あやめ2nd

卯月「もう喉がカラカラだったんだよ！でかした凛ちゃん！」ｺﾞｸｺﾞｸ

凛「美味しい？卯月」

島村「って熱いわ！凛ちゃんお前馬鹿なのか？喉渇いてる時にこんな熱いお茶出されてもｺﾞｸｺﾞｸ飲めないだろうがよォ！？普通に考えてここは午後ティのミルクを用意するだろうがよォ？嫌がらせのつもりかおい凛ちゃん！」

凛「ご、ごめん卯月！わ、私ってその、ほらなんていうかあまり気を利かせられるタイプじゃ」

卯月「言い訳すんなよ凛ちゃん！」ﾊﾞｼｨ

凛「！！い、痛いよ卯月！何も叩くことないじゃんか！」

島村「なんだ凛ちゃん随分反抗的な態度だな。自分のミスを棚に上げて逆ギレとかアイドルの風上にもおけないよ！」ﾊﾞｯｼｨﾝ！

凛「い、痛いよ卯月！やめてってば！」

卯月「何？凛ちゃん叩くのやめてほしいの？」

凛「えっ？…そりゃそうだよ！叩かれて嬉しがる人なんている訳ないじゃんか！」

卯月「ふーんそうなんだ…じゃあ私もう凛ちゃん叩くのやめるね。一生凛ちゃんの事は叩かないよ」

凛「えっ！？」

卯月「ん？どうしたのかな？凛ちゃん」

凛「……ぃて」

島村「何？声が小さいよ凛ちゃん。もっと大きな声で言わなきゃ聞こえないだろ」

凛「私の事を叩いて！私は…私は卯月に叩かれて感じる変態なの！卯月に叩かれないと生きていけない変態なの！だから叩いて下さい！お願いします卯月！」

卯月「なぁんだやっぱ叩かれたいんじゃあないか凛ちゃん。これがいいのか？ん？これが感じるのか？ん？」ﾊﾞｯｼｨﾊﾞｯｼｨ

凛「ﾝｨｲ！いいの！卯月に叩かれて私最高に気持ちいいのﾎｫ！！」

卯月「おいおい蒼さのカケラも感じられない表情してるな凛ちゃん！」ﾋﾞｯｼｼｨ!ﾊﾞｯｼｨ!

凛「ｲｲッ！もっと！もっと！！卯月！！！」

卯月「………」

凛「…卯月？何で叩くのやめるの？叩いて！ホラホラホラホラ」

卯月「なんか…ずるいな」

凛「えっ？」

卯月「なんか凛ちゃんばっか楽しそうで…叩いてる私はいうてそんな楽しくないし…」

凛「な、何言ってるのさ卯月、叩いてる時の卯月最高に輝いてたよ！」

卯月「そんな嘘の言葉聞きたくない！叩くなんて！叩くのなんて誰にだってできるもん！」

凛「卯月…」

卯月「私やっぱり叩くのやめる！」

凛「卯月！」ﾊﾞﾁｨﾝ!

卯月「な、何するのさ凛ちゃん！」

凛「どう卯月？痛い？でも私はもっと痛いんだよ？卯月に叩いてもらえなくなると思うとここがキューって締め付けられて破裂しそうになるんだよ！」

卯月「…ｲｲ」

凛ちゃん「卯月…？」

卯月「叩かれるのすごく気持ちいいです凛ちゃん！もっと！もっと叩いて下さい！凛ちゃん！！」

凛「だ、駄目だよ！叩かれるのは私の役目なんだから！卯月は私を叩いてくれないと！」

卯月「おい凛ちゃんばっか気持ちいい思いしてんのはずるいだろ！私の事ももっと叩けよ凛ちゃん！」

凛「な、何言ってんのさ！卯月は私を叩いてればいいんだよ！はやく叩いて！！」

卯月「凛ちゃんそんな自己中な考えじゃアイドルはやっていけないよ！叩くのは凛ちゃんで叩かれるのは私だ！そっちこそ早く叩いて！」

うづりん「んぐぐぐぐぐぐ」ﾂｶﾐｱｲｰ

凛(まずったな…まさか卯月まで叩かれる気持ちよさに目覚めてしまうなんて…このままじゃ叩いてもらえなくなっちゃう…なんとか…なんとかしないと)

卯月(凛ちゃんやっぱずるいです。こんな気持ちいい事を独り占めしてたなんて…でも凛ちゃんは叩かれ専だからそうそう叩いてくれなそうだし…どうしたら…)

honda「しまむー！しぶりん！おっはよー！！」

うづりん『これだ！！』

卯月「未央ちゃん！私を叩いて下さい！」

本田「え？」

しぶりん「なっ！卯月ずるい！未央！叩くのは私にしな！私を叩きなよ！」

本田「は？」

うづりん『ぐぐぐぐぐぐぐ…未央(ちゃん)はどっちを叩くの！？』

本田「いや…どっちも叩かないけど…」



おしまい

なんだこれ意味わかんねーわ