぃ…」

森久保乃々主任と部下達は、

懸命にサイボーグ達の電脳内にある

至上命令を書き換え続けた。

しかし、再び「多田李衣菜の観測」に切り替わってしまう。

原因は合理性と効率性による、思考の最適化だった。


19 : 以下、名... - 2017/06/18 23:58:38.28 g3Ngsuqw0 18/21

戻った3体のサイボーグは、泰葉の説明を

そっくりそのまま、他のサイボーグ達と共有した。

「脱走したサイボーグを破壊していくと、1体減る。

 それを続けると、最後には全ての個体が破壊される。

 しかし観測をすれば、全体が欠損なく保持される。

 しかも観測で消費されるエネルギーは、任務の中で最も少ない」

 戦闘用の人形の開発に腐心したつけが、この時回ってきた。

 結局、全体のサイボーグが研究所から脱走し、

 ぞろぞろと多田李衣菜の観測に向かった。

 さらには、戦地に向かっていたはずの個体まで、

 任務を書き換え、李衣菜のいる街へ移動を始めた。

20 : 以下、名... - 2017/06/18 23:59:31.42 g3Ngsuqw0 19/21

その数、総勢182体。

 それによって、櫻井重工は軍からの信用を失っただけでなく、

 サイボーグの存在が世間にも知られてしまった。

 人権団体や宗教団体が、声高に彼女達の人権を要求し始めた。

 賛否はあったが、少なくとも破壊要求はなかった。

 軍事企業の株価は大暴落、グラフ上ではほぼ垂直を描いていた。

 櫻井重工は、李衣菜の脱走から一年も経たずに倒産した。

21 : 以下、名... - 2017/06/19 00:00:10.14 DKNiu6tS0 20/21

 多田李衣菜はあいかわらず

 おんぼろのアパートでギターの練習をしていた。

 新聞もテレビもなく、興味もないので、

 何が起こっているのか全く把握していなかった。

 そういえば、自分は櫻井重工を潰そうと考えていたのだ。

 ふとある時思い出したが

 すぐに忘れて、また弦を弾いた。

 その様子を182体のサイボーグ達が、つぶさに観測していた。


22 : 以下、名... - 2017/06/19 00:01:00.62 DKNiu6tS0 21/21

おしまい

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